遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

「朝日新聞英語版の『慰安婦』印象操作中止を求める有志の会」

2018-07-26 23:58:58 | 慰安婦問題
 ケント・ギルバート氏らが立ち上げた「朝日新聞英語版の『慰安婦』印象操作中止を求める有志の会」が、今年 1月 9日に朝日電子版に掲載された英語版記事の修正を申し入れたのに対し、朝日新聞は、「応じられない」と回答したのだそうです。
 産経の論説委員兼政治部編集委員の阿比留瑠比氏が、「ああ、朝日新聞はやはり全く反省していなかったのだなと、改めて分かった」と、朝日の対応を批判しておられます。

 STOP朝日プロパガンダ!
 「朝日新聞英語版の『慰安婦』印象操作中止を求める有志の会」への回答書を掲載しました | 朝日新聞社インフォメーション

 
朝日英語版記事の自己矛盾 (7/26 産経 【阿比留瑠比の極言御免】)

 ああ、朝日新聞はやはり全く反省していなかったのだなと、改めて分かった。米カリフォルニア州弁護士のケント・ギルバート氏らが立ち上げた「朝日新聞英語版の『慰安婦』印象操作中止を求める有志の会」が朝日電子版の英語版記事の修正を申し入れたのに対し、「応じられない」と回答した件である。

 「事実を旨とする報道であるべきでした。誤った報道と謝罪が遅れたことに、おわび申し上げます」
 
朝日は平成26年9月には、一連の慰安婦誤報について当時の木村伊量(ただかず)社長が記者会見を開いて謝罪しているが、あれは口先だけだったということだろう。

 
今回問題となったのは、今年1月9日に朝日電子版に掲載された英語版記事である。それは慰安婦についてこう記していた。
 「
日本兵への性行為を強制された。(forced to provide sex)多くは朝鮮半島出身だった」

 これについて
ギルバート氏らが「読者は『強制連行』や『性奴隷』を想像する。海外に対して、どれだけの悪影響があるか分からない」と指摘し、印象操作の中止を求める1万400筆の署名と申し入れ書を朝日側に提出したのだった。

 ところが
朝日は、すでに根拠がなかったことが判明している5年の「河野談話」の記述を引いて反論し、「forced to provide sex」の表現は「意に反して性行為をさせられた」という意味だと強弁して申し入れを拒否したのである。

 ギルバート氏は24日発売の僚紙夕刊フジで「朝日新聞の正体が確認できたという点では意義はあった」と語っているが、筆者も朝日の不誠実さと自己矛盾について付け加えたい。
英語版記事が「(慰安婦の)多くは朝鮮半島出身だった」といまだに書いている部分である。

 朝日は4年1月11日付朝刊1面に「多くは朝鮮人女性」という解説記事を載せた。そこには、今回の英語版と同様に「
約八割が朝鮮人女性だったといわれる」と記されていた。

 だが、朝日は慰安婦報道をめぐる自社の第三者委員会の指摘を受け、
「記事を訂正、おわびし説明します」として次のように発表している。
 「朝鮮人女性の比率も、現在の知見に照らすと不正確でした」
 「(今後、データベース上の記事には)『慰安婦の数や朝鮮人女性の比率もはっきりわかっていません』といったおことわりをつけます」

 
朝日の英語版記事は、自社が過去に訂正、おわびした内容を、相変わらず海外に向けて発信していることになる。それでいて外部からの修正申し入れは、けんもほろろに拒否するのだから救いようがない。

 ちなみに、慰安婦問題に詳しい現代史家の秦郁彦氏によると、慰安婦は日本人が4割で朝鮮人は2割程度だった。
どの民族の比率が高いかどうしても書きたいのならば、「多くは日本人だった」と素直に記したらいいではないか。

 「朝日新聞が慰安婦問題を報じる際は(中略)今後もさまざまな立場からの視点や意見に耳を傾け、多角的な報道をめざしていく所存です」

 朝日は今回の回答文でこう主張している。それならばせめて、
「多くは朝鮮半島出身だった」という自分たちも虚偽だと分かっている部分ぐらいは、まず訂正して当然だろう。それとも「耳を傾け」というのも、やはり口先だけだろうか。 (論説委員兼政治部編集委員)

 今回問題となった、今年 1月 9日に朝日電子版に掲載された英語版記事の内容は、「日本兵への性行為を強制された。(forced to provide sex)多くは朝鮮半島出身だった」という記載。
 これについてギルバート氏らが「読者は『強制連行』や『性奴隷』を想像する。海外に対して、どれだけの悪影響があるか分からない」と指摘し、印象操作の中止を求める 1万400筆の署名と申し入れ書を朝日側に提出していたのだそうです。
 
 しかし、朝日は、すでに根拠がなかったことが判明している 5年の「河野談話」の記述を引いて反論し、「forced to provide sex」の表現は「意に反して性行為をさせられた」という意味だと強弁して申し入れを拒否。
 ギルバート氏は、「朝日新聞の正体が確認できたという点では意義はあった」と語っておられるのだそうですが、阿比留氏は、英語版記事が「(慰安婦の)多くは朝鮮半島出身だった」といまだに書いている部分については、朝日の不誠実さと自己矛盾だと指摘されています。
 朝日は、「約八割が朝鮮人女性だったといわれる」と記載した記事について、自社の第三者委員会の指摘を受け、「記事を訂正、おわびし説明します」と発表していたのだそうです。
 朝日の英語版記事は、自社が過去に訂正、おわびした内容を、相変わらず訂正なく海外に向けて発信しているのです。
 その点をケント氏等から指摘されたのが今回。しかし、けんもほろろに拒否したのが朝日の回答。「救いようがない。」と阿比留氏。

 慰安婦問題に詳しい現代史家の秦郁彦氏によると、慰安婦は日本人が 4割で朝鮮人は 2割程度だったのだそうです。
 諸説あり、正確には解っていないのが実態?
 日本の慰安婦 - Wikipedia
 慰安所と慰安婦の数 慰安婦問題とアジア女性基金

 なので、「約八割が朝鮮人女性」と断定報道するのはいかがなものかとなる。
 阿比留氏は、朝日は、「朝日新聞が慰安婦問題を報じる際は(中略)今後もさまざまな立場からの視点や意見に耳を傾け、多角的な報道をめざしていく所存です」と回答している。ならば、「多くは朝鮮半島出身だった」という自分たちも虚偽だと分かっている部分ぐらいは、まず訂正して当然だろうと指摘。
 しかし、「それとも「耳を傾け」というのも、やはり口先だけだろうか。」とも。
 朝日の姿勢の真実はどうなのか。過去の実績と、今後は異なるのか。要注目ですね。



 # 冒頭の画像は、朝日新聞社前でのケント・ギルバート氏と山岡鉄秀氏




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