
5月 9日の独ソ戦の戦勝記念日に向け、今回のウクライナ侵攻の国内向け「勝利宣言」の成果を示すため全力をあげているプーチン。
しかし、直前の4日以降にロシア国債の債務不履行(デフォルト)が正式認定されるとみられ、「国家破綻」の危機に直面することになると。
各国の経済制裁で戦費調達も厳しく、「敗北」を歴史に刻む可能性もあると夕刊フジ。
国際スワップ・デリバティブ協会は、ロシアが今月4日が期限だったドル建て国債の支払いをルーブルで行ったことが「潜在的な支払い不履行」に当たると判断。
5月4日の猶予期限までにロシアがドルで支払いを済ませることは難しいとみられ、4日以降にデフォルト認定される可能性が高いと夕刊フジ。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「ロシアは通常兵器は自前で生産できる一方、ハイテク部品は輸入に依存している。戦闘機のレーダーに組み込む半導体やソフトウエアなどが調達できなくなったり、生産が遅れれば現代戦では不利に働く。プーチン大統領が強がっても、そこからほころびが生じるかもしれない」と。
米政府推計では、ロシア軍はウクライナ侵攻開始時の戦力の25%を喪失しているのだそうで、当初唱えた建前の東部制圧と、南部海岸地帯を目指す方針に転換を迫られています。
一方、ウクライナへの米国の軍事支援は計34億ドル(約4360億円)に上る。欧州各国も軍事支援を行っている。消耗戦になれば先にロシアが音を上げることになるかもしれないと。
ロシアは、天然ガスの支払い代金をルーブルで行う事を求め、反撃してきています。
脱ロシア、脱天然ガスのすすんでいる国は支障は少ないのですが、ロシアへの依存度の高い国との攻防が注目されます。
ロシアは「非友好国」に指定した国や地域に対し、ガスの購入代金をルーブルで支払うよう求めていて、米欧の諸国とのルーブル使用の攻防も続いているのですね。
ロシア、ガス供給停止 ポーランド向け、欧州初:時事ドットコム
ロシア、東欧2国にガス停止 ウクライナ巡り欧州を揺さぶりか | 毎日新聞
日本の岸田政権は、サハリン1, 2からシェルやエクソンモービルが撤退するなか、商工会議所や経団連の要請を重視し、国際協調の流れに反し、ウクライナの人々の命より、財界企業の利益を優先し、撤退しない方針を示していることは、諸兄がご承知の通りです。
極寒地での開発技術に乏しいロシアの要請で開発を進め、完成間際に持ち株比率を強制偏向して乗っ取られたサハリン1,2。
その煮え湯をのまされたにも関わらず綿々と支援を続ける日本の財界。
「日ソ中立条約」があったにも関わらず、終戦のドサクサ時「ヤルタ会談」の結果でその条約を一方的に破棄して参戦し、満州、樺太(サハリン)、千島列島、北方四島に攻め込んだソ連。
北方四島の返還交渉では、1956年10月19日 鳩山首相とソ連のブルガーニン首相がモスクワで署名した「日ソ共同宣言」で、まず国交回復を先行させ、平和条約締結後にソ連が歯舞群島と色丹島を引き渡すという前提で、改めて平和条約の交渉を行うという合意から続けられた、四島返還交渉。
イルクーツク声明(2001年)、日露行動計画(2003年)では、四島の返還交渉のテーブルについていたプーチン。
2005年11月の来日時に過去を否定、2016年12月の山口での安倍首相との会談では、北方4島で「特別な制度」の下での共同経済活動実現へ協議に変遷。
2018年9月のロシア極東ウラジオストクでの東方経済フォーラム では、檀上で、プーチン大統領が突如平和条約交渉先行を呼びかけ。
2019年2月のドイツ・ミュンヘンでの日露外相会談では、ラブロフ外相は、第2次世界大戦の正当な結果として北方領土がロシア領になったと認めるよう改めて強調。「日本が、4島を含む全てのクリル諸島(千島列島)の主権をロシアが有することなど、第2次世界大戦の結果を認めることが不可欠だ」と述べ、返還ゼロ島を主張。
以後、四島返還交渉は途絶えたことは諸兄がご承知の通り。
なのに、ロシア側も未だに四島(or 二島)返還をちらつかせ、日本の政府は翻弄されている笑止。
完全に見下され、今では、非友好国指定に。
それでもまだ、サハリン撤退を独り続ける日本。笑止を通り越して、愚行のアホ国家としか言えません。
外交音痴の岸田氏でも、流石に国際協調から脱落しているときづいたのか、対露追加制裁を大仰(おおぎょう)に発表していますが、石炭の制限で、サハリン1, 2には触れず。
ここまでくると、泣けてきてしまうばかり!
岸田首相、理解と協力を訴え 対露制裁に伴う物価高騰 - 産経ニュース
サハリン1からも撤退せず、エネルギー安全保障で重要-岸田首相(Bloomberg) - Yahoo!ニュース
外交音痴(なので、外務大臣職を罷免、河野氏に変更)の岸田首相では、日本は国際協調から孤立、沈没してしまいます。
# 冒頭の画像は、しょぼい対露追加制裁を大仰に発表した岸田首相

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しかし、直前の4日以降にロシア国債の債務不履行(デフォルト)が正式認定されるとみられ、「国家破綻」の危機に直面することになると。
各国の経済制裁で戦費調達も厳しく、「敗北」を歴史に刻む可能性もあると夕刊フジ。
5・9戦勝記念日前にロシア「国家破綻」危機! 国債デフォルト正式認定へ ハイテク武器生産にも遅れか 「敗北」を歴史に刻む可能性 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2022.4/27
独ソ戦の戦勝記念日である5月9日に向けてウクライナ侵攻の「勝利宣言」を狙うロシアのプーチン大統領。だが、直前の4日以降にロシア国債の債務不履行(デフォルト)が正式認定されるとみられ、「国家破綻」の危機に直面する。各国の経済制裁で戦費調達も厳しく、「敗北」を歴史に刻む可能性もある。
国際スワップ・デリバティブ協会は、ロシアが今月4日が期限だったドル建て国債の支払いをルーブルで行ったことが「潜在的な支払い不履行」に当たると判断している。5月4日の猶予期限までにロシアがドルで支払いを済ませることは難しいとみられ、4日以降にデフォルト認定される可能性が高い。
米政府推計では、ロシア軍はウクライナ侵攻開始時の戦力の25%を喪失、東部制圧を目指す方針に転換を迫られた。黒海艦隊の旗艦「モスクワ」が撃沈されるなど士気の低下も指摘される。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「ロシアは通常兵器は自前で生産できる一方、ハイテク部品は輸入に依存している。戦闘機のレーダーに組み込む半導体やソフトウエアなどが調達できなくなったり、生産が遅れれば現代戦では不利に働く。プーチン大統領が強がっても、そこからほころびが生じるかもしれない」との見通しを示す。
一方、ウクライナへの米国の軍事支援は計34億ドル(約4360億円)に上る。欧州各国も軍事支援を行っている。消耗戦になれば先にロシアが音を上げることになるかもしれない。
独ソ戦の戦勝記念日である5月9日に向けてウクライナ侵攻の「勝利宣言」を狙うロシアのプーチン大統領。だが、直前の4日以降にロシア国債の債務不履行(デフォルト)が正式認定されるとみられ、「国家破綻」の危機に直面する。各国の経済制裁で戦費調達も厳しく、「敗北」を歴史に刻む可能性もある。
国際スワップ・デリバティブ協会は、ロシアが今月4日が期限だったドル建て国債の支払いをルーブルで行ったことが「潜在的な支払い不履行」に当たると判断している。5月4日の猶予期限までにロシアがドルで支払いを済ませることは難しいとみられ、4日以降にデフォルト認定される可能性が高い。
米政府推計では、ロシア軍はウクライナ侵攻開始時の戦力の25%を喪失、東部制圧を目指す方針に転換を迫られた。黒海艦隊の旗艦「モスクワ」が撃沈されるなど士気の低下も指摘される。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「ロシアは通常兵器は自前で生産できる一方、ハイテク部品は輸入に依存している。戦闘機のレーダーに組み込む半導体やソフトウエアなどが調達できなくなったり、生産が遅れれば現代戦では不利に働く。プーチン大統領が強がっても、そこからほころびが生じるかもしれない」との見通しを示す。
一方、ウクライナへの米国の軍事支援は計34億ドル(約4360億円)に上る。欧州各国も軍事支援を行っている。消耗戦になれば先にロシアが音を上げることになるかもしれない。
国際スワップ・デリバティブ協会は、ロシアが今月4日が期限だったドル建て国債の支払いをルーブルで行ったことが「潜在的な支払い不履行」に当たると判断。
5月4日の猶予期限までにロシアがドルで支払いを済ませることは難しいとみられ、4日以降にデフォルト認定される可能性が高いと夕刊フジ。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「ロシアは通常兵器は自前で生産できる一方、ハイテク部品は輸入に依存している。戦闘機のレーダーに組み込む半導体やソフトウエアなどが調達できなくなったり、生産が遅れれば現代戦では不利に働く。プーチン大統領が強がっても、そこからほころびが生じるかもしれない」と。
米政府推計では、ロシア軍はウクライナ侵攻開始時の戦力の25%を喪失しているのだそうで、当初唱えた建前の東部制圧と、南部海岸地帯を目指す方針に転換を迫られています。
一方、ウクライナへの米国の軍事支援は計34億ドル(約4360億円)に上る。欧州各国も軍事支援を行っている。消耗戦になれば先にロシアが音を上げることになるかもしれないと。
ロシアは、天然ガスの支払い代金をルーブルで行う事を求め、反撃してきています。
脱ロシア、脱天然ガスのすすんでいる国は支障は少ないのですが、ロシアへの依存度の高い国との攻防が注目されます。
ロシアは「非友好国」に指定した国や地域に対し、ガスの購入代金をルーブルで支払うよう求めていて、米欧の諸国とのルーブル使用の攻防も続いているのですね。
ロシア、ガス供給停止 ポーランド向け、欧州初:時事ドットコム
ロシア、東欧2国にガス停止 ウクライナ巡り欧州を揺さぶりか | 毎日新聞
日本の岸田政権は、サハリン1, 2からシェルやエクソンモービルが撤退するなか、商工会議所や経団連の要請を重視し、国際協調の流れに反し、ウクライナの人々の命より、財界企業の利益を優先し、撤退しない方針を示していることは、諸兄がご承知の通りです。
極寒地での開発技術に乏しいロシアの要請で開発を進め、完成間際に持ち株比率を強制偏向して乗っ取られたサハリン1,2。
その煮え湯をのまされたにも関わらず綿々と支援を続ける日本の財界。
「日ソ中立条約」があったにも関わらず、終戦のドサクサ時「ヤルタ会談」の結果でその条約を一方的に破棄して参戦し、満州、樺太(サハリン)、千島列島、北方四島に攻め込んだソ連。
北方四島の返還交渉では、1956年10月19日 鳩山首相とソ連のブルガーニン首相がモスクワで署名した「日ソ共同宣言」で、まず国交回復を先行させ、平和条約締結後にソ連が歯舞群島と色丹島を引き渡すという前提で、改めて平和条約の交渉を行うという合意から続けられた、四島返還交渉。
イルクーツク声明(2001年)、日露行動計画(2003年)では、四島の返還交渉のテーブルについていたプーチン。
2005年11月の来日時に過去を否定、2016年12月の山口での安倍首相との会談では、北方4島で「特別な制度」の下での共同経済活動実現へ協議に変遷。
2018年9月のロシア極東ウラジオストクでの東方経済フォーラム では、檀上で、プーチン大統領が突如平和条約交渉先行を呼びかけ。
2019年2月のドイツ・ミュンヘンでの日露外相会談では、ラブロフ外相は、第2次世界大戦の正当な結果として北方領土がロシア領になったと認めるよう改めて強調。「日本が、4島を含む全てのクリル諸島(千島列島)の主権をロシアが有することなど、第2次世界大戦の結果を認めることが不可欠だ」と述べ、返還ゼロ島を主張。
以後、四島返還交渉は途絶えたことは諸兄がご承知の通り。
なのに、ロシア側も未だに四島(or 二島)返還をちらつかせ、日本の政府は翻弄されている笑止。
完全に見下され、今では、非友好国指定に。
それでもまだ、サハリン撤退を独り続ける日本。笑止を通り越して、愚行のアホ国家としか言えません。
外交音痴の岸田氏でも、流石に国際協調から脱落しているときづいたのか、対露追加制裁を大仰(おおぎょう)に発表していますが、石炭の制限で、サハリン1, 2には触れず。
ここまでくると、泣けてきてしまうばかり!
岸田首相、理解と協力を訴え 対露制裁に伴う物価高騰 - 産経ニュース
サハリン1からも撤退せず、エネルギー安全保障で重要-岸田首相(Bloomberg) - Yahoo!ニュース
外交音痴(なので、外務大臣職を罷免、河野氏に変更)の岸田首相では、日本は国際協調から孤立、沈没してしまいます。
# 冒頭の画像は、しょぼい対露追加制裁を大仰に発表した岸田首相

この花の名前は、ユキノシタ
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