
今朝から、福島第一原発の使用済燃料プールへの自衛隊ヘリ(CH-47)による空中放水が実施されました。
夜になって、自衛隊と機動隊によって、地上からの放水も行われたとの事ですね。
3号機の白煙の様に蒸発するプールの水が、猶予が許されない状況に至っているとのことで決行されました。効果は未明ですが、悪化の進行が食い止められ、冷却状況が好転することを願っています。
3号機への放水に注力し、4号機の優先度を下げたのは、4号機のプールには水が見えたからとのことです。上記転載の産経の記事の400ミリシーベルトの危機に比べると、緩和された状況になっているとのことでしょうか?
外部電源の施設作業も開始され手いるようです。
北澤氏が会見で語った猶予の無い状況から、脱出出来るのとを祈りつつ、東電、自衛隊他の方々の決死のご活躍に、深く感謝申し上げます。
# ドサクサ紛れで、藤井氏を首相補佐官に追いだし仙谷氏を副官房長官に据えた様ですね。実質復活=歴史的失政復活ですね。なにを考えているのやら。

↓よろしかったら、お願いします。

夜になって、自衛隊と機動隊によって、地上からの放水も行われたとの事ですね。
3号機の白煙の様に蒸発するプールの水が、猶予が許されない状況に至っているとのことで決行されました。効果は未明ですが、悪化の進行が食い止められ、冷却状況が好転することを願っています。
asahi.com(朝日新聞社):「祈るような気持ち」高濃度の放射線、機長判断で水投下 - 社会
「うまくいってほしい。祈るような気持ちだ」――。陸上自衛隊ヘリが福島第一原発3号機などに向けて、17日午前に実施した4回の空中放水。テレビで見つめた陸自幹部の一人はうなるように言った。上空は毎時87.7ミリシーベルトという高濃度の放射線量の中での投下作業。最終的には、機長の判断で決行された。
ヘリコプターが高度を下げながら福島第一原発の3号機付近に近づき、つり下げたバケツから水を投下させては遠ざかる。放水作業は、NHKが30キロ以上離れた地点から生中継した。
最初の放水は午前9時48分。映像によると、ヘリは3号機のほぼ真上から水を投下。大きな白い固まりとなった水の大半が、爆発で建屋が骨組みだけとなった3号機に命中したように見えた。投下後、炉からは水蒸気のような白い煙が上がった。
同52分、別の方向から近づいたヘリが、やや高いところから3号機に向けて放水。通過しながらの投下のため水は帯状になり、霧のようになって3号機に降り注がれた。
3回目の放水は同54分。隣の4号機付近の上空からで、同機に向けられたようにも見えた。霧状の水が4号機の辺りに注がれた。4号機は炉心に核燃料は入っていないが、3号機と同様、使用済み燃料が貯蔵してあるプールが冷却できない状態となって水温が上昇している。4号機は建屋が残っているが、壁に穴があいている。
午前10時ごろには、再び3号機に向けて投下した。数分間隔でヘリが現れ、放水する作業が4回繰り返された。
画面の映像では、水は原子炉の周りに散らばったこともあったようにも見えるが、陸自幹部は「テレビ映像だけでは分からないから」と話した。
ヘリによる放水は本来は山火事の消火などを想定したもの。本来ホバリングしながら作業したいところだが、放射線の被曝(ひばく)を少しでも減らすため、上空の同じ場所にとどまらず、移動しながらの難しい放水だ。
「それぐらいせっぱ詰まった状態なのだろう。自衛隊がやらなければ、ほかにやれる組織はない」と幹部の一人は言った。
4機のヘリに乗った乗員19人は、全員防護服を着用し、襟の部分につけた線量計をにらみながらの作業だった。
どの高さから、何回水を投下するのか。防衛省・自衛隊では、16日から何度もシミュレーションが重ねられたが、最終的には、すべて、機長の判断に委ねられた。
放射線量は上空約90メートルで毎時87.7ミリシーベルトもあった。「非常に危険な状態の中で、4回の投下。機長が本当によく決断してくれた」
自衛隊幹部はそう話した。
直後に会見した東電本社の吉田薫・広報部部長は放水の効果について「現在評価中と伺っている」と述べた。
「うまくいってほしい。祈るような気持ちだ」――。陸上自衛隊ヘリが福島第一原発3号機などに向けて、17日午前に実施した4回の空中放水。テレビで見つめた陸自幹部の一人はうなるように言った。上空は毎時87.7ミリシーベルトという高濃度の放射線量の中での投下作業。最終的には、機長の判断で決行された。
ヘリコプターが高度を下げながら福島第一原発の3号機付近に近づき、つり下げたバケツから水を投下させては遠ざかる。放水作業は、NHKが30キロ以上離れた地点から生中継した。
最初の放水は午前9時48分。映像によると、ヘリは3号機のほぼ真上から水を投下。大きな白い固まりとなった水の大半が、爆発で建屋が骨組みだけとなった3号機に命中したように見えた。投下後、炉からは水蒸気のような白い煙が上がった。
同52分、別の方向から近づいたヘリが、やや高いところから3号機に向けて放水。通過しながらの投下のため水は帯状になり、霧のようになって3号機に降り注がれた。
3回目の放水は同54分。隣の4号機付近の上空からで、同機に向けられたようにも見えた。霧状の水が4号機の辺りに注がれた。4号機は炉心に核燃料は入っていないが、3号機と同様、使用済み燃料が貯蔵してあるプールが冷却できない状態となって水温が上昇している。4号機は建屋が残っているが、壁に穴があいている。
午前10時ごろには、再び3号機に向けて投下した。数分間隔でヘリが現れ、放水する作業が4回繰り返された。
画面の映像では、水は原子炉の周りに散らばったこともあったようにも見えるが、陸自幹部は「テレビ映像だけでは分からないから」と話した。
ヘリによる放水は本来は山火事の消火などを想定したもの。本来ホバリングしながら作業したいところだが、放射線の被曝(ひばく)を少しでも減らすため、上空の同じ場所にとどまらず、移動しながらの難しい放水だ。
「それぐらいせっぱ詰まった状態なのだろう。自衛隊がやらなければ、ほかにやれる組織はない」と幹部の一人は言った。
4機のヘリに乗った乗員19人は、全員防護服を着用し、襟の部分につけた線量計をにらみながらの作業だった。
どの高さから、何回水を投下するのか。防衛省・自衛隊では、16日から何度もシミュレーションが重ねられたが、最終的には、すべて、機長の判断に委ねられた。
放射線量は上空約90メートルで毎時87.7ミリシーベルトもあった。「非常に危険な状態の中で、4回の投下。機長が本当によく決断してくれた」
自衛隊幹部はそう話した。
直後に会見した東電本社の吉田薫・広報部部長は放水の効果について「現在評価中と伺っている」と述べた。
NHKの19:00のニュースによると、北澤防衛大臣は、菅氏と北澤氏の強い気持ちを汲んで、幕僚長が実行を決断したと会見で語っていました。相変わらずの責任転嫁振りです。
北澤氏は「今日が限度」の様な発言もされていましたが、ここまで猶予がなくなっているということは、どのような危険が迫っているのでしょう?
幕僚本部では、ヘリに鉄板を敷いて放射線から防御するなどの対策が施され、最低1回の空中放水は支持されたのだそうですが、機長判断で各機2回、計4回の放水が行われたそうです。乗員の皆さんの被曝量に異常は見られなかった(1ミリシーベルト)とのことです。
機動隊の放水は、内部での反対意見があった中、同じ3号機に対して実施されましたが、水が届かず撤退し、19:35から、自衛隊の放水車(MP-3)5台が順次 20:09までに合計30tの水を放水したそうです。水は3号機の中(?)に届いたとのNHKの報道です。
東電でも決死の作業が進められているそうです。
東日本大震災 3号機内、猶予なく決死の作業 復旧へ181人 (3/17 産経)
東日本大震災で被災し深刻な事故が相次いでいる東京電力福島第1原子力発電所。日増しに放射性物質(放射能)漏れが広がる中、被害の拡大を少しでも食い止める作業には一刻の猶予も許されない。だが、原子炉周辺では深刻な被曝(ひばく)が確実な長時間作業は不可能。作業員は危険を覚悟の上で、原子炉への注水作業などに当たっている。
現在、現場で復旧作業を行っているのは1~3号機だ。使用済み核燃料の貯蔵プールが爆発した4号機は、最優先で水位を確認する必要があるが、危険すぎてとても近寄れず、モニターで監視するしかない。
1~3号機周辺も危ない。3号機西側では15日、1時間当たりの放射線量が、一般の人が1年間に浴びてもいい被曝限度量の400倍に相当する400ミリシーベルトを計測した。16日午前時点でもこの数値は減っていない。
800人が働いていた同原発では15日に73人を残してすべて撤退した。明らかに人手不足だ。これを受けて厚生労働省が同日、作業員の労働基準を緩和し、100ミリシーベルトだった作業員の年間被曝線量を250ミリシーベルトまで引き上げ、16日からは181人が作業に就いている。
夜も昼もなく行われる作業には制限も多い。「タイベック」と呼ばれるつなぎの防護服とガスマスク、ヘルメット姿。建屋内は懐中電灯で手探りで進む。
作業員は放射線量を測定器で絶えずチェックする。例えば400ミリシーベルトの放射線量がある地域では37分で1年間に浴びてもいい許容量を超えるため、実質的には作業できない。4号機では計測器が400ミリシーベルトに達し撤収を余儀なくされた。低い場所でも、ごくわずかの作業時間で撤収、すぐ別の人に交代しなければならない。その繰り返しだ。
現場では原子炉を冷やすため、消防車のポンプを取水口に取り付ける作業などが待つ。1度つなげれば退避できるが、燃料切れや水を送れないトラブルに備え、近くで常に監視しなければならない。中央制御室は15日から常駐できなくなり、炉内温度や水位をチェックするため何度も足を運ばなければならなくなった。
原発建屋内の水素爆発で吹き飛ばされたがれきも作業の障害だ。がれきには放射性物質が含まれている可能性もある。
安全性が強みとされてきた日本の原発。しかし、想定を超える被害の中、復旧作業は難航を極めている。
東日本大震災で被災し深刻な事故が相次いでいる東京電力福島第1原子力発電所。日増しに放射性物質(放射能)漏れが広がる中、被害の拡大を少しでも食い止める作業には一刻の猶予も許されない。だが、原子炉周辺では深刻な被曝(ひばく)が確実な長時間作業は不可能。作業員は危険を覚悟の上で、原子炉への注水作業などに当たっている。
現在、現場で復旧作業を行っているのは1~3号機だ。使用済み核燃料の貯蔵プールが爆発した4号機は、最優先で水位を確認する必要があるが、危険すぎてとても近寄れず、モニターで監視するしかない。
1~3号機周辺も危ない。3号機西側では15日、1時間当たりの放射線量が、一般の人が1年間に浴びてもいい被曝限度量の400倍に相当する400ミリシーベルトを計測した。16日午前時点でもこの数値は減っていない。
800人が働いていた同原発では15日に73人を残してすべて撤退した。明らかに人手不足だ。これを受けて厚生労働省が同日、作業員の労働基準を緩和し、100ミリシーベルトだった作業員の年間被曝線量を250ミリシーベルトまで引き上げ、16日からは181人が作業に就いている。
夜も昼もなく行われる作業には制限も多い。「タイベック」と呼ばれるつなぎの防護服とガスマスク、ヘルメット姿。建屋内は懐中電灯で手探りで進む。
作業員は放射線量を測定器で絶えずチェックする。例えば400ミリシーベルトの放射線量がある地域では37分で1年間に浴びてもいい許容量を超えるため、実質的には作業できない。4号機では計測器が400ミリシーベルトに達し撤収を余儀なくされた。低い場所でも、ごくわずかの作業時間で撤収、すぐ別の人に交代しなければならない。その繰り返しだ。
現場では原子炉を冷やすため、消防車のポンプを取水口に取り付ける作業などが待つ。1度つなげれば退避できるが、燃料切れや水を送れないトラブルに備え、近くで常に監視しなければならない。中央制御室は15日から常駐できなくなり、炉内温度や水位をチェックするため何度も足を運ばなければならなくなった。
原発建屋内の水素爆発で吹き飛ばされたがれきも作業の障害だ。がれきには放射性物質が含まれている可能性もある。
安全性が強みとされてきた日本の原発。しかし、想定を超える被害の中、復旧作業は難航を極めている。
3号機への放水に注力し、4号機の優先度を下げたのは、4号機のプールには水が見えたからとのことです。上記転載の産経の記事の400ミリシーベルトの危機に比べると、緩和された状況になっているとのことでしょうか?
外部電源の施設作業も開始され手いるようです。
北澤氏が会見で語った猶予の無い状況から、脱出出来るのとを祈りつつ、東電、自衛隊他の方々の決死のご活躍に、深く感謝申し上げます。
# ドサクサ紛れで、藤井氏を首相補佐官に追いだし仙谷氏を副官房長官に据えた様ですね。実質復活=歴史的失政復活ですね。なにを考えているのやら。

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