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PUBLIC HEALTH MIND

2008-04-18 13:07:57 | 公衆衛生

私は6年生になりました。来年から、リアルにお医者さんらしい。(国試受かれば、ね。)


今は病院実習ではなく、4月の3週間は研究室配属で、勉強してます。
その名も、「ヘルスサービスリサーチ」という新しい分野。
介護保険にしろ、小児の予防接種にしろ、デイケアや通所リハにしろ、そのサービスの「質」や「効果」はどれだけあるのか?何が問題で、どう改善すべきか?を、みなさん研究なさっています。
よって院生も働いている人が多く、看護士さんがいたり、PTさんいたり、バックグラウンドが心理の人がいたり、小児科医がいたり、様々で面白いです。


ここの研究室には、私が2,3年生の頃から、ちょいちょい顔を出していて、「公衆衛生」の面白さを教えてくださっていました。
先生はよく私に言います。
「PUBLIC HEALTH MIND(公衆衛生的な視点)を持った臨床医になんなきゃだめ。」

例えば、私は臨床なら、小児科医になりたい。
その目の前の子どもの病気を、障害を、より良くしてあげたい。治してあげたい。
その子が退院さえできたら、目標達成でいいのか?
家に帰ったらどうなる?その治療はその子の身体的以外に、心理的、社会的に改善をもたらしたのか?その後の人生はどうなる?

そうゆうことを考えていくと、医療は、ほんの一部にしか過ぎない。
病院の中だけでは、狭い。
病院に来ている子だけが問題なんじゃない。地域にもっと隠れている問題があるはず。生活の大半は、人生の大半は、病院の外のはず。
もっと広く、多職業と連携して、包括的に見ていきたい。そう考えれば、私はきっと病院の中では物足りなくなる。

勉強して医者になりたい。公衆衛生も勉強して、貢献したい。
ボランティアもしたい。今しかできないことも今やりたい。ほんと欲張り人間、私。


私を形づくってくれている人たちと、この環境。
こうやって、院生でもない私に、丁寧に指導してくださって、将来を案じてくださる先生がいて。
お互いに刺激しあって、成長し合える、仲間達や友達たちがいて。
影ながらいつも応援してくれる、家族がいて。


あーー、ホントに、成長して、恩返ししなくっちゃって、思う。
そして、自分をこんな風に育ててくれた環境、この社会に、貢献していかなーー。

勉強しよー!!!


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