遊爺雑記帳

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尖閣めぐる中国の「戦争恐れない」発言 危険極まりない存在に日本は「断固たる措置」を

2023-12-16 01:23:56 | 台湾海峡危機
 中国軍のシンクタンク、軍事科学院の何雷・元副院長(中将)が共同通信のインタビューに応じ、沖縄県・尖閣諸島を巡り「戦争を望まないが恐れない」と述べたのだそうです。
 日本の通信社のインタビューなので、日本向けのメッセージであり、日本の反応を探ろうとしている。
 感情的に過剰に反応する必要はないが、国際法などを踏まえ、冷静に外交その他の場では、中国側に「日本に間違ったメッセージを送るべきではない」とクギを刺しておくべきだと、アベノミクス創案チームのメンバーで元内閣参事官の高橋洋一氏。

 
【日本の解き方】尖閣めぐる中国の「戦争恐れない」発言 国際仲裁裁判所も無視、自国の法律優先 危険極まりない存在に日本は「断固たる措置」を - zakzak:夕刊フジ公式サイト 元内閣参事官・嘉悦大教授 高橋洋一 2023.12/15

 中国軍のシンクタンク、軍事科学院の何雷・元副院長(中将)が共同通信のインタビューに応じ、沖縄県・尖閣諸島を巡り「戦争を望まないが恐れない」と述べたという。

 日本の通信社のインタビューなので、
日本向けのメッセージであり、日本の反応を探ろうとしている

 相手の発言に
感情的に過剰に反応する必要はないが、国際法などを踏まえ、冷静に外交その他の場では、中国側に「日本に間違ったメッセージを送るべきではない」とクギを刺しておくべきだ

 まず、中国が力による現状変更で、台湾の武力統一に踏み切った場合、尖閣諸島が自動的に巻き込まれて
「台湾有事」が「日本有事」になる。これは、安倍晋三元首相が、かなり前に「台湾有事は日本有事」と喝破していたように、軍事的には常識である。

 
中国が台湾に侵攻するとき、制空権、制海権を確保するが、その際、海上封鎖が必至となる。となると、尖閣諸島のみならず与那国島まで中国はカバーするので、日本有事は必然となるからだ。

 
実際、2022年8月、ペロシ米下院議長の訪台に関し、中国は台湾の海上封鎖につながる訓練を行ったほか日本の排他的経済水域(EEZ)に弾道ミサイル 5発が着弾した。

 つまり、
中国が力による現状変更を行うと、自動的に日本有事になるわけだ。こうした中国の動きが日本を含む極東アジアの安全保障上、重大問題になるということを、日本は外交などの場で国際社会に向けて強く主張すべきだ

 
中国は、2000年頃から「核心的利益」といい、チベット・ウイグル、南シナ海、香港、台湾、尖閣を掲げてきた。これまで、チベット・ウイグル、南シナ海、香港は手中に収めてきたので、残るは台湾と尖閣になった。習近平国家主席が 3期目になり、仕上げとして台湾と尖閣をやらないはずはない

 また、
「南シナ海で起こったことは東シナ海でも起こる」とも言われてきた。ここ数日間、南シナ海において中国とフィリピンの対立が緊迫している。フィリピン政府は同国の船舶が 9日、南シナ海にあるスカボロー礁と呼ばれる岩礁の周辺で中国船から放水砲を発射されたと発表し「違法かつ攻撃的な行動」と非難した。

 
16年の国際仲裁裁判所の判断でも、スカボロー礁ではフィリピンの漁業権が認められているとしている。一方、中国は、仲裁裁判所の判断を無視して、両国船の衝突について「責任は完全にフィリピン側にある」と批判している。

 要するに、
中国は、仲裁裁判所の判断より自国の法律を優先させているわけで、国際社会においては危険極まりない存在だ。

 
国会などの場においても、「日本は中国の力による現状変更は望まず、日本有事になれば断固たる対抗措置をとる」と言うべきだ

 中国が力による現状変更で、台湾の武力統一に踏み切った場合、尖閣諸島が自動的に巻き込まれて「台湾有事」が「日本有事」になる。これは、安倍晋三元首相が、かなり前に「台湾有事は日本有事」と喝破していたように、軍事的には常識であると、高橋氏。
 中国が台湾に侵攻するとき、制空権、制海権を確保するが、その際、海上封鎖が必至となる。となると、尖閣諸島のみならず与那国島まで中国はカバーするので、日本有事は必然となるからだと。

 2022年8月、ペロシ米下院議長の訪台に関し、中国は台湾の海上封鎖につながる訓練を行ったほか、日本の排他的経済水域(EEZ)に弾道ミサイル 5発が着弾したことは衆知の事実!

 つまり、中国が力による現状変更を行うと、自動的に日本有事になる。
 こうした中国の動きが日本を含む極東アジアの安全保障上、重大問題になるということを、日本は外交などの場で国際社会に向けて強く主張すべきだと、高橋氏。

 中国は、2000年頃から「核心的利益」といい、チベット・ウイグル、南シナ海、香港、台湾、尖閣を掲げてきた。これまで、チベット・ウイグル、南シナ海、香港は手中に収めてきたので、残るは台湾と尖閣。
 習近平国家主席が 3期目になり、仕上げとして台湾と尖閣をやらないはずはないとも。

 南シナ海において中国とフィリピンの対立が緊迫している。
 フィリピン政府は同国の船舶が 9日、スカボロー礁と呼ばれる岩礁の周辺で中国船から放水砲を発射されたと発表し「違法かつ攻撃的な行動」と非難。

 16年の国際仲裁裁判所の判断でも、スカボロー礁ではフィリピンの漁業権が認められている。
 一方、中国は、仲裁裁判所の判断を無視して、両国船の衝突について「責任は完全にフィリピン側にある」と批判。
 仲裁判断「ただの紙くず」 中国元外交トップ、南シナ海巡り - 日本経済新聞

 中国は、仲裁裁判所の判断より自国の法律を優先させているわけで、国際社会においては危険極まりない存在。

 国会などの場においても、「日本は中国の力による現状変更は望まず、日本有事になれば断固たる対抗措置をとる」と言うべきだと、高橋氏。
 
 新官房長官に登用(なり手が他に居なかった)された林前外相(親中国会議連の会長職は外相就任時に返上)、派閥の会長職は今回のパーティ券騒動で辞職したが、広島県の親中団体会長職は今なを継続している岸田首相のコンビとなった内閣。
 フィリピンの様に、モノ申したり、対抗策を講じることが出来るでしょうか?

 フィリピン、中国大使を召喚 追放の可能性も 南シナ海問題で(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 尖閣諸島沖の中国海警船航行、今年337日目…過去最多を更新 : 読売新聞



 # 冒頭の画像は、尖閣諸島周辺海域で、中国海警局の船(奥)を監視する海上保安庁の巡視船



 この花の名前は、リンドウ


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