Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

新宿御苑の桜(Ⅰ)

2008年03月31日 | 
『陽光を浴びて』
(1)


東京ではソメイヨシノが満開となり、早いところではもう散り始めています。
これは一週間ほど前の新宿御苑で、ソメイヨシノには早かったものの、カンザクラやヒガンザクラが咲き誇っていました。
比較的静かな千駄ヶ谷門から入れば桜園地はすぐ傍です。

皆さん、思い思いの場所に陣取って桜を撮影していました。
全体を写すのは難しいので、まずはアップから・・・
陽光を浴びて輝くように咲いている花が印象的でした。

撮影地:東京都新宿区「新宿御苑」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO100 f/7.1AE(SS1/200秒) -1.0EV 200㎜(320㎜相当)
撮影年月日:2008年3月23日(日)



(2)


新宿御苑では桜の木の根本に名札があるものも多く、これもその一つでした。
「陽光」と書かれていましたが、私は初めて聞く種類の桜でした。
桜はバラ科の植物だけに、名前は特定しづらいものがありますね。

でも、まぁ、撮影する分にはどうでもいいことかもしれません。
微妙な陰影が殊の外綺麗でしたから・・・私にはそれだけで十分です。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO100 f/2.8AE(SS1/1600秒) -0.3EV 200㎜(320㎜相当)



(3)


この日は実に気持ちの良い青空が広がっていました。
思い切り青空を入れて撮影してみたいものです。
せっかく超広角ズームを持って来ましたから、10㎜で捉えてみることにしましょう。

撮影機材:キャノンEOS40D EF-S10~22mm F/3.5~4.5 USM
撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS1/200秒) 0.0EV 10㎜(16㎜相当)



(4)


これは3枚目を撮影した位置よりもメインの桜に近寄って縦位置にして捉えたカットです。
単に同じ場所から撮ったのでは意図が曖昧になってしまうと思ったんですね。
イナバウアー状態で撮っていますから、首と腰がイ・タ・イ・・・(笑)

撮影機材:キャノンEOS40D EF-S10~22mm F/3.5~4.5 USM
撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS1/200秒) 0.0EV 10㎜(16㎜相当)



(5)


ピンクの花ばかりでは飽きが来てしまいますから、白い花もおさえておきましょう。
半逆光状態でしたが、綺麗に青空が描写できたと思います。
絞りもあまり開けずに、ある程度背後の桜の花も形が分かる程度にしてあります。
大きくぼかすほうがいい時もあれば、このような捉え方をするのもいいこともあると思います。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS1/320秒) 0.0EV 140㎜(224㎜相当)



(6)


ピンク、白、ピンクろ続く桜の花を重ねて撮影したカットです。ここでは真ん中の白い花にピントを合わせることにしました。
前後の花同士の間隔が離れていますので、思ったよりは大きくぼけません。
絞り開放でもこの程度の描写となります。

今度キャノンから発売される200㎜F2.0だとどんな描写になるんでしょうか?
まぁ、高すぎて手に入れることは不可能に近いんですが・・・でも、欲しい!!

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO100 f/2.8AE(SS1/1600秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)


(7)


一枚くらいは地面まで入れて、さらに奥行きが感じられるカットを撮りたいと粘りました。
盛大に桜の花が咲いている枝では無理ですが、ここならば可能かな?と・・・
一瞬のことでしたが、何とかチャンスが巡ってきました。
手持ちで重いレンズをつけて構え続けるのは辛いものがあります。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO100 f/3.5AE(SS1/400秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)