山びこ山荘の「裁ちそば定食」
尾瀬の玄関口の一つである福島県檜枝岐村は温泉民宿が建ち並んでいます。
食事処を兼ねている民宿も何軒かあり、この「山びこ山荘」は「裁ちそば」が美味しいことで知られています。
「裁ちそば」とは南会津でも檜枝岐村だけに伝わる独特の蕎麦で、麺はそば粉十割である点は他とは大した変わりはありません。
特徴的なのはその切り方で、一般的な蕎麦は麺棒で薄く延ばした生地を折り畳んで切ります。
ところが、裁ちそばは薄く延ばした生地を何枚も重ねて切ります。
お店の方は、「薄く延ばした生地は折り畳めませんから・・・」、と話されていました。
これが「裁ちそば定食」で、裁ちそばの上にあるのは「はっとう」です。
「はっとう」とは、そば粉と餅粉を練り合わせた蕎麦餅のことです。
菱形の切り出して、えごまと砂糖をまぶして食します。
ほんのり甘くてもちもとした食感が特徴で、「はっとう」という呼び名は、“ご法度”からきています。
あまりの美味しさに、村人が食べることを禁止されたことからそのように呼ばれているそうです。
尾瀬の玄関口の一つである福島県檜枝岐村は温泉民宿が建ち並んでいます。
食事処を兼ねている民宿も何軒かあり、この「山びこ山荘」は「裁ちそば」が美味しいことで知られています。
「裁ちそば」とは南会津でも檜枝岐村だけに伝わる独特の蕎麦で、麺はそば粉十割である点は他とは大した変わりはありません。
特徴的なのはその切り方で、一般的な蕎麦は麺棒で薄く延ばした生地を折り畳んで切ります。
ところが、裁ちそばは薄く延ばした生地を何枚も重ねて切ります。
お店の方は、「薄く延ばした生地は折り畳めませんから・・・」、と話されていました。
これが「裁ちそば定食」で、裁ちそばの上にあるのは「はっとう」です。
「はっとう」とは、そば粉と餅粉を練り合わせた蕎麦餅のことです。
菱形の切り出して、えごまと砂糖をまぶして食します。
ほんのり甘くてもちもとした食感が特徴で、「はっとう」という呼び名は、“ご法度”からきています。
あまりの美味しさに、村人が食べることを禁止されたことからそのように呼ばれているそうです。