
新型コロナウイルスの起源について、WHOの訪中調査結果には信頼性が欠け、米英などで再調査の機運が高まっていることは諸兄がご承知の通りです。
一方、世界への感染拡大に対する、ワクチン外交も、中国の展開に対し、日米他の自由主義諸国が動き始めていますね。
ワクチン外交でも、米中新冷戦時代の対抗が進められてきています。
武漢研究所のコロナ流出説が再燃-米国の検証、対中関係に影響も(Bloomberg) - Yahoo!ニュース
英情報機関も研究所流出説 コロナ起源、中国と摩擦も(時事通信) - Yahoo!ニュース
新型ウイルス感染拡大防止の決め手がワクチン接種であることが証明されてきており、中国がワクチン外交を積極展開し、汚名挽回と覇権拡大戦略を積極展開していますね。
批判したオーストラリアへの制裁や、台湾へのワクチン供給ルートに圧力をかけ止めさせるなど、非道な手段を講じています。
台湾については、4日、菅政権が急遽無償提供・納入。政府は更にベトナムにもワクチンを提供する方向で調整に入っているのだそうです。
米国も 3日、ワクチン2,500万回分を、アジアや中南米、アフリカなどに供給すると発表。台湾へも「COVAX」経由での提供を実施しますね。
米上院議員が台湾訪問 ワクチン75万回分提供を発表|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト
一方、ウイルスの「起源」をめぐり、中国・武漢の中国科学院武漢ウイルス研究所からの「漏洩(ろうえい)説」について、バイデン大統領は、情報機関に追加調査を指示しています。
武漢研究所のコロナ流出説が再燃-米国の検証、対中関係に影響も(Bloomberg) - Yahoo!ニュース
英情報機関も新型コロナウイルスの起源をめぐり、中国の武漢ウイルス研究所から流出した可能性があると考えているのだそうです。
英情報機関も研究所流出説 コロナ起源、中国と摩擦も(時事通信) - Yahoo!ニュース
中国は 5月前半で、80以上の途上国にワクチンを援助。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の多くも、中国製ワクチンの供給を受けてきています。
ベトナムはこれを固辞してきたものの、国内の感染状況悪化を受け、保健省は4日、中国国有製薬大手「シノファーム」が開発したワクチンの緊急使用を承認したのだそうです。
そこへ、日本が欧米のワクチンをベトナムに提供すれば、中国の「ワクチン外交」に対抗し、日越関係を強化できるのですね。
バイデン米政権も、中国の「ワクチン外交」に決然と対峙する構え。第一弾を台湾を含むアジアや中南米、アフリカを中心に配布。6月末までに、少なくとも計8,000回分を世界各地に提供するのだそうです。
福井県立大学の島田洋一教授は「中国は『ワクチン外交』を進めるが、世界の常識として中国製ワクチンの効果に疑念がある。今後、米国を筆頭にワクチンの供給に余裕が出てきた自由主義諸国が支援できれば意味は大きい」と指摘しておられるのだそうです。
中国が覇権拡大で進める「一帯一路」が、債権の罠が仕組まれていることは知れ渡ってきていますが、「ワクチン外交」も当然ひも付き。
それを承知しながらも頼らざるを得ない国々が多い現状。
自由主義諸国が支援の輪を広げ、中国の罠から救う動きが広まることを祈念します。
# 冒頭の画像は、台湾・桃園国際空港で、日本航空機から降ろされる新型コロナワクチンが入ったコンテナ

この花の名前は、ヤグルマギク
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一方、世界への感染拡大に対する、ワクチン外交も、中国の展開に対し、日米他の自由主義諸国が動き始めていますね。
ワクチン外交でも、米中新冷戦時代の対抗が進められてきています。
武漢研究所のコロナ流出説が再燃-米国の検証、対中関係に影響も(Bloomberg) - Yahoo!ニュース
英情報機関も研究所流出説 コロナ起源、中国と摩擦も(時事通信) - Yahoo!ニュース
中国ワクチン外交“痛打” 日本は台湾・ベトナム援助、自由主義陣営が主導権 「政治パフォーマンスに固執するな」と反発も… - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2021.6.6
日本政府が4日、新型コロナウイルスワクチンを台湾に無償提供したことを受け、台湾では日本への謝意表明が相次いだ。さらに政府は、ベトナムにもワクチンを提供する方向で調整に入ったという。米国も3日、ワクチン2500万回分を、アジアや中南米、アフリカなどに供給すると発表した。ジョー・バイデン米大統領は、ウイルスの「起源」をめぐり、中国・武漢の中国科学院武漢ウイルス研究所からの「漏洩(ろうえい)説」について情報機関に追加調査を指示したばかり。日米など自由主義陣営は、中国共産党政権が「ワクチン外交」で覇権拡大を進めることを牽制(けんせい)する構えだ。
◇
「言葉では言い尽くせないほど感謝しています」「価値観の共有に基づき、互いを信頼し助け合うという『台日友好』の真髄を改めて目にすることができました」
台湾の蔡英文総統は、ワクチンが到着した4日、ツイッターにこう感謝を伝えるビデオメッセージを投稿した。
陳時中衛生福利部長(衛生相)も記者会見で、「これまでで最も多い分量で、防疫に大きな助けになる」と感謝した。
一部の台湾メディアは、ワクチンの空港到着を実況中継するほどで、観光名所としても知られる高層ビル「台北101」では同日夜、「台灣❤日本」「日台の絆と感謝」などとメッセージも灯されるほどの歓迎ムードだった。
これまで新型コロナウイルスの押さえ込みに成功してきた台湾だが、変異株の影響か、5月中旬から感染が拡大している。中国の妨害によって、ドイツ企業からのワクチン調達ができなかったため、日本からの支援は「日台の絆」を示す結果となったといえる。
日本政府によるワクチン支援の動きはこれだけでは終わらない。「ベトナムへのワクチン提供を調整している」と、日本テレビとNHKが5日までに報じた。
ベトナムでは、これまで新規感染者数は少なかったが、4月下旬から感染が拡大している。日本とベトナムの関係は良好で、日本政府はワクチンの提供要請を受けたという。
中国は、南シナ海のほぼ全域を囲むように勝手な境界線「九段線」(赤い舌)を引き、岩礁を埋め立てて軍事基地化して「自国の領海だ」と強弁している。沿岸諸国とは緊張関係が続いている。
ただ、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)を受け、中国は5月前半で、80以上の途上国にワクチンを援助している。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の多くも、中国製ワクチンの供給を受けてきた。
ベトナムはこれを固辞してきたが、国内の感染状況悪化を受け、ベトナム保健省は4日、中国国有製薬大手「シノファーム」が開発したワクチンの緊急使用を承認した。現地メディアが報じた。
こうしたなかで、日本が欧米のワクチンをベトナムに提供すれば、中国の「ワクチン外交」に対抗し、日越関係を強化できる。
菅義偉首相は5月11日、ベトナムのグエン・スアン・フック国家主席と電話会談し、「ベトナムは自由で開かれたインド太平洋を実現する上で重要なパートナーだ」と語っていた。
バイデン米政権も、中国の「ワクチン外交」に決然と対峙(たいじ)する構えだ。
ホワイトハウスは3日、ワクチン支援の第1弾として、2500万回分のワクチンを台湾を含むアジアや中南米、アフリカを中心に割り当てると発表した。6月末までに、少なくとも計8000万回分を世界各地に提供する方針という。
中国は、日米のこうした動きに反発している。
中国外務省の汪文斌報道官は4日の記者会見で、日本の台湾援助について、「政治パフォーマンスに固執するな」と牽制(けんせい)した。まさに、「おまえが言うな!」というしかない。
福井県立大学の島田洋一教授は「ASEAN諸国の中には、すでに中国に取り込まれている国もある。そのなかで、ベトナムは中国に強く対抗しており、日本がワクチン支援を実行すれば、分かりやすい対応といえる。中国は『ワクチン外交』を進めるが、世界の常識として中国製ワクチンの効果に疑念がある。今後、米国を筆頭にワクチンの供給に余裕が出てきた自由主義諸国が支援できれば意味は大きい」と指摘した。
日本政府が4日、新型コロナウイルスワクチンを台湾に無償提供したことを受け、台湾では日本への謝意表明が相次いだ。さらに政府は、ベトナムにもワクチンを提供する方向で調整に入ったという。米国も3日、ワクチン2500万回分を、アジアや中南米、アフリカなどに供給すると発表した。ジョー・バイデン米大統領は、ウイルスの「起源」をめぐり、中国・武漢の中国科学院武漢ウイルス研究所からの「漏洩(ろうえい)説」について情報機関に追加調査を指示したばかり。日米など自由主義陣営は、中国共産党政権が「ワクチン外交」で覇権拡大を進めることを牽制(けんせい)する構えだ。
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「言葉では言い尽くせないほど感謝しています」「価値観の共有に基づき、互いを信頼し助け合うという『台日友好』の真髄を改めて目にすることができました」
台湾の蔡英文総統は、ワクチンが到着した4日、ツイッターにこう感謝を伝えるビデオメッセージを投稿した。
陳時中衛生福利部長(衛生相)も記者会見で、「これまでで最も多い分量で、防疫に大きな助けになる」と感謝した。
一部の台湾メディアは、ワクチンの空港到着を実況中継するほどで、観光名所としても知られる高層ビル「台北101」では同日夜、「台灣❤日本」「日台の絆と感謝」などとメッセージも灯されるほどの歓迎ムードだった。
これまで新型コロナウイルスの押さえ込みに成功してきた台湾だが、変異株の影響か、5月中旬から感染が拡大している。中国の妨害によって、ドイツ企業からのワクチン調達ができなかったため、日本からの支援は「日台の絆」を示す結果となったといえる。
日本政府によるワクチン支援の動きはこれだけでは終わらない。「ベトナムへのワクチン提供を調整している」と、日本テレビとNHKが5日までに報じた。
ベトナムでは、これまで新規感染者数は少なかったが、4月下旬から感染が拡大している。日本とベトナムの関係は良好で、日本政府はワクチンの提供要請を受けたという。
中国は、南シナ海のほぼ全域を囲むように勝手な境界線「九段線」(赤い舌)を引き、岩礁を埋め立てて軍事基地化して「自国の領海だ」と強弁している。沿岸諸国とは緊張関係が続いている。
ただ、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)を受け、中国は5月前半で、80以上の途上国にワクチンを援助している。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の多くも、中国製ワクチンの供給を受けてきた。
ベトナムはこれを固辞してきたが、国内の感染状況悪化を受け、ベトナム保健省は4日、中国国有製薬大手「シノファーム」が開発したワクチンの緊急使用を承認した。現地メディアが報じた。
こうしたなかで、日本が欧米のワクチンをベトナムに提供すれば、中国の「ワクチン外交」に対抗し、日越関係を強化できる。
菅義偉首相は5月11日、ベトナムのグエン・スアン・フック国家主席と電話会談し、「ベトナムは自由で開かれたインド太平洋を実現する上で重要なパートナーだ」と語っていた。
バイデン米政権も、中国の「ワクチン外交」に決然と対峙(たいじ)する構えだ。
ホワイトハウスは3日、ワクチン支援の第1弾として、2500万回分のワクチンを台湾を含むアジアや中南米、アフリカを中心に割り当てると発表した。6月末までに、少なくとも計8000万回分を世界各地に提供する方針という。
中国は、日米のこうした動きに反発している。
中国外務省の汪文斌報道官は4日の記者会見で、日本の台湾援助について、「政治パフォーマンスに固執するな」と牽制(けんせい)した。まさに、「おまえが言うな!」というしかない。
福井県立大学の島田洋一教授は「ASEAN諸国の中には、すでに中国に取り込まれている国もある。そのなかで、ベトナムは中国に強く対抗しており、日本がワクチン支援を実行すれば、分かりやすい対応といえる。中国は『ワクチン外交』を進めるが、世界の常識として中国製ワクチンの効果に疑念がある。今後、米国を筆頭にワクチンの供給に余裕が出てきた自由主義諸国が支援できれば意味は大きい」と指摘した。
新型ウイルス感染拡大防止の決め手がワクチン接種であることが証明されてきており、中国がワクチン外交を積極展開し、汚名挽回と覇権拡大戦略を積極展開していますね。
批判したオーストラリアへの制裁や、台湾へのワクチン供給ルートに圧力をかけ止めさせるなど、非道な手段を講じています。
台湾については、4日、菅政権が急遽無償提供・納入。政府は更にベトナムにもワクチンを提供する方向で調整に入っているのだそうです。
米国も 3日、ワクチン2,500万回分を、アジアや中南米、アフリカなどに供給すると発表。台湾へも「COVAX」経由での提供を実施しますね。
米上院議員が台湾訪問 ワクチン75万回分提供を発表|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト
一方、ウイルスの「起源」をめぐり、中国・武漢の中国科学院武漢ウイルス研究所からの「漏洩(ろうえい)説」について、バイデン大統領は、情報機関に追加調査を指示しています。
武漢研究所のコロナ流出説が再燃-米国の検証、対中関係に影響も(Bloomberg) - Yahoo!ニュース
英情報機関も新型コロナウイルスの起源をめぐり、中国の武漢ウイルス研究所から流出した可能性があると考えているのだそうです。
英情報機関も研究所流出説 コロナ起源、中国と摩擦も(時事通信) - Yahoo!ニュース
中国は 5月前半で、80以上の途上国にワクチンを援助。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の多くも、中国製ワクチンの供給を受けてきています。
ベトナムはこれを固辞してきたものの、国内の感染状況悪化を受け、保健省は4日、中国国有製薬大手「シノファーム」が開発したワクチンの緊急使用を承認したのだそうです。
そこへ、日本が欧米のワクチンをベトナムに提供すれば、中国の「ワクチン外交」に対抗し、日越関係を強化できるのですね。
バイデン米政権も、中国の「ワクチン外交」に決然と対峙する構え。第一弾を台湾を含むアジアや中南米、アフリカを中心に配布。6月末までに、少なくとも計8,000回分を世界各地に提供するのだそうです。
福井県立大学の島田洋一教授は「中国は『ワクチン外交』を進めるが、世界の常識として中国製ワクチンの効果に疑念がある。今後、米国を筆頭にワクチンの供給に余裕が出てきた自由主義諸国が支援できれば意味は大きい」と指摘しておられるのだそうです。
中国が覇権拡大で進める「一帯一路」が、債権の罠が仕組まれていることは知れ渡ってきていますが、「ワクチン外交」も当然ひも付き。
それを承知しながらも頼らざるを得ない国々が多い現状。
自由主義諸国が支援の輪を広げ、中国の罠から救う動きが広まることを祈念します。
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