信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

寒い日々が続く

2009年12月20日 01時23分21秒 | Weblog
今週は天気予報どおり、低温が続き毎日雪が舞っていた。
朝起きると、窓ガラスを通して外が白く、開けてみると雪が積もっている。
ぞっとしながら窓を閉め今日の行動を考えてみる。

暖冬と言われていたが、いよいよ寒くなってきたと覚悟を固める。
気温は夜寝る頃に洗面所の窓ガラスで確かめられる。
ガラス戸の氷り具合でどの程度温度が下がるか、朝の気温の程度がわかる。
結晶になっているとマイナス5度以下になっている。

3年前に移住してきた3月の中旬、寒波が来てマイナス15度の朝は、布団から顔を出してぴりぴり痛かった。
拭き掃除に使った雑巾が凍っていたし、廊下のペットボトルが凍っていた。

あれから3年経って、温暖化のため、少し冬も楽になってきたかなと思っていたが、
いやはやどうして、寒さを痛さに感じる。

休日になったが、部屋はストーブを各部屋つけて暖めだらだら掃除に明け暮れた。
犬達が恨めしそうに我々にくっついてうろうろしている。
洗濯物を干したら、直ぐにカチンカチンに凍ってしまったので慌てて家の中に入れ、部屋干しにした。
冬はもう外へは洗濯物を干すことが出来なくなった。


ようやく4時過ぎすっかり掃除が終わり、完全防備して犬達を外へ連れ出した。
マフラー、帽子、マスクは必需品であり、それらを着けると、不審者まがいの格好になる。
しかし外へ出ても寒いため誰も歩いていたりしないから、堂々と歩ける。
犬達はセーターを着て、寒くても外へ出られて幸せらしく、運動公園で走り回るが
それを見ている人間はポケットに手を突っ込み、寒くて足踏みをしながら、犬達に帰ろうよと声を掛ける。

  



1時間ほど歩き回り、すっかり体は冷えて、犬を家に放り込み、ムスメと一緒に最も近くの温泉に出かけた。
雪がチラつき、道路は凍り始め、温泉は空いていた。
ありがたい・・・・・。
ゆっくり体を温めていると、近くの温泉でこれまで遠くからやって来て、
又何時間もかけて家に帰らなくても良いのだと、とても幸せな気分になる。

昨年の夏、カナデイアンロッキーに行って、コロンビア大氷原というカナダ最大の
氷河を見たが、夏でもバスの外では見物に10分以上はいられなかった。
スケールが違うがあの氷河の上での寒さと同じようなものかもしれないと、ふっと思い出していた。