クレヨンしんちゃん
見てきました。
子どもが見たいと言えば、私もついていくやつです。
とんでもない方向からの面白さがある回を見ていて
それを感じたい
というのがあります。
流行りをしっかり取り入れているというのも
好感が持てますし。
ゲスト声優で、ANZENマンザイの二人が出ておりました。
こういうのは、ハッキリ言って、ダサい演出なんだけど、
それをあえて、しっかり、色褪せることを知っての
サービスとして入れることに心意気を感じるんです。
カンフーもの。
ジャッキー・チェンの香りがかおってくる。
懐かしさとワクワク感。
それで、ちょっと思ったことがあるんだけど、
というか娘が気づいたんですけど。
「女の子ぜんぜんいないね」
そう、娘の年ごろ、いや小学生高学年以上の女子は皆無。
子連れが多いんだけど、小学生の子たちは大体男子。
あとは小さい子とか
兄弟連れとか。
そっか。
もう始まってるな。
女子の笑い離れ。
生ケツ丸出しで画面を暴れまわるしんちゃんのお下品笑いは
女子の中では「なし」とする文化。
面白い
ということが優先順位の中で低くてよしとする文化。
これこそ、私が変えていきたい世の中だ。
お下品笑いは
「お下品だよね」と言いながら大笑いすればいいんです。
面白いものは認めていきたい。
娘はクレしん行っていることを友達にはたぶん言わないんだろうな。
でもいつか、それを好きな友達と出会えればいいな。
今回のクレしんは
私的にはちょっと期待しすぎちゃって、失敗しました。
ストーリーの流れにいくつもの山があって、普通には終わらないのが良かった
一方で
もっと
ボケつめこめたんじゃないか?
って、製作者の意図も知らず思ったよ。
期待しすぎの感じはある。
ただ、あと一回までかな。
ガンガン笑えないなら、時間を使う意味がないから。
あくまでも、私は。
だって、面白いことへの優先順位が何しろ狂気なまでに私は高い。