がんに克つ

父のがんを治すためにがんを研究しました。がんは意外と簡単に治ることを知ってもらえたら、亡き父も喜んでくれると思います。

砂糖の害

2011-05-31 23:09:50 | 健康・病気

がんになったら、加工食品はできるだけ避けたほうが良いと思いますが、特に気をつけていただきたいのが砂糖です。

砂糖はサトウキビなどから作られますが、製造の過程でビタミンやミネラルを失い、食べる価値のないものに変化しています。

また、砂糖ががんの原因であるという説や、砂糖ががんの栄養になるという説もあるようで、2006年11月には、砂糖の摂取量が多いと膵臓がんのリスクが高まるというスウェーデンの研究結果が報道されていました。

私は、題名は忘れましたが、砂糖の害を延々と綴った分厚い本を学生時代に読んでから、砂糖を使わなくなりましたし、お菓子や清涼飲料水も買わなくなりました。

それ以来、30年以上になりますが、砂糖を使わなくなって気がつくのは、人間は砂糖がなくても生きてゆけるということと、砂糖を摂取すると体調が悪くなることです。

実は、1週間ほど前に、友人から郷里のお土産として甘いお菓子をもらったのですが、捨てるのも申し訳ないので毎日少しずつ食べていたら、昨日から歯肉炎になってしまいました。

もちろん、これは砂糖が原因と断定することはできませんが、私の場合は貰ったお菓子で歯肉炎になるケースが多いようです。

砂糖を排除しようとすると、面白いことに、市販の菓子類や清涼飲料水はほとんど食べたり飲んだりすることができなくなります。

逆に言うと、世の中には不健康な食べ物が溢れているわけで、膵臓がんの死亡者数が近年急速に増えているのは、ひょっとするとこういったところに原因があるのかもしれません。

なお、どうしても甘いお菓子が食べたい場合は、全粒粉の小麦粉に蜂蜜や黒砂糖を使ってヘルシーなお菓子を作ることは可能なので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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余命宣告について

2011-05-30 18:54:48 | 健康・病気

がんが発見された際に、医者から余命を宣告される場合があるようですが、これはどう受け止めるべきでしょうか?

例えば、タレントの小西博之さんは、腎臓の末期がんで「余命3か月」と診断されたそうですが、現在もお元気で活躍されています。

報道によると、小西さんは2004年の夏ごろから血尿が出るようになり、年末に精密検査を受けたところ腎臓がんであることが判明し、翌年の2月に手術で左腎臓を摘出したそうです。

医者から「余命3か月」と宣告されたら、普通の人は精神的に参ってしまうところですが、小西さんの場合は、がんを克服した後の楽しい生活を想像することで闘病生活を乗り切ったそうで、2009年12月に芸能界に復帰しています。

この「楽しいことを考える」方法は、高校生のころに野球部で培われた精神だそうで、やはり若いころに何かに打ち込んで肉体と精神を鍛えておくと、年をとっても頑張れるということでしょうか?

インターネットで検索してみると、末期がんを克服した人は他にもいるようで、医者の余命宣告は必ずしも当てにならないようです。

以前ご紹介した「Satori気光」の堀田先生のところにも、末期がんの方が施術を受けに来られるそうですが、先生曰く「治る人は治る」そうです。

実際、私も末期がんだった方に何人もお会いしているので、寿命は医者には決められないということだけは確かだと思います。

医者から余命を宣告されたら、深刻に受け止めて落ち込むのではなく、小西さんのように陽気に養生に努めることが大切なようです。

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抗酸化食品

2011-05-29 16:23:01 | 健康・病気

食品には、がんを抑制する様々な因子が含まれていて、抗酸化、抗炎症、免疫活性増強、アポトーシス(細胞死)誘導、細胞分化誘導、細胞増殖抑制などの働きがあるそうです。

このうち、最近特に注目されているのが食品の抗酸化力です。

これはどういうことかというと、体内で過剰に発生した活性酸素などの酸化力の強い物質は、DNAやがん抑制タンパク質を傷つけ、がんを引き起こす原因となるからだそうです。

これを防ぐためには、活性酸素などの発生源となる物質(食品添加物、残留農薬、家畜の残留抗生物質、環境汚染物質など)を摂取しないようにするとともに、抗酸化力を高める食品を摂取することが重要なのです。

抗酸化力を高める食品には、緑黄色野菜、みかんなどの柑橘類、生姜類などがあります。

また、良質のタンパク質も、体内で抗酸化物質を合成するために必要不可欠ですが、肉はがんの栄養源であるという堀田先生の説もあるので、タンパク質は魚や大豆製品、ヨーグルトなどから摂取することをお薦めします。

抗酸化力を発揮する成分のうち、食品として摂取できるものには、ビタミンA(β-カロテン)、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、グルタチオン、フラボノイド類、カテキン、クルクミン、キサントフィルなどがあります。

しかし、こういった抗酸化成分も、過剰に摂取するのは注意が必要です。

なぜなら、抗酸化物質は、活性酸素などを無毒化すると自分自身が酸化力の強い化学物質に変わるため、その酸化作用によって、逆にがんを引き起こす原因となるからです。

例えば、2006年に放送された「放送大学」の『食と健康』(第13回)によると、コーヒーに含まれるコーヒー酸(カフェ酸)は、ラットを用いた長期投与試験で胃がんを誘発することが明らかになっているそうです。

また、緑茶に含まれるカテキンは、ラットを用いた大量投与試験で大腸がんを誘発することが明らかになっているそうです。

さらに、甘夏みかんの皮などに含まれるオーラプテンは、ラットを用いた投与試験で肝臓がんを誘発することが明らかになっているそうです。

そして意外なことに、緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンは、ヒト介入試験で肺がんのリスクが増大することが明らかになっているそうです。

したがって、こういった抗酸化物質をサプリメントとして大量に摂取することは危険であり、できるだけ自然な形で摂取するように心掛けましょう。

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Satori気光

2011-05-28 18:40:43 | 健康・病気

昨日は、堀田先生という気功の先生の家に行ってきました。

堀田先生は、若い頃に瞑想をしていて神秘的な体験をしたそうですが、そういった悟りに近い状態のときに気がよく出ることに気がつき、中国の気功とは違うという意味で、自らの気功を「Satori気光」と名付けたそうです。

「Satori気光」については、「気のシンフォニー」というホームページに詳しいことが書かれているので、よかったら参考にしてください。

悟りというと我々凡人にはちょっと難しく聞こえますが、堀田先生によると、それは脳波の周波数に関係があるそうです。

普通の人の脳波を測定すると、ベータ波(周波数:14Hz~29Hz)とよばれる脳波が観測されるそうですが、禅宗のお坊さんが瞑想しているときの脳波を測定すると、もっと周波数の低い脳波が観測されるそうです。

これが、アルファ波(8Hz~13Hz)とかシータ波(4Hz~7Hz)とよばれるもので、普通の人でも、とてもリラックスしているときや眠りに入る際にはこういった脳波が出ているそうです。

堀田先生は、気を効果的に出すには脳波を瞑想しているときの状態にすればよいということに気がついたそうで、瞑想法を取り入れた気の操り方を考案し、その人並はずれた気の力を使って、がんやうつ病などの治療を行なっています。

昨日は、70過ぎの男性で、曲がった腰の治療に来ている方がいたのですが、昨年7月頃にお会いしたときにはほとんど直角に曲がっていた腰が、今ではかなりまっすぐに伸びてきていて、私より背が高かったことに気がついて正直驚きました。

ただ、後から聞いたところによると、この方には最近胃がんが見つかったそうで、このニュースにはもっと驚きました。

まあ、堀田先生がついているので大丈夫だとは思いますが、この方の経過については、このブログで随時ご紹介したいと思っています。

なお、堀田先生によると、がんの人が食べてはいけないものが3つあるそうです。それは、

1.肉

2.ラーメン

3.アイスクリーム

の3つで、「Satori気光」で体調が良くなったがん患者の人が、これらを食べて急にがんが勢いを盛り返して重症に陥ったケースがあったのだそうです。

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ホリスティック医学

2011-05-27 11:57:40 | 健康・病気

前回ご紹介した『気功の真髄』という本には、帯津良一さんという人の寄稿文が38ページにわたって掲載されています。

それによると、帯津さんは、食道がんを専門とする外科医だったそうですが、いくら手際よく手術をしても、がんが再発して戻ってくる患者さんが一向に減らないという悩みを抱えていたそうです。

そうした事態を打開するため、帯津さんは中国の伝統医療に活路を見出そうと決心し、中国の漢方薬や鍼灸の現状を視察に行き、その過程で気功に出会ったそうです。

その後、中国と西洋の医学を結合させたがん治療を行なうため、埼玉県川越市に帯津三敬病院を建て、病院には気功道場を併設したそうです。

最初は、気功というものが理解されず、道場には閑古鳥が鳴いていたそうですが、気功が自然治癒力を高めることが次第に理解されるようになり、患者さんだけでなく地域の人も参加するようになって、現在では気功教室は大盛況だそうです。

ところで、帯津さんは現在、日本ホリスティック医学協会の会長を務めているそうです。

ホリスティック(Holistic)とは、英語の「whole」(全体)に関連する言葉で、ホリスティック医学とは「人間をまるごと全体的にみる医学」だそうです。

ホリスティックと聞くと、馴染みがない言葉なので戸惑いますが、江戸時代の漢方医のように、病気の部分だけに注目せず全身の調子を整えて治す様子をイメージするといいのかもしれません。

具体的には、病気は患者が治すという大原則があって、医者はそれを援助するため、様々な治療法を選択・統合し、患者の自然治癒力を最大限に引き出していくというもののようで、現代の細分化された医療とは真逆の方向を目指しているようです。

日本ホリスティック医学協会のホームページでは、この協会の趣旨に賛同する病院や治療院が検索できるようになっているので、よかったら参考にしてください。

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