妻が宝箱探しに燃えてて俺にドラクエやらせてくれない。ぐすん。
ええと、「金魚屋古書店」。昨日渋谷で読むものなくなって、本屋でジャケ買い。(ってマンガでも言うか)
「まんがばかのための漫画」と帯に書いてある。古今のマンガ作品そのものがマンガの題材になっている。一話完結のいわゆる「ハートフルマンガ」。今調べたところによると、かつて少年画報社で細々と連載されていたのが、小学館に引っ越して、既刊まで一緒に再発されたとのこと。
題材となるマンガがあらゆる出版社の壁を越えて、自由にかつ縦断的に選ばれているところはちょっとすごいですね。1巻の題材となっているのは、Dr.スランプ/百日紅/もーれつア太郎/ビリーパック/BLUEBERRY/千津美と藤臣君シリーズ/白木蓮抄 と言ったところ。私がわかるのは4つだけですが、まあ知らなくてもそれほど差し支えはなし。ちなみに「百日紅」は、私が最も大切にしている作品のひとつ。
マンガへの深い愛情や愛着が感じられて悪くないのですが、古書店の地下に秘密基地のような巨大な倉庫があったり、主人公が大出版社の社長の娘だったり、アメリカ帰りの変な脇役とか、基本設定にちょっと行き過ぎのところがあって、逆に言いたいことが伝わりにくくなってるのが惜しいか。それとマンガという文化を、過度に持ち上げるだけでなく、「大半はクズなんだけど、中には素晴らしいものもある」という事実を認める姿勢も必要かな。
今日、携帯電話を持ってくるのを忘れました。
中尊寺ゆつこさんが亡くなられましたね。42歳は早すぎますね。合掌…
びっくり。そして残念。
けっこう好きでした。
ご冥福を祈ります。
あのころの俺って「毎週SPAを買って読むサラリーマン」だったんだ。
あれから15年。今頃ゴルフはじめてます・・・・