旧沢内村のカタクリ

　陽光を浴びて
　(1)

　実は、この旧沢内村を訪れた最大の目的は、一面に咲くカタクリの花を見ることでした。
　現地に着くと殆ど咲いておらずにがっかりしましたが、それでも健気に咲いている株がありました。
　それが陽光を浴びている様は何とも言えずにいいものでした。

　撮影地：岩手県和賀郡西和賀町「旧沢内村」（共通）
　撮影機材：キャノンEOS7D　EF-S55-250㎜ F4.5-5.6IS（共通）
　撮影データ：ISO100　f/7.1AE（SS1/1000秒）　-1.0EV　250㎜（400㎜相当）
　撮影年月日：2010年5月2日（日）


　(2)

　ちらほらと咲いている状態では少し工夫をする必要がありますね。
　これは順光ですが、背景に残雪を頂いた山を持ってきてぼかしました。
　白く見えるのは残雪なんですよ。

　撮影データ：ISO100　f/7.1AE（SS1/1000秒）　-1.0EV　250㎜（400㎜相当・C-PLフィルター使用）


　(3)
　　　　　　　　　　
　２枚目ではよく分かりませんが、これならよくわかることと思います。
　望遠で撮っていますので距離感が圧縮されています。
　こういった撮り方は、過去に長野県の鹿島槍ヶ岳でやったことがあります。

　撮影データ：ISO100　f/16.0AE（SS1/200秒）　-1.0EV　200㎜（320㎜相当・C-PLフィルター使用）


　(4)

　ちらほらと咲いている場所の多くはたんぼの畦道でした。
　流れがあって、こんな感じで写しとめたのは初めてのことです。
　
　撮影データ：ISO100　f/11.0AE（SS1/125秒）　±0.0EV　250㎜（400㎜相当・C-PLフィルター使用）


　(5)

　バッケ（＝蕗の薹）と一緒に・・・

　撮影データ：ISO100　f/5.0AE（SS1/1600秒）　-0.7EV　123㎜（197㎜相当）


　(6)

　あまり咲いていなかったので撤収しようとして振り返ったら、崩れかけた茅葺の農家を見つけました。
　ならば一緒に絡めてみましょう。
　今は一面にカタクリが咲いているようですが、来年にでも再訪してみたいところですね。

　撮影データ：ISO100　f/9.0AE（SS1/400秒）　-0.3EV　250㎜（400㎜相当・C-PLフィルター使用）