がんに克つ

父のがんを治すためにがんを研究しました。がんは意外と簡単に治ることを知ってもらえたら、亡き父も喜んでくれると思います。

大腸の管理-断食

2011-05-07 17:15:44 | 健康・病気

以前ご紹介した『汚れた腸が病気をつくる』という本の著者は、腸を浄化する究極の方法は断食だと言っています。

人間のからだというものは不思議なもので、飢餓状態になると自動的に体内にたまった毒素を排泄し始めるのです。

私は、3日間の断食を学生の頃から合計16回やっていますが、断食のたびに腸が浄化されることを実感しますし、体内の毒素が皮膚から出ていくのを何度も体験しています。

この本にも、断食によって改善された症例が数多く紹介されています。

ただし、この著者は同時に、がんに対しては手の打ちようがないとも言っています。

私自身、断食はがんに禁忌であるということを何かの本で読んだことがありますので、既にがんを発症している方は、自分の判断で断食しないようご注意ください。

この本には、健康な人が実行できる断食の方法として、「十一日間排泄促進プログラム」という、3日間の断食と、8日間の果物や野菜による復食のやり方が紹介されています。

私もこの方法を実行してみたことがあるのですが、復食の途中、立ちくらみを起こして倒れてしまったので、この方法は正直言ってあまりお薦めできません。

私がお薦めする断食は、『ヨーガ 本質と実践』(シヴァーナンダ・ヨーガ・センター編、産調出版:1997年刊)という本に書かれている方法です。

その方法とは、2日間断食したら、復食1日目は果物、2日目はサラダ、3日目は蒸し野菜とおかゆを食べるというもので、4日目以降は普通の食事に戻しますが、量は少なめにします。

注意する点は、食品には想像以上に水分が含まれていて、断食中は水分が不足する危険があるので、普段より多めに水分をとるようにすることです。

また、3日間断食する場合は、復食期間を1.5倍に延ばします。

この方法は、おもゆで復食する場合に比べて体力の回復が早く、サラリーマンの方でも、ゴールデンウィークなどで9連休をとることができれば自宅で実行可能です。

なお、断食には、ジュースを飲みながらやる方法もあり、その方が安全なのですが、毒素を排泄する効果はあまりありません。

また、空腹感を我慢できない人は、断食をやらないでください。

断食中に、空腹感に耐えかねて普通の食事をとると、胃腸に深刻なダメージを与え、腸捻転を起こして死亡することもあるからです。

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