
反腐敗の御旗を掲げ、虎退治と称して政敵を退治し政権基盤を固めようとしている習近平。急速に進めていることから、不満分子による報復が懸念されていることは、諸兄がご承知の通りです。
勿論、ご当人の習近平が一番承知していることです。そこで、身辺警護の人事を、自分の子飼の部下で固めたのだそうですね。
しかしそれは、不満分子の報復が現実味のある話で、習近平自身が深刻に怖がっていると世間に表明したことでもあり、身辺の危機が現実に存在することの証でもあるのですね。
共青団派で李源潮副主席の腹心が規律違反と違法行為の疑いで調査 - 遊爺雑記帳
習近平 民衆の期待の高まりで腐敗摘発の手を緩められずピンチ - 遊爺雑記帳
周永康前党政治局常務委員の残党、李源潮副主席の側近の摘発から李源潮副主席当人への摘発の包囲網といった虎退治の逆襲の火種は習近平自らが蒔いているものです。
また、反腐敗の御旗とその虎退治は、人民の支持を得て、幕引き時を失して、更に拡大せねばならない。
恐怖政治が蔓延し、政治が停滞し、ただでさえ減速している経済迄もが更に停滞しかねない。
恐怖政治の反動がブーメランとなって習近平に襲い掛かってくる危険があり、身辺警護を固めることで恐怖政治の悪化スパイラルが助長される。
中国の政情は、暗黒のホールに向けて堕ちはじめたのでしょうか。
注視が必要ですね。
冒頭の画像は、衞平(左)と、王小洪(右)

この花の名前は、コウヤボウキ
↓よろしかったら、お願いします。






勿論、ご当人の習近平が一番承知していることです。そこで、身辺警護の人事を、自分の子飼の部下で固めたのだそうですね。
しかしそれは、不満分子の報復が現実味のある話で、習近平自身が深刻に怖がっていると世間に表明したことでもあり、身辺の危機が現実に存在することの証でもあるのですね。
共青団派で李源潮副主席の腹心が規律違反と違法行為の疑いで調査 - 遊爺雑記帳
習近平 民衆の期待の高まりで腐敗摘発の手を緩められずピンチ - 遊爺雑記帳
北京公安「習派」で掌握 腐敗摘発の報復懸念 (3/26 読売朝刊)
【北京=竹内誠一郎】香港メディアは25日、首都・北京の治安責任者である北京市公安局長に、習近平国家主席のかつての部下が就任すると伝えた。大規模な腐敗摘発を通じて政敵の排除を進める習氏が、「報復」を念頭に身辺の安全を確保するためとみられる。
報道によると、王小洪・河南省公安庁長(57)が北京市公安局長と北京市副市長、公安省次官に就任するという。このほか、衛平・広西チワン族自治区共産党規律検査委員会書記(59)が公安省内の腐敗摘発を担当する党規律検査委書記に異動する。2人は1990年代に福建省福州市トップを務めた習氏の当時の部下で、「公安部門の数少ない習派」(福建省党関係者)という。
巨額収賄や機密漏えいなどの疑いで送検された前治安部門トップ、周永康前党政治局常務委員を巡っては、党指導部メンバーに対する盗聴や武装警察部隊を動員したクーデター疑惑も伝えられている。党関係者によると、習氏は腐敗摘発で排除した勢力の報復を懸念し、周氏の影響力が残存する公安部門に「子飼い」である、王の両氏を送り込むことで、組織を完全掌握する狙いがあるという。
また、香港メディアなどによると、習氏は昨年後半以降、北京軍区と武装警察のトップを交代させたのに続き、同軍区傘下の首都警備部隊や軍所属の中央警衛局のトップをいずれも交代させるなど、警護責任者の総入れ替えを行った。中国の要人警護では幹部を絶え間なく交代させ、内部の結託を防ぐ慣習があるという。
【北京=竹内誠一郎】香港メディアは25日、首都・北京の治安責任者である北京市公安局長に、習近平国家主席のかつての部下が就任すると伝えた。大規模な腐敗摘発を通じて政敵の排除を進める習氏が、「報復」を念頭に身辺の安全を確保するためとみられる。
報道によると、王小洪・河南省公安庁長(57)が北京市公安局長と北京市副市長、公安省次官に就任するという。このほか、衛平・広西チワン族自治区共産党規律検査委員会書記(59)が公安省内の腐敗摘発を担当する党規律検査委書記に異動する。2人は1990年代に福建省福州市トップを務めた習氏の当時の部下で、「公安部門の数少ない習派」(福建省党関係者)という。
巨額収賄や機密漏えいなどの疑いで送検された前治安部門トップ、周永康前党政治局常務委員を巡っては、党指導部メンバーに対する盗聴や武装警察部隊を動員したクーデター疑惑も伝えられている。党関係者によると、習氏は腐敗摘発で排除した勢力の報復を懸念し、周氏の影響力が残存する公安部門に「子飼い」である、王の両氏を送り込むことで、組織を完全掌握する狙いがあるという。
また、香港メディアなどによると、習氏は昨年後半以降、北京軍区と武装警察のトップを交代させたのに続き、同軍区傘下の首都警備部隊や軍所属の中央警衛局のトップをいずれも交代させるなど、警護責任者の総入れ替えを行った。中国の要人警護では幹部を絶え間なく交代させ、内部の結託を防ぐ慣習があるという。
周永康前党政治局常務委員の残党、李源潮副主席の側近の摘発から李源潮副主席当人への摘発の包囲網といった虎退治の逆襲の火種は習近平自らが蒔いているものです。
また、反腐敗の御旗とその虎退治は、人民の支持を得て、幕引き時を失して、更に拡大せねばならない。
恐怖政治が蔓延し、政治が停滞し、ただでさえ減速している経済迄もが更に停滞しかねない。
恐怖政治の反動がブーメランとなって習近平に襲い掛かってくる危険があり、身辺警護を固めることで恐怖政治の悪化スパイラルが助長される。
中国の政情は、暗黒のホールに向けて堕ちはじめたのでしょうか。
注視が必要ですね。
冒頭の画像は、衞平(左)と、王小洪(右)

この花の名前は、コウヤボウキ
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