信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

麗しの山野草

2010年05月19日 21時56分43秒 | Weblog
3年前引越してきた時、庭のもみじの木の下は荒れたばさばさの土とびっしりと雑草が生えた土地だった。
そこを耕し、少しずつ、少しずつ山野草を植えていった。
半日陰で植物が育つには丁度良い場所であったかもしれない。

1年ごとに植えた桜草や九輪草、すずらん、羅生門かずら、イカリソウ、タツナミソウ、その他どんどん数は増え、もみじの木の下は花で埋まった。

雪が降って寒さで枯れてしまったに違いないと思っていても春が来るといつの間にか、芽を出し始める。





今年は新たに大家さんからタイリンエンレイソウという絶品を頂いた。
お店で売っているのを見ると2株で1,000円とかいう高級品で自分では高くて、買う気にはなれない。

これも環境になじんで、今朝花を開いた。
朝の光の下で輝くような美しさである。
上品で、周りから抜け出したような白い花は際立って美しい。

これから夏に向かうが、今が一番、山野草の綺麗な季節で、自分で1本1本植えて増やしてきた花たちは愛おしいものである。

将来ここから引越していく時に、この場所はどうしよう?根こそぎ土ごと持っていこうかしらなどと考えてしまう欲張りになってしまった。