大雑把な日常

日常のあれこれ。

理想の彼氏

2016-05-02 | 見た
まずはポスターをご覧ください。



キャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演。
ちょっとエロイ空気出てますよね?
キャサリンといえば魔性系絶世の美女。
ニコール・キッドマンと同じ引き出しに入れてます。

『理想の彼氏』

を見ました。
40歳バツイチが24歳のフリーターと恋に落ちる。
格差恋愛の行く末は?

みたいなイメージのあらすじが
ホームページに載ってます。
東京国際映画祭招待作品だそうです。

なので全然面白くなさそうだなー。
て思ったのですが(また)、裏切られて面白かった。

思ってたよりもずっとキャサリンが生き生きと演じていた。
年の差とか格差とかじゃなくて
他人を愛するってなんじゃらほい
ってことがリアリティを持って
掘り出されている。

またニューヨークかい!って思ったけど、
生活する人々が今までみたニューヨーク舞台のモノよりも
描かれている気がしました。

ニューヨーク郊外で優雅に主婦をするサンディが
子どもの誕生会の動画を整理してて
夫のセックスビデオから浮気が分かるところから
物語はスタート。
小学生低学年の子供ふたりを連れてニューヨークに越して
仕事をみつけ、住むところを見つけ
という
考えただけでもげっそりするような現実をしっかりと見せ
子育て中のわたしはハートをつかまれましたよ。
ただ高学歴のサンディは
主婦業の合間にスポーツチャンネルを見まくり
独自に分析したあらゆるスポーツのデータをファイリングした分析ブックを持って
スポーツチャンネルのデータ係の仕事をゲット。
友達に紹介してもらうデートへも背中丸開きのセクシードレスで出かけます。
デートをするのに
アパートの下のコーヒーショップで働く24歳のフリーターに
子守りを頼む。
ふたりの関係はそこから始まります。
だから40歳で美女で有能なら
子持ちでも
なんのマイナスにもならん。
そして生きる強さが凄い。

いやいやこれは自信の問題で
この映画でも
クソ元夫のせいで
サンディは自分の有能さや美しさに自信がなくなっていた。
自分に自信を持つってことが大事なのかしらね。

ってことを
キャサリン・ゼタ=ジョーンズから学びました。
小じわさえ美しい。格好いい女性ですわ。
強い女万歳。

はっきりいってものすごい良い話。
エロもしっかりありますけど、
最終的には
人類万歳って思える。

原題は「Rebound」
別れてすぐ付き合うこと?と思ったけど
辞書調べたら、
そんな意味はない…。
リバンド・リレーションシップってのがそういう意味らしいです。
立ち直るとか
そういう意味かもしれない。
どん底から這い上がる。



コメント
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