がんに克つ

父のがんを治すためにがんを研究しました。がんは意外と簡単に治ることを知ってもらえたら、亡き父も喜んでくれると思います。

太陽光線治療器

2016-06-27 07:41:53 | 健康・病気

以前、本ブログの「日光浴と空気浴」という記事で、日光の偉大な力についてお伝えしましたが、大正時代に、この太陽光線の効能を再現する装置を開発し、がんをはじめとする様々な病気を治療していた人がいたのでご紹介しましょう。

『霊妙なる太陽の力』(澤田暁夢:著、太陽光線学会:1926年刊)という本によると、著者の澤田暁夢氏は、太陽光線を研究する過程で、太陽光に含まれる眼に見えない光線が、様々な病気を全治させることを発見し、この効能を再現する光線治療器を開発したのだそうです。

この本には、この光線治療器について、「殊に古來不治の難症とせられてゐる、癌の如きは最も短時日の間に之を快癒せしむる力を有して居る。」と書かれていて、がんには特に効果があったようです。

この太陽光線治療器の効果に驚いて、この装置の普及に尽力したのが黒田保次郎氏です。

『ガン征服の新路線』(黒田保次郎:著、光線研究所:1964年刊)という本によると、黒田氏は、東京帝国大学の名医も見放した末期の胃がん患者が、この光線療法だけで完治するのを目の当たりにします。

そこで、黒田氏はこの光線治療器を購入して、昭和7年に東京市日本橋に光線治療所を開設し、当初は競走馬の治療なども行ないながら地道に活動を続けたところ、昭和9年の後半には繁盛するようになります。

そして、昭和11年には皇族の方々からも治療を依頼されるようになり、昭和14年には陸軍で採用されるなど、この治療法の安全性と効能が国家からも認められるようになったそうです。

この光線治療器は現在も購入可能で、商品名は「コウケントー」です。

この装置を設置している治療院は全国にあるようですし、東京都新宿区大久保にある一般財団法人光線研究所では、本格的な治療も受けられるようなので、ご興味のある方は試してみるといいかもしれませんね。

また、黒田光線株式会社からは、「ニッコーライト」という、似たような光線治療器が発売されています。良かったら参考にしてください。

なお、こういった治療法を過信するのは禁物です。初めてこのブログをご覧の方は、本ブログの「癌はこれで治る」も合わせてご覧いただき、生活習慣全般を見直すことも忘れないようにしていただきたいと思います。

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