この頃、外国人が新たな視点から日本の文化や日本の歴史を語るという本が売れています。日本人が当たり前に思い疑問に思わないことや、ほとんどの日本人が忘れ去っていることを外国人ならでは着眼点から「日本論」を説いています。そうは言っても単に外国人ならではの切り口が新鮮なだけでは売れたりしません。その指摘や主張が的を得ていて説得力があるからこそ広く支持されているのだと思います。古くはラフカディオ・ハーン(小泉八雲)による多くの著作があり、ここ最近もケント-ギルバート氏の著作がベストセラーとなっています。
そんな中、「元イスラエル大使が語る神国日本」が発売されました。著者のエリ・コーヘン氏は居合5段とのこと。私は学生時代から居合道をやっているので著者と一脈相通ずるところがあります。
イスラエル文化と日本文化、一見共通点がなさそうなのに・・実は類似点が多くあるとのこと。そういえばよさこい節の歌詞「やーれん、そーらん、そーらん」もヘブライ語として聞くと「一人で喜び歌う」という意味であるというのは以前にも聞いたことがありますね。
元イスラエル大使が語る神国日本 NIPPON DO | |
藤田 裕行 | |
ハート出版 |
親学として、お薦めです。