がんに克つ

父のがんを治すためにがんを研究しました。がんは意外と簡単に治ることを知ってもらえたら、亡き父も喜んでくれると思います。

恐怖心について

2011-05-21 13:35:29 | 健康・病気

以前ご紹介した『阿保徹の免疫力を高める食べ方』(阿保徹:著、中経出版:2009年刊)という本には、「がんを治す4か条」の4番目に、「恐怖から逃れること」と書かれています。

阿保さんの説によると、「低体温・低酸素状態」の環境下で細胞が生き延びるために適応した結果、がんが生まれたそうですが、恐怖心があると、これがストレスとなって状況をさらに悪化させてしまうそうです。

恐怖というのは、突き詰めれば「死」とどう向き合うかということでもあり、死後の世界が実在するかどうかという問題でもあります。

死後の世界については、私自身、本当のことは死んでみなければ分からないと思っています。

ただ、死後の世界を頭から否定して、死んでから途方に暮れるよりも、死ぬ前に予備知識を仕入れておく方が賢明だと思いますので、お薦めの本をご紹介します。

死後の世界について書かれた本は数多くありますが、最も有名なのはスウェデンボルグの著作物だと思います。

スウェデンボルグは、死者と会話したり、天国や地獄に自由に行き来することができたそうで、自身の体験を元に膨大な著作物を残しています。

日本語訳も数多く出版されているので、一度読んでみてはいかがでしょうか?

日本でも、死後の世界に関する本がいろいろと出版されていますが、高い次元の霊界を知る資料となるのが、作家の芹沢光治良(せりざわ こうじろう)さんの晩年の著作(『神の微笑』から『天の調べ』まで)です。

芹沢光治良さんは、1896年生まれ、東京帝国大学卒で、在学中に高等文官試験に合格した秀才です。

大学卒業後は農商務省に入り、その後、経済学を勉強するためフランスに留学しますが、そこで結核を患ってスイスで療養し、帰国後作家に転身します。

そして数々の作品を発表し、1957年にはノーベル文学賞候補に挙げられ、1969年にはノーベル文学賞推薦委員に選ばれています。

また、1965年から1974年までは日本ペンクラブの会長を務め、晩年まで創作活動を行ない、1996年に亡くなられましたが、晩年には庭の木と話をしたり、霊界に行ったりすることができるようになったそうです。

死後の世界というと、何か怖いものを連想する方もいると思いますが、芹沢光治良さんの本に出てくる霊界は穏やかで気品があり、一連の作品は「恐怖から逃れる」ための手助けになると思います。

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