Zapf 2004-2011

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今に続くいろんなことが芽吹いた季節

トロイ

2005年01月24日 | movie
troy

低予算娯楽映画が続いたので、久しぶりにドカーンとしたセットやら大量のエキストラが出てくるやつを見たくなりました。

期待通りの壮大な映画でお腹いっぱい。和平交渉を結んだ国へ行って、人の奥さんをかっぱらってきて、それが原因でどえらい戦争になるという無茶な話ですが、それが史実とされているのなら仕方ない。まあ、見ごたえたっぷりで面白かったです。160分は長すぎるとは感じない。

ところで、「トロイ戦争」は本当に「史実」なのか、それとも「神話」なのか。恥を晒すようですが、まずその辺りからよくわかってない私たち夫婦。Amazonでは「紀元前のギリシャで起こったとされるトロイ戦争」と書いてあるが、「ギリシャ神話」として人間と神々がごちゃまぜに書いてある記事も多い。
http://www.ffortune.net/symbol/sinwa/
ちなみに、上記のサイトで辿っていくと、『一方一時の気の迷いでパリスに付いて来たものの何とか逃げ出して夫のもとに帰りたいと思っていたヘレネは』などという記述もある。映画の純愛路線とはえらい違いですね。
http://www.ffortune.net/symbol/greek/kaze/greek07.htm


5 コメント

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>>アキレスの部下役の人が良かったかも。 ()
2005-01-24 12:45:19
>>アキレスの部下役の人が良かったかも。

ああ、あのブルーアイズの人ね。

相変わらず「忠実な大型犬」タイプに弱いですね。
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そうか、無事だったか。良かった良かった。 (ぼ妻)
2005-01-24 12:22:11
そうか、無事だったか。良かった良かった。
オーランド・ブルームはけっこうお気に入りだったので、楽しみに見たんだけど、役としては「しょうがねぇ兄ちゃん」でしたね。っていうか、誰一人として、本当にかっこいい役というのはなかったな...お兄さんの方のヘクトス(だっけ?)も、思考方向がマイナーだし、アキレスは結局筋肉バカみたいだったし...。アキレスの部下役の人が良かったかも。
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>ぼ妻 ()
2005-01-24 11:28:09
>ぼ妻

隠し通路から逃げ出したトロイの生き残りについて。

「…ところで、トロヤ戦争には後日談がある。ギリシア軍の暴虐なふるまいに天罰が下り、その後ギリシアの英雄たちはろくな死に方をしなかった。一方、トロヤの生き残りであるアイネアスの一行は7年間の放浪の末、イタリアにたどり着く。その子孫であるロムルスとレムスという双子の兄弟があのローマを築いたのだと、伝説は語っている。」

という記述を見つけました。無事だったようです。
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なーるほど。 ()
2005-01-24 11:18:24
なーるほど。
シュリーマンというキーワードで調べてだいぶ理解しました。

民話伝承の類も、あなどってはいけないということですね。シュリーマンの発掘の話も子供用の伝記かなんかで読んでいたかも知れません。知識が身についてない。

映画の木馬がすごく大きくて、なかなかグッドデザインでした。CGもすごいし、けっこうお奨めできる映画かもしれない。興行成績は知らないけど。


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トロイというか、ホメロスによる「イーリアス」に... ()
2005-01-24 10:17:49
トロイというか、ホメロスによる「イーリアス」については、伝説というか神話というか、作り話というか、まぁ明らかなフィクションだというのが19世紀くらいまでの一般的な解釈だったのを、「真実だ」と信じてシュリーマンが掘っていったら、本当に見つけちゃった(彼の見つけたのは、話の舞台のトロイよりも新しい層だったそうですけど)。

ということで、まるっきりのフィクションではない、ということになってます。

でもまぁホメロスが書いた時代(この時点で紀元前)にはもう「伝説」状態だったらしいので、詳細はどこまで史実を反映しているのかわからないですけどね。
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