Zapf 2004-2011

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今に続くいろんなことが芽吹いた季節

Variax Acco.その後

2004年11月09日 | Diary
渋谷のKEY楽器でようやく現物とご対面。感想は会社に戻ってから。
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こっから会社。

買ってない買ってない。
結論から言うと、最初に知った時と同じ。これ買うんだったら、その分の予算を次に買うアコギに上乗せして使うべし。

形や持った感じは、Gibsonのチェット・アトキンスと同じ。ソリッドらしくけっこう重たいです。ネックは細くて薄い。これはもう完全にエレキギターのネックです。このことからも、この楽器がアコ好きのフォーク親父が対象でないことははっきりしてます。
弦は、フォークのスチール弦が貼ってありました。エレキより太い弦で、弦と弦の感覚が狭いので決して引きやすくはないです。

で、肝心の出音なんですが、まずセッティングがギター⇒DI⇒マーシャルのアンプという形で繋がれてしまったので、ちょっとこちらの想定してたような楽器そのものからラインでMTRもしくはミキサーに突っ込んだ音とはだいぶ違うと思います。マーシャルのトーンコントロールで相当雰囲気が変わっているような。店員に「これ、トーン・パスで出せますか」と聞いたら「クリーンにしてますからこれでほとんどパスです」と言われたけど、やっぱちゃうやろー。

一言で言うとエレキギターの音をマルチ・エフェクターでアコースティックにしたような感じ。ちょっとギャリンギャリンです。ただ、LINE6の研究者がこんな音のために発売したとは思えないので、こちらが想定する正しい繋ぎ方(フォンで出してアコギ用のエフェクト経由でアコギ用のアンプかラインへ)というのを試してみないと楽器そのものへの評価はできないと思いますが。

音色の切替、変則チューニングへの切替、デジタル・カポなどの操作性はまあまあで、人前でやる時のネタとしては十分魅力があると思います。D-28と同じ音が出るわけないと理解した上で、もう少し期待を持って次のチャンスを待ちたいと思います。やっぱエレキのフロアではなくアコギのフロアで見たかったかな。

ということで、14万円がまんしたからな。この浮いた分はツケにしておく>妻



3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
会社に現物を持ち帰って、ってこと? ()
2004-11-09 15:08:45
会社に現物を持ち帰って、ってこと?

そんなわけないか
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ちなみに店員が言うには「お客様くらいの年代の方... ()
2004-11-09 16:35:30
ちなみに店員が言うには「お客様くらいの年代の方がよく見にいらっしゃる」だそうです。

いいアイデアなんだけど、微妙なところで販売戦略が間違ってると思うんだよなあ>LINE6
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そうそう。ギターマガジン12月号の付録CDにこの楽... ()
2004-11-09 16:37:49
そうそう。ギターマガジン12月号の付録CDにこの楽器のテスト演奏が収録されているそうです。そっちに期待大ですね。
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