明治製菓のホームページには、「医食同源」というテレビ番組のダイジェストが載っていますが、そこには「抗がん剤だけで治癒が期待できるのは、急性白血病、悪性リンパ腫、精巣腫瘍、絨毛がんなどです。」と書かれていて、抗がん剤の効果はかなり限定的なようです。
以前ご紹介したように、日本のがん死亡者数は毎年増加していますが、もし抗がん剤でがんが治るのなら、がん死亡者数はとっくに減少に転じていることでしょう。
しかも、厚生労働省が定めた抗がん剤の認可基準というのが、有効率20%(5人に4人は効果なし)で、しかもその有効性というのが、がんの大きさが半分に縮んだ状態が4週間続けばいいというものなので、そもそも、抗がん剤でがんが治るのを期待することが間違っているようです。
医者も製薬会社も厚生労働省も、抗がん剤ではがんが治らないことを知っているのに、無知な国民だけは抗がん剤でがんが治ると信じているとしたら、これほど悲惨なことはありません。
しかも、抗がん剤には、一般的に強い発がん性があるそうです。
例えば、「シスプラチン」という抗がん剤は、最も広く使われている薬剤の1つだそうですが、国際がん研究機関 (IARC) の発がん性物質のリストを見ると、ヒトに対する発がん性が認められるとして、グループ1に登録されています。
したがって、がんを治療するつもりが、逆にがんを増殖させる結果になっているかもしれないので、すでに抗がん剤で治療中の方は、使用している抗がん剤の毒性を再度確認されることをお薦めします。
抗がん剤については、以前『買ってはいけない』という本で話題になった船瀬俊介さんが講演会を行なっています。
ご自身やご家族ががんになった場合の参考になると思いますので、YouTubeにあった動画(ダイジェスト版)をコピーしておきます。
なお、オリジナルの映像には、船瀬さんが刑事コロンボの物真似をするシーンなどもあって面白いのですが、このダイジェスト版ではカットされているのがちょっと残念です。
(リンクが切れていたので、別の動画に更新しました。2013年7月8日)