医療行為が原因で発症する病気を「医原病」といいます。
医学や薬学、科学技術が進歩しているにもかかわらず、医療行為によって毎年数多くの人が亡くなっているそうで、1994年の推計によると、アメリカ国内で約25万人が医原病で死亡したそうです。
過去には、医者のストライキによって死亡率が半減した国もあるそうで、医者は救急医療だけに専念すべきだと主張する人もいるようです。(ご興味のある方は「医者が患者をだますとき」で検索してみて下さい)
また、以前ご紹介した船瀬俊介さんは、がんで死ぬ人の約8割が、抗がん剤などの医療行為によって殺されていると主張しています。
これには、そんな馬鹿なと思われる方も多いと思いますが、梨元勝さんのケースを見るとあながち嘘ではなさそうです。(梨元勝さんのツイッターは現在でも閲覧可能です)
梨元勝さんは、芸能リポーターとして有名ですが、2010年の4月下旬に空咳が止まらなくなり、一時は肺炎と診断されますが、6月5日に肺がんだと告げられたそうです。
梨元さんは、6月14日から抗がん剤の点滴を開始しますが、18日から全身のかゆみ、関節痛、だるさ、食欲不振を訴え、19日には味覚がなくなり、口内炎発症、24日には痔の激痛と筋肉痛、28日には脱毛が始まります。
7月12日から2回目の抗がん剤治療を開始しますが、27日には、夜中に胸が苦しくなって咳が止まらまくなり、28日には、20メートルぐらいしか歩けない状態となっています。
なお、7月20日と26日には、肺の曇りが少なくなったと診断されています。
その後、8月13日と15日には、ツイッターの更新ができないほど体調が悪くなります。
そして、8月17日から錠剤の抗がん剤治療を開始しますが、21日に65歳で亡くなられました。
報道では、死因は肺がんでしたが、ツイッターを見る限り、抗がん剤による中毒死であり、梨元さんのケースも医原病と考えられます。
私の父も、がんの全身転移が発覚してから、タルセバという、錠剤タイプの抗がん剤(分子標的薬)を服用しましたが、顎骨壊死の副作用があるとのことで、その予防のためと称して歯を9本抜かれたあげく、結局副作用が強くて本人の判断で服用を中止しました。
もし、頑張って服用を続けていたら、もっと早く死んでいたのではないでしょうか?
がんを誰かに治してもらう場合は、細心の注意が必要なようです。