Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

小石川後楽園にて(Ⅱ)

2008年03月05日 | 季節の彩り
『福寿草見ぃつけ!』
(1)


小石川後楽園の梅林の足元には福寿草が咲いていました。
かなりの数の株は花期を終えようとしていました。
その中で、この株だけは遅く咲き始めたのか?これからが見頃といった感じでした。

撮影地:東京都文京区後楽「小石川後楽園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM(共通)
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/800秒) 0.0EV 190㎜(304㎜相当)
撮影年月日:2008年3月1日(土)



(2)


そうそう、ここには水仙も咲くんですよね・・・栄養失調気味ではありますが (^◇^;)
ちょっと欲張って、梅と水仙を絡めてみました。
いずれもトップライト気味の光線が当たって、とても綺麗でしたよ。

ここで粘っていたら、「あの鳥、随分と無防備に近づいて来るわね?」という声でハッとしました。
その鳥はどこかと探したら・・・

撮影データ:ISO200 f/3.5AE(SS1/1600秒) -0.7EV 75㎜(120㎜相当)


(3)


いました、いました♪
いっちにぃ、いっちにぃ!と行進でもしているかのような足取りで歩いていたではありませんか。
200㎜でこれだけ大きく撮れたのですからラッキーでしたね。

撮影データ:ISO200 f/3.5AE(SS1/1000秒) -1.0EV 200㎜(320㎜相当)


(4)


で、この鳥ちゃんの名前は???
うーむ、ぐぐってみたけれど、よくは分かりません。
誰か~・・・

撮影データ:ISO200 f/3.5AE(SS1/800秒) -1.0EV 200㎜(320㎜相当)


(5)


池には水鳥もたくさん来ていました。
これはキンクロハジロですが、これだけ大きく撮れたのも初めてかな?
2枚撮影したところで、急に遠くへと離れて行ってしまいました。

撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/320秒) -0.3EV 200㎜(320㎜相当)

爽快クルージング

2008年03月04日 | 船舶
『中央大橋を背後に・・・』
(1)


中央大橋を背景に水上バスが駆け抜けていきました。
天気も上々で、乗っている人たちも独特な爽快感を得たことでしょう。
うーん、やはり一度は乗ってみたいものです。

撮影地:東京都中央区佃「佃島近辺」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO(共通)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/250秒 f/8.0) 0.0EV 109㎜(174㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年2月16日(土)



(2)


これは別の水上バスですが、何とも気持ちのいい空が広がっています。
佃島の手前で二つに別れた隅田川ですが、殆どの船舶はこちら側を航行します。
永代橋から中央大橋、佃大橋の間を散歩していると、かなりの数の船を見ることができます。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/9.0) 0.0EV 28㎜(44㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


やはり「HIMIKO」も撮っておかないとねぇ。
佃島や月島界隈へ行ったら、必ず撮影している船です。
うーん、やはりこの「HIMIKO」に一番乗ってみたいかな?

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/250秒 f/10.0) 0.0EV 28㎜(44㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


さらに「HIMIKO」が近づいてきて、縦位置で捉えてみました。
横位置と縦位置とでは、C-PLフィルターのセッティングが違ってきます。
セッティングと構図を変えて、慌しく撮影した1枚です。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/7.1) 0.0EV 28㎜(44㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


最後は真上から見下ろすようにして撮ったカットです。
橋の反対側から入ってくる角度を確認してポジション取りをしています。
でも、ほんのちょっとだけずれちゃいましたね(笑)

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/160秒 f/8.0) 0.0EV 28㎜(44㎜相当・C-PLフィルター使用)

※今回の記事はコメント欄を閉じさせていただいています

平泉・達谷窟

2008年03月03日 | 史跡・名所
『坂上田村麻呂の伝説が残る史跡』
(1)


達谷窟のバス停前です。
達谷窟は「たっこくのいわや」と読み、平泉から厳美渓へ行く途中にあります。
この建物は直接関係はありませんが、枝垂桜が気になったもので・・・
春は見事な花を咲かせるんでしょうね。

撮影地:岩手県平泉「達谷窟」(共通)
撮影機材:キャノンEOS20D EF17~40mm F/4.0L USM(共通)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/320秒 f/13.0) 0.0EV 23㎜(37㎜相当)
撮影年月日:2005年12月25日



(2)


今から約1200年前のことです。
征夷大将軍坂上田村麻呂が討伐した蝦夷の酋長「悪呂王(あくろおう)」がこもったと伝えられる
洞窟がこの「達谷窟(たっこくのいわや)」です。
蝦夷平定後、毘沙門天を祭った『毘沙門堂』が建立されました。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/7.1) 0.0EV 17㎜(28㎜相当)


(3)


毘沙門堂の西側岩壁には大日如来が刻まれています。
胸から下が崩れて顔面と肩辺が残っているのが見えるでしょうか?
このような磨崖仏は日本でも何箇所かに現存していますが、ここが北限のものだとのことです。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/6.3) 0.0EV 40㎜(64㎜相当)


(4)


「姫待瀧」です。
落差は大したことはありませんが、悲しい伝説を秘めているとは想像がつきません。
冬でも多く落水しているのは、悲しみにくれた姫君の涙のせいでしょうか?

以下、寺伝よりの抜粋です。
「悪呂王等は京から攫ってきた姫君を窟上流の「籠姫」に閉じ込め、「櫻野」でしばしば花見を楽しんだ。
逃げようとする姫君を待ち伏せした瀧を人々は「姫待瀧」と呼び、再び逃げ出さぬよう姫君の黒髪を見せしめに切り、
その髪をかけた石を「鬘石」という。
姫待不動尊は智証大師が達谷西光寺の飛地境内である姫待瀧の本尊として祀ったものを、藤原基衡公が再建した。」

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/250秒 f/10.0) -1.0EV 40㎜(64㎜相当)


(5)


ここへ来る前に腹ごしらえをしておきました。
「お餅セット」だったかな?確か、税込みで1,000円だったと記憶しています。
胡桃とずんだ(枝豆)と餡子の三種類とコーヒーがセットになったものです。
他には口直しでしょうか、大根おろしと沢庵がついていました。

撮影データ:ISO400 プログラムAE(SS1/25秒 f/4.0) -0.7EV 17㎜(28㎜相当)

和光樹林公園のマンサク

2008年03月02日 | 
『春色に染まって・・・』
(1)


和光樹林公園のシナマンサクも満開となっていると思うと気が気ではありませんでした。
午前中はカーディーラーへ所用があって出かけていましたので、午後からの訪問となりました。
我が家から自転車を漕ぐこと10分、シナマンサクの黄色い花の色が目に飛び込んで来ました。

公園の入り口からは緩い坂とカーブがありますので、低い姿勢をとればこんな感じで撮れます。
本当はアイレベルで撮りたいところですが、日曜日の午後は人でごった返しています。
人が写らなかったのが不思議なくらいの条件でした。

撮影地:埼玉県和光市「和光樹林公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/250秒) 0.0EV 120㎜(192㎜相当)
撮影年月日:2008年3月2日(日)



(2)


今度は縦位置で構成してみました。
1枚目よりも後ろに下がって、焦点距離を長めにして撮影しています。
切り取り方でも印象が異なりますので、写真って本当に面白いですね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/9.0AE(SS1/250秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



(3)


えー、では、錦糸玉子のような花をアップで捉えてみましょう。
柔らかな表現にしたかったので、ソフトフォーカスレンズを使っています。
絞りはF4.0で撮影していますから、ソフト目盛が2でも比較的抑え気味の描写となりました。

撮影機材:キャノンEOS40D SFEF135mm F/2.8
撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/100秒) 0.0EV 135㎜(216㎜相当・ソフト目盛2)



(4)


折角きれいな青空が広がっていましたので、ここは広角でどどーんと見上げてみました。
ただ見上げるだけではツマラナイので、レンズの最短撮影距離(24cm)まで寄っています。
広角で撮る場合、このようにメインの被写体にぐぐっと寄るのがいいですね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF-S10~22mm F/3.5~4.5 USM
撮影データ:ISO100 f/16.0AE(SS1/60秒) +0.3EV 10㎜(16㎜相当)



(5)


1枚目と構図はやや被りますが、とにかくマンサクで画面を埋め尽くしたいと思いました。
アップで撮ってもいいのですが、ここは左奥と右奥にもマンサクの黄色を入れたかったんです。
かなりの数の人が来ていましたが、一瞬の間隙をついてレリーズボタンを押しました。

この和光樹林公園のマンサクは若木ですが、けっこう見ごたえがありますよ。
今日数えてみたら、オレンジ色のニシキマンサクが2本と黄色いシナマンサクが20本ありました。
公園のメインストリートに植えられていますので、本格的に撮るなら早い時間帯がオススメです。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/200秒) +0.3EV 200㎜(320㎜相当)

小石川後楽園にて(Ⅰ)

2008年03月01日 | 季節の彩り
『春爛漫』
(1)


土曜日は仕事でしたが、午後1時半過ぎには会社を後にすることが出来ました。
新宿御苑という選択肢もありましたが、この時期は梅の花を狙いたいところです。
小石川後楽園の梅が見頃だと聞いていましたので、迷うことなく向かうことにしました。

暫くは園内を歩き回って、枝振りの良い梅を探していた時のことです。
この眺めを見て閃きました・・・「今日はこの構図に拘ろう!」と。
撮影ポジションから奥の梅まで、何と通路が三本もあります。
人を入れないで撮影するには相当の我慢(←苦手)が必要でした。

撮影地:東京都文京区後楽「小石川後楽園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM(共通)
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/640秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)
撮影年月日:2008年3月1日(土)



(2)


梅ノ木は枝が複雑に伸びているものですから、何とかスッキリとした絵を得たいと思いました。
背景が抜けていて、ちょうど逆光状態になっている木を見つけました。
まずは縦位置でおさえておくことにしましょう。

撮影データ:ISO200 f/3.5AE(SS1/800秒) 0.0EV 175㎜(280㎜相当)


(3)


2枚目と同じポジションで、横位置にして少し広めに撮影してみました。
画面中央がスカっと抜けて、ちょっと面白い構図になったのではないかと思います。
絞りは開放よりも一段絞ってF4.0を選んでいます・・・まぁ、おまじないのようなものですね。

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/1000秒) -0.7EV 108㎜(173㎜相当)


(4)


開ききる前の花をクローズアップしてみました。
この時は梅の花を狙うというよりも、むしろ桜の花をどこかで意識していたようです。
桜が咲く時期まで、あと3週間ほどの辛抱でしょうか?

撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/500秒) -1.3EV 93㎜(149㎜相当・中間リング使用)


(5)


やっと枝振りが良い梅の木を見つけました。
本音を言えば、もう少し下まで入れたかったところです。
でも、人の波が後から後から押し寄せる状態でしたから無理な相談でしたね。
やはり庭園での撮影には、何かと制約がつきものとなります。
制約と言えば、小石川後楽園は三脚の使用は禁止となっているんですよ。

撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/250秒) 0.0EV 120㎜(192㎜相当)