ブリンケン米国務長官は17日、スタンフォード大でライス元国務長官と公開対談した際、台湾の情勢をめぐり「中国は現状をもはや受け入れることができず、ずっと早い時期の統一を追求する根本的な決断」をしたとの見解を示したと、産経・ワシントンの、渡辺浩生氏。
台湾侵攻の時期をめぐっては、米インド太平洋軍のデービッドソン前司令官が2027年までの「5年間を深く憂慮している」との見方を示していたと、渡辺氏。
ブリンケン氏は、中国が「(統一の)目的を達成するため、平和的な手段がうまくいかなければ威圧的な手段を使い、それが機能しなければ、強硬手段を用いる」との見方を示したと。
その結果、台湾海峡を日々通過する大量の商業船舶や、世界最大のシェアを占める台湾の半導体生産が妨げられ、「世界中に経済危機をもたらす」と警鐘を鳴らしたのだそうです。
16日に開幕した第20回中国共産党大会で、習近平は、過去5年間の成果と今後の方針を示す活動報告で台湾統一方針を巡り、「決して武力行使の放棄を約束しない。必要なあらゆる措置をとる選択肢を持ち続ける」と強調したことは、諸兄がご承知の通りです。
地元広島の日本中国友好協会(日中友好協会)会長の職に、首相になっても就いている岸田首相。外務大臣就任に伴い会長の肩書を返上したものの、国会の「日中友好議員連盟」の会長をしていた林外務大臣。
そんな日本は、その武力行使の脅しを明言する中国と、どう付き合うのでしょうか。
8月、カンボジアのプノンペンで予定されていた林外相と王毅国務委員兼外相の日中外相会談を、中国側によって開催の数時間前にキャンセルされ、更に東アジアサミット(EAS)外相会議で林外相が演説を始めると、王外相とロシアのラブロフ外相が示し合わせたように退室するという事件がありました。
親中の首相と、外務大臣が揃っているのですが、むしろ中国には完全になめられている日本。大丈夫でしょうか?
岸田政権はナメられている 日中首脳会談9・29開催の情報 - 遊爺雑記帳
冒頭の画像は、江沢民は欠席した党大会で、胡錦涛を気遣う習近平
この花の名前は、エビスグサ
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中国、台湾統一を「ずっと早い時期に」と決断 米国務長官が見解 - 産経ニュース 2022/10/19 渡辺 浩生
【ワシントン=渡辺浩生】ブリンケン米国務長官は17日、中国の軍事的威圧を受ける台湾の情勢をめぐり「中国は現状をもはや受け入れることができず、ずっと早い時期の統一を追求する根本的な決断」をしたとの見解を示した。習近平総書記(国家主席)は16日、中国共産党大会で台湾統一に強い意欲を示し、武力行使を放棄しないと言明しており、米国の強い危機感を表したとみられる。
カリフォルニア州のスタンフォード大でライス元国務長官と公開対談した際の発言。ブリンケン氏は具体的な時期は触れなかった。台湾侵攻の時期をめぐっては、米インド太平洋軍のデービッドソン前司令官が2027年までの「5年間を深く憂慮している」との見方を示している。
ブリンケン氏は「中国政府の台湾への接近手段が近年変化した」と指摘。中国が「(統一の)目的を達成するため、平和的な手段がうまくいかなければ威圧的な手段を使い、それが機能しなければ、強硬手段を用いる」との見方を示した。
その結果「すさまじい緊張が生じる」とし、台湾海峡を日々通過する大量の商業船舶や、世界最大のシェアを占める台湾の半導体生産が妨げられ、「世界中に経済危機をもたらす」と警鐘を鳴らした。
【ワシントン=渡辺浩生】ブリンケン米国務長官は17日、中国の軍事的威圧を受ける台湾の情勢をめぐり「中国は現状をもはや受け入れることができず、ずっと早い時期の統一を追求する根本的な決断」をしたとの見解を示した。習近平総書記(国家主席)は16日、中国共産党大会で台湾統一に強い意欲を示し、武力行使を放棄しないと言明しており、米国の強い危機感を表したとみられる。
カリフォルニア州のスタンフォード大でライス元国務長官と公開対談した際の発言。ブリンケン氏は具体的な時期は触れなかった。台湾侵攻の時期をめぐっては、米インド太平洋軍のデービッドソン前司令官が2027年までの「5年間を深く憂慮している」との見方を示している。
ブリンケン氏は「中国政府の台湾への接近手段が近年変化した」と指摘。中国が「(統一の)目的を達成するため、平和的な手段がうまくいかなければ威圧的な手段を使い、それが機能しなければ、強硬手段を用いる」との見方を示した。
その結果「すさまじい緊張が生じる」とし、台湾海峡を日々通過する大量の商業船舶や、世界最大のシェアを占める台湾の半導体生産が妨げられ、「世界中に経済危機をもたらす」と警鐘を鳴らした。
台湾侵攻の時期をめぐっては、米インド太平洋軍のデービッドソン前司令官が2027年までの「5年間を深く憂慮している」との見方を示していたと、渡辺氏。
ブリンケン氏は、中国が「(統一の)目的を達成するため、平和的な手段がうまくいかなければ威圧的な手段を使い、それが機能しなければ、強硬手段を用いる」との見方を示したと。
その結果、台湾海峡を日々通過する大量の商業船舶や、世界最大のシェアを占める台湾の半導体生産が妨げられ、「世界中に経済危機をもたらす」と警鐘を鳴らしたのだそうです。
16日に開幕した第20回中国共産党大会で、習近平は、過去5年間の成果と今後の方針を示す活動報告で台湾統一方針を巡り、「決して武力行使の放棄を約束しない。必要なあらゆる措置をとる選択肢を持ち続ける」と強調したことは、諸兄がご承知の通りです。
地元広島の日本中国友好協会(日中友好協会)会長の職に、首相になっても就いている岸田首相。外務大臣就任に伴い会長の肩書を返上したものの、国会の「日中友好議員連盟」の会長をしていた林外務大臣。
そんな日本は、その武力行使の脅しを明言する中国と、どう付き合うのでしょうか。
8月、カンボジアのプノンペンで予定されていた林外相と王毅国務委員兼外相の日中外相会談を、中国側によって開催の数時間前にキャンセルされ、更に東アジアサミット(EAS)外相会議で林外相が演説を始めると、王外相とロシアのラブロフ外相が示し合わせたように退室するという事件がありました。
親中の首相と、外務大臣が揃っているのですが、むしろ中国には完全になめられている日本。大丈夫でしょうか?
岸田政権はナメられている 日中首脳会談9・29開催の情報 - 遊爺雑記帳
冒頭の画像は、江沢民は欠席した党大会で、胡錦涛を気遣う習近平
この花の名前は、エビスグサ
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