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『「慰安婦」は みな合意契約をしていた』を読んで !! (読書感想 その2)

2022-04-14 17:52:30 | つぶやき

昨年の今頃は この論文を巡って 日本・アメリカ そして 韓国で
 大騒ぎになったことは 記憶に新しい。
 それから1年経ちました。
 が、 当時のラムザイヤー教授の身辺にどれだけ 日本を貶めようとする
 団体の 嫌がらせや 恫喝等の 動きがあっったかーーーー

 そんな動きに 教授が どれほど精神的に追い詰められていたかが
 早稲田大学 有馬教授の 翻訳本で 明からかになります。

 ラムザイヤー教授の論文の「完全訳」も 最後に 掲載されています。
  読まれる値打ちがあると思います。 是非とも読まれることを
  おすすめします。

 今日は、その翻訳本の巻頭にラムザイヤー教授の言葉が
  掲載されていますので その全文を そのまま 下記に 載せます。

  ラムザイヤー教授は 「日本の読者へ」と語りかけています。

  『 異常な1年でした。
    僕は普通の大学教授です。読者が読んでくれる本や論文を書く
   教授ではなく、誰も読まないものを 何回も何回も書く、
    標準的な教授です。 数人の読者が読んでくれた論文を書いたこと
   タマにはありましたが、少数の論文です。
    今年(2021年)の1月から3月の出来事は、これまでの人生で
   経験したことのない異常なことばかりでした。

    去年の10月に8ページ(英語の原文では )ばかりの簡単な
   論文を投稿しましたが、他の論文と同じく人目を引くことは
   ありませんでした。一時期がっかりしましたが、慣れていること
   ですので、特に驚きもせず、次の論文に取り掛かりました。
    ところが、2月1日に、前に述べた論文が韓国のメディアの
   目に触れ、大騒ぎになりました。政治的派閥の中には、論文を
   韓国に対する侮辱だとして取扱った者もいたし、韓国系アメリカ人
   の中にも、母国に対する侮辱であるとして攻撃してきた者が
   いました。
    謝れ 、とメールで言ってきた人もいたし、出版を撤回しろと
   雑誌の編集者に要求し、ラムザイヤーを首にすべきだと
   ハーバード大学の学長に要求した者もいました。
    韓国系の人だけではなく、日本史や日本文学の米国人専門家も
   謝れとか、撤回しろと言いだしてきた、メチャクチャな「学会
   春闘」としか思えなかった2カ月間でした。

  1930年代の話になりますが、当時の日本は、国内の公娼制度を
   戦地へ拡大しようとしていました。戦地の売春関連の仕事は、
  国内の仕事より確かに危ないものでしたが、収入もそれだけ高く、
   その収入を当てにして、年季を大体2年間とした契約を通して、
  慰安所の職を求める貧しい本土出身と朝鮮半島出身の女性がいました。
  当時のあらゆる文書もこのような事実を示しています。

  終戦 から40年ほどたって、吉田清治という人物が、『私の戦争犯罪』
  と題する1冊の本を書き、朝鮮半島へ軍人と一緒に慰安婦狩りに行ったと  
  発表しました。その後、韓国の年配の数人の女性も同じく、
  日本軍に強制的に慰安所まで連行された、と言い出し、日本政府に
  損害賠償を請求しはじめました。
   以前、お金を儲けるために慰安所で働いていた言っていた女性も
  売春したくなかったけれど親の圧力があまりにも強かったから
  慰安婦になったと言っていた女性も 日本軍に強制的に連行された
   と言い始めました。
 このような、強制的に売春させられたと証言し、日本政府を訴えた女性の
 多くは、極端に不正直な政治家が運営する老人ホームに住んでいた
  者たちでした。
 もちろん日本軍は、強制的に売春婦を集める必要もなければ、また
  集める暇もなかった。
 また、吉田自身も自分の本に書いたことが捏造であったこと
  を認めたし、当時の公文書も慰安婦狩りの痕跡をしめすものは、
 全くありませんでした。
  こういったことから、朝鮮半島で慰安婦の強制連行などなかったことが
 わかります。
  しかし、学者の間の論争では、事実が明らかであるほど、攻撃が
 猛烈になるということがあります。。
  まさに、これが 私に起こったことだと思います。
 日本人の読者の方々は、くれぐれもこのような話に騙されないで
  ください。』

 と、ラムザイヤー教授は 述べています。
  私も、この慰安婦の強制連行に関しての 本はたくさん読みましたが、
 翻訳ではありますが、論文というモノを初めて 読むことが出来ました。

  次回から、どのような 嫌がらせや、 論文が曲解されているかを
 有馬哲夫氏が 述べていますので 書いていきます。 再認識するためにも 勉強になりました。
 
 今日はこの辺で終わります。 次回に続きを書きます。

 ウクライナ戦争では、益々 ロシアの ハイブリッド戦争が
  熱を帯びてきています。
 日本も、のんびりと構えているわけにはいかないでしょうーー
  政治家の方々の 舵取りを しっかりと 監視していく必要も
 あるかとも思います。

     ※ 一口メモ ※
       < 名 言 >
  『 世間に存在する悪は、大半は無知に 由来するもので、
     明識が無ければ、善い意志も悪意と同じほどの
      多くの被害を与えることもありうる。 』
      ( アルべエール・カミュ 「ペスト」)

  さてーーー―――閑題ーーーです。
 次の一文字漢字を「訓読み」で読んでください。
   ① 罅 ② 靨 ③ 薇 ➃ 蕨 ⑤ 眇
   ⑥ 験 ⑦ 帙 ⑧ 粽 ⑨ 鶫 ⑩ 熟
以上です。
 次は、一昨日の漢字の読み方です。
① 腥いーなまぐさい ② 煩いーうるさい ③ 夥しいーおびただしい
➃ 埜しいーいやしい ⑤ 酷いーむごい・ひどい 
⑥ 鈍いーにぶい・のろい ⑦ 馨しいーかぐわしい
⑧ 小喧しいーこやかましい
以上でした。
ではまた!!


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