Zapf 2004-2011

2000年代の暮らし。自転車・ゴルフ・Yセツ・城・リコーダー....
今に続くいろんなことが芽吹いた季節

重松清「流星ワゴン」

2005年03月15日 | book
4062111101.09.MZZZZZZZ

人生の大事なあの時、あの場所に戻れたら、やりなおすことはできるのだろうか。
家庭崩壊の上にリストラ、もう死んでもいいやと考えている主人公の前に止まる一台のワゴン。その車には初めての親子ドライブの途中で事故死した親子の成仏できない幽霊が。

家庭崩壊後、人生をリセットして運だけでたまたまうまく行ってしまった私には「やりなおす」とか「まだ希望がある」という発想そのものが縁遠いというのが正直なところだが、それはそれとして小説としては相変わらず上手で面白かった。こういうファンタジーなら守備範囲なのよ。
今回、重松のライバルは山田太一?


4 コメント

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やりなおしたい事は色々あるけど、年齢をさかのぼ... (ぼ妻)
2005-03-16 11:58:53
やりなおしたい事は色々あるけど、年齢をさかのぼってもう一度若者になるのは嫌(笑)。
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若返って人生やりなおしたい。あの日に帰りたいっ... ()
2005-03-16 13:04:33
若返って人生やりなおしたい。あの日に帰りたいってのは、人類にとってわりかし普遍的な願望のようだけど、私もまっぴらごめんですね。

てゆうか、奥さん(もしくは夫)が「人生やりなおしたい」とか心の中で思ってたらけっこう悲しいですよね。
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口に出されるのは、もっと悲しいかもしれない ()
2005-03-16 13:12:03
口に出されるのは、もっと悲しいかもしれない

# 心の中で思っているのなら、一生そうしておいていただきたい
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相手はともかく、 ()
2005-03-16 13:34:46
相手はともかく、
自分はどう思ってるのかな(笑)
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