がんに克つ

父のがんを治すためにがんを研究しました。がんは意外と簡単に治ることを知ってもらえたら、亡き父も喜んでくれると思います。

死後の世界

2011-05-22 13:00:29 | 健康・病気

よく、死んだら天国に行くとか地獄に落ちるとか言いますが、スウェデンボルグによると、霊界はいくつもの階層に分かれているようです。

ただし、閻魔大王や鬼たちがいるような、我々がイメージする地獄(生前に罪を犯した人に罰を与える場所)は実際には存在しないようです。

霊界では、似たような考えを持つ人たちが集団をつくるそうで、悪人は悪人のところに集まるため、そういう場所は地獄のような様相を呈するそうです。

しかも、そこにいる人たちは次第に怪物のような姿に変わっていくそうで、そういう場所は地獄ではなく魔界とよぶべきかもしれません。

逆に、善人は善人のところに集まるため、そういう場所は天国のように明るく楽しい雰囲気に包まれているそうです。

前回ご紹介した芹沢光治良さんの晩年の作品の一つである『人間の意志』という本には、著者が亡くなった親友に会いに霊界を訪れる場面が出てくるので、少しご紹介しましょう。

著者が「実相の世界」とよぶ霊界は、地球の大気圏のなかにあり、白い高層建築物が建ち並ぶ都会で、静かな美しい音楽が流れているそうです。

そこには、死んだ人が最初に通る検問所があり、そこに天使たち(検問使)がいて、悪人がそこを通過しようとすると、生前にやった悪事について責め立てられるそうです。

著者の親友は、生前は神仏も死後の世界も信じていなかったそうですが、無事に霊界に行くことができたそうです。

ただ、生前はヘビースモーカーだったため、タバコの毒を抜くためにずっとお湯につかっていなければならなくて、浴室でお湯につかったまま会話をしたそうです。

また、かつて天才的な科学者だったフランス人の友人に会った際には、宇宙旅行が可能になったのは、その友人の霊界での研究成果がこの世界に取り入れられたからだと聞かされます。

実は、霊界でも様々な科学技術の研究開発が行なわれているそうで、霊界とこの世界は表裏一体となって、お互いに影響し合いながら発展しているそうです。

さらに、アポロ宇宙船で月に行った宇宙飛行士で、帰還後仕事を辞めて宣教師になった人が3人いるそうですが、それは大気圏を通過する際に「実相の世界」の近くを通り、神の光を浴びたからだそうです。

また、『大自然の夢』という本のなかには、著者が「天上の世界」とよぶ場所を訪れたときの様子が描かれています。

著者が「実相の世界」とよぶ霊界は、高層建築物が建ち並ぶ未来都市のような場所だったわけですが、「天上の世界」は一見するとただの公園のような場所だそうです。

しかし、そこにはこの宇宙を創った神がいて、優雅な音楽が流れていて、そこにいるだけで喜びに包まれるそうです。

しかも、「実相の世界」に住む人たちは、「天上の世界」に行ったり、神の声を直接聞いたりすることはできないそうで、霊界がいくつもの階層に分かれているとするスウェデンボルグの話と共通しているのが興味深いですね。

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