Zapf 2004-2011

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今に続くいろんなことが芽吹いた季節

大化改新 隠された真相

2007年03月27日 | TV

NHKスペシャル「大化改新 隠された真相」
~飛鳥発掘調査報告~


 
聖徳太子の死後,蘇我氏が勢力を強め,太子の子の山背大兄王とその一族をほろぼすなど,天皇家をしのぐほどの力をもつようになった。中大兄皇子(のちの天智天皇*)や中臣鎌足*らは,中国(隋や唐)で政治や文化を学んで帰国した留学生とともに,天皇を中心とする中央集権国家の建設をめざし,645(大化1)年に蘇我(そが)氏をたおし,政治の改革に着手した。

というのが従来の教科書の記述なんですが、いろいろ掘って調べてみると、どうもそれはちゃうんちゃう?という疑問が出てくる。

調べてみると蘇我入鹿の方が広い見地を持つ合理的な改革の人で、クーデターはいわゆる抵抗勢力の利害に絡んだもので、結果的に改革はその後20年近く停滞したのではないかと。そういう話。

CGも凝っていてすごく面白かった。
従来の定説を覆すような研究はウケがいいので話題になるのだけど、実際のところ大昔のことですからね。どっちの説も推察に過ぎないのは同じなので、真実は!とかそういうことは考えないほうがいいんでしょう。

でもまあ、日本書紀とかそういうものは「その時代のニーズ合わせた虚構」ですからね。その中から真偽を判別していくのはなかなか骨の折れることです。(しかもどんだけがんばっても答え合わせできないし)




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