がんに克つ

父のがんを治すためにがんを研究しました。がんは意外と簡単に治ることを知ってもらえたら、亡き父も喜んでくれると思います。

がん有名人 その2

2011-10-16 14:46:51 | 健康・病気

今回は、2007年11月に厚生労働大臣から「健康大使」に任命された宮崎ますみさんのケースをご紹介しましょう。

宮崎ますみさんは、1968年生まれで、女優としても有名ですが、現在は催眠療法士としても活動されているようです。

宮崎さんは、2005年に乳がんの手術を受けたのですが、その後、標準治療であるホルモン治療を中断し、代替医療で健康を回復されたそうです。

そのときの様子を語った宮崎ますみさんのインタビュー記事が、『健康第一』(情通コミュニケーションズ:刊、2007年4月号)という雑誌に掲載されています。

それによると、2005年に皮膚科で受けた血液検査で白血球が異常に多いことを指摘され、その後の検査で乳がんであることが判明したそうです。

結局、乳房温存手術を受け、術後は、2か月の放射線治療と2年間のホルモン注射、5年間のホルモン錠剤投与という治療方針が決まったそうですが、ホルモン治療によって以下の症状が出たそうです。

・体が鉛のように重い
・記憶力の低下
・肩や首のこり
・肉や魚、揚げ物などを口にしたときの全身の耐えがたいかゆみ

このままではいけないと思い、別の治療法を探すうちに、ホリスティック医療、気功、マクロビオティックにめぐり合ったそうで、特に気功を始めてからは体調がまったく変わったそうです。

宮崎さんは、自分の食生活を振り返って、以前は肉は元気の源だと信じて食べていたが、それは大きな誤解だったと語っており、現在は野菜中心の食生活で、特に発芽発酵玄米を常食されているそうです。

さらに、宮崎さんは、自分が乳がんになったことを後悔していないばかりか、いまではそのことに感謝しているそうで、生活習慣に加えて心のあり方も立派なので、宮崎さんががんの再発に悩まされることはなさそうですね。

なお、マクロビオティックとは、「生命(いのち)を大きな視点で捉え、自然のリズムの中で自分を生かす生活法」のことだそうです。詳しいことは「正食協会」のホームページをご覧ください。

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がん有名人

2011-10-02 23:42:05 | 健康・病気

有名人の中には、がんであることを公にした人も多いようですが、今日は、ご自身のがん闘病記を最近出版された鳥越俊太郎さんについてご紹介しましょう。

鳥越俊太郎さんは、ジャーナリストとして有名で、テレビにもよく出演されています。

年齢は、1940年3月13日生まれなので現在71歳ですが、テレビで拝見する限りもっと若く見えます。

鳥越さんは、65歳になった2005年の8月23日にトイレで出血し、その後の検査で大腸がんであることが発覚します。

そして、10月6日に、大腸20cmとリンパ節を切除する手術を受けますが、手術は5時間にも及んだそうです。

その1年後、今度は肺がんが見つかり、2007年1月15日に左肺の一部を切除する手術を受けます。

さらに半年後、右肺にもがんが見つかり、2007年8月16日に手術を受けます。

さらに2008年12月に、今度は肝臓がんが見つかり、2009年2月10日に手術を受けます。

現在は、スポーツジムに通って体力作りに励んでいて、福島原発の立ち入り禁止区域の取材を敢行するなどジャーナリストとしても現役で活動されており、その不屈の精神には感心します。

しかし、トレーニングの合間に鶏肉の燻製を食べるシーンが放送されていたので、あまり食生活には気を配っていない印象を受けました。

これでは正にがんとのいたちごっこで、検査→手術→検査→手術・・・を一生繰り返すことになり、とても正しいがんとの付き合い方だとはいえないでしょう。

(検査だけで年間30ミリシーベルトの放射線を浴びていると、ご本人がおっしゃっていました)

鳥越さんのケースは、手術をしてがんを切除しても、生活習慣を見直してがん体質を改善しなければ、がんの再発に悩まされるということを証明した典型のように私には思われます。

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