面接

風邪の強い晴れた日ですね。

就職活動中なので面接に行ってきました。

2年前の就職活動中に

行きつけの美容師さんが

わたしに

「初対面で親しみが持てる印象の人で

　そんなひとはめったにいないから大丈夫ですよ」

と優しい言葉をかけてくださった。

目からうろこが落ちたのは今思えばそのときです。

わたし、

自分がすごくイヤだったのです。

中身はものすごくドロドロしたものが渦巻いている

悪いやつなのに

みんなから

イジられたり

なめられたり

性格いいと思われることが。

見た目と自分の中味のギャップが違うことが悩みだった。

でも

あれ？

と。

イジられたり舐められるはともかく

性格いい

と思われるって長所じゃないか。

なぜそれに抵抗するのかしら。

なりたい自分と

本当の自分をなんとか埋めようと

もがいていたんですね。

そのことに気がついて

愚かなことはやめました。

性格悪いけど

でも性格良さそうに見えるだけで

好きなひとには好かれるし

嫌いな人にも意地悪されない。

とってもお得な見た目なのだと分かったから。

自分を知るというのは

能力の低さを理解することもありますが、

意外な長所を発見する

という面もあります。

ですから、今日も多めの笑顔を振りまいて

面接してまいりました。

疲れた。

しかし

力は十分に出し切った。

実は滑り止めだから、いいの。