信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

バカはどうしたら治るか?

2016年06月19日 19時39分32秒 | Weblog




元気に、元気に活躍したこの2か月の日々に見返りが来た。
3年前に退職してからやたらと数か月おきに風邪(自分の場合は気管支炎)を引くようになり
厳しいお勤めの方がずっとストレスを抱え免疫力を失っていた筈…。

おかしい。

今年と昨年の日記を見返してみるとパターンがあることがわかった。
庭作業だ。
誰に注意されることもないため、前へ前とぐんぐん仕事に立ち向かう。
いい加減なずぼらであったら、こんな羽目にはなるまい。
あああいやだ、草が少しでも生えるのを許せず、歳とともにひどさが増してきたのだ。

ともあれ、昨年秋のほうき草、今年は春になりぺんぺん草、カモミール、除虫菊の大群をやっつけた。
昨年はこんな現象は見られなかったのに、いずれも自分で蒔いたタネなのか。

大体一気に毎日働き、やがて2か月も経つとがっくりとへこみ熱を出す。
20年間の勤務当時は熱を出すという病状とは縁がなかった。

まさか過去には戻れず、力の加減が出来ない自分を呪う。
熱は2日続き、折角のかやぶき倶楽部のコンサートへ行きたくても体中がいたくてやる気も出ない。

じっとリクライニングの椅子に張り付きマゴの洋服の刺繍をして完成した。
静かに、ゆっくりと時間は流れ病気を治すにはぴったりだ。

音楽を聴こうと、焦る気持ちを引き戻してくれるのは南こうせつの神田川、村下孝蔵の初恋、
バンバンのいちご白書をもう一度、河島栄五の酒と泪と男と女
など確かに夢中になっていた若い時の楽曲を次々に2時間以上も聞き平和な気持ちを取り戻した。

うるうるした。

そうそう、大切な良かったぁと言えることがあった。
退職後、健康診断の度に上昇してきた糖尿病の検査だが空腹時血糖も、HbA1Cもおやつか果物か、
飲酒か
。これだけ日頃動き回っているのにと不信だった。

一昨日、骨粗鬆症の受診の際お願いして採血してもらった。
特にHbA1Cはここ3か月間の生活ぶりを表わす数値だから、夜おいしく飲む白ワインに邪魔されたかもと
上昇していないことを願った。

医師は結果報告書を見ながらOKと言った。
空腹時血糖が99から81、HbA1Cは5.8から5.3に下がっていた。
嬉しい結果を知ってまた熱が上がった。
ダメだ、体が弱っている。

2か月間バカになって働いた自分へのつけだ。
広い庭は寿命を縮める。
まだまだ三途の川は渡りたくない。