近代農業の信仰 2009-02-28 | Weblog 「優良種子の普及といっても、ただ生産量の高い種子だといって提供するだけでは、農民は使わないですよ。」 山中光二さんは、そう語る。山中さんは、「優良種子普及計画」に、チーフアドバイザーとしてJICAから派遣された農学博士である。なぜ農民が使ってくれないか。それは、単に農民が頑固で、優良といっても耳を傾けないからだけではなさそうだ。 「優良種子とされる品種は、実はいろいろな条件が満たされてこそ、その優 . . . 本文を読む