がんに克つ

父のがんを治すためにがんを研究しました。がんは意外と簡単に治ることを知ってもらえたら、亡き父も喜んでくれると思います。

コロナの現状と対策

2021-12-09 11:46:45 | 健康・病気

日本では、コロナ感染が収束しつつありますが、世界的には流行が収まらない地域も多数あり、加えてオミクロン株の出現も報告されているので、まだまだ油断のならない状況が続いています。

そこで、今回はコロナの現状と対策をまとめてみました。

まず、CDC(Centers for Disease Control and Prevention:アメリカ合衆国疾病管理予防センター)のホームページに、WHOが発表したデータを可視化した世界地図があったので、12月6日までの1週間の各国のコロナ死亡率(対10万人)をご覧ください。

各国のコロナ死亡率

【各国のコロナ死亡率 出典:CDCウェブサイト】

これを見ると、ロシアや東欧では大変深刻な状況が続いていて、合衆国やドイツも対応に苦慮している状況が見て取れます。

また、厚生労働省のホームページを見ると、日本ではワクチン接種後に死亡した人が、今年の2月17日から11月14日までに1368人にのぼります。(ただし、因果関係は不明とされています)

そして、ニュースでは、ワクチンの3回目接種について報じられていますが、もし今後、毎年2回コロナワクチンを接種するような事態になれば、注射嫌いの人は憂鬱になってしまうのは間違いないでしょう。

そこで、簡単で有効なコロナ対策として、日本医事新報社・Web医事新報に、『COVID-19感染初期における鼻うがいがもたらすインパクト』(堀田修:著、2021年10月02日発行)という記事が掲載されていたのでご紹介します。

それによると、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のレセプターは鼻腔粘膜の繊毛上皮細胞に豊富に存在していることから、感染の初期段階における鼻うがいがコロナ対策として有効であることは以前から予想されていたそうです。

そして、8月25日には、米国Augusta大学病院の周辺地域に住む55歳以上のコロナ患者79名を対象に、発症早期の段階で生理食塩水による鼻うがいを実施した結果、その後の入院や死亡を1/8以下に減少させることができたことが報告されたそうです。(79名中1名入院、死亡ゼロ)

これは、抗体カクテル療法と比べても数字的には遜色がないそうで、現状では特に自宅療養となるような患者に有用だと思われるそうです。

鼻うがいは、温かい生理食塩水を使えばとても気持ちよく実行できますし、鼻うがい器も安く手に入るので、万が一に備えて事前に準備し、何度か試してみることをお勧めします。

また、これ以外の対策については、本ブログの「新型肺炎対策について」、および「新型コロナ肺炎重症化について」という記事に書いてありますので、よかったら参考にしてください。

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