信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

我が家にも避難者が

2011年04月21日 22時29分44秒 | Weblog
2日前の夜、ムスメからいきなり連絡があり、一時帰国することになった。
任国が情勢不安のため大使館が国外退去と決めて日本で待機となった。

留守中の電話に何度かJICAから連絡が入っており22日に日本に到着する旨の
内容で何だか緊迫した様子が伝わった。
アフリカでは3月頃から北アフリカに続き連鎖反応で次々にデモや暴動が
広がり、危うい状態だったがまさか西アフリカのムスメの任地まで及ぶとは予測していなかった。
ブログからデモで焼かれた街の様子を見て知っていたが、援助隊が勤務して丁度1年経ちさあこれからという時に、国外退去で戻らなければならないのはさぞ無念であろう。

とはいっても暴動が続く中では若い援助隊の隊員の命の保障も
優先されねばならないから慌しく荷物をまとめて帰ってくる事になった。

自宅待機は最低1ヶ月は続くようである。
今この記事を書いている最中、地震情報で揺れを感じている。
震源地は千葉県沖という。
日本列島いずこも危ない地盤の上に毎日のように地震があり、やっと咲き始めた桜の花に心が浮き立たないのは仕方がない。

日中日なたでは50度近い温度で焦げそうだといっていたムスメは、この信州の
朝夕まだ0度近くまで冷え込むところへ戻ってきて多分体がおかしくなる事であろう。