
ソビエト連邦は、1917年にウラジーミル・レーニン率いるボリシェヴィキが、ロシア帝国を置き換える形で成立した臨時政府を打倒した十月革命で誕生。
そのレーニンの死後、トップに立ったのはスターリン。
そしてそのスターリンを毒殺したのが、ラヴレンチ・べリア。ロシアのあらゆる要人の「護衛」を担当する、国家保安省のトップであったべリアはスターリン死後、実質的にソ連のトップに上り詰めていたのだそうです。
そのべリアの、一瞬のスキを突いたのがフルシチョフ。
べリアの死後、国家保安省は一委員会に格下げされ「ソ連国家保安委員会」に縮小されました。
そのようにして生まれたのがKGB、つまりプーチンを生んだソ連秘密警察にほかなりません。プーチンはスターリン粛清の担い手、べリア機関直系の後継者で、あらゆる手法を受け継いでいると、伊藤氏。
なので、プーチンは自己護衛部隊を保有していますし、腹心の筈の、ゲラシモフ参謀総長、ショイグ国防相と会談するのも暴騰の画像の距離。
ウクライナ侵攻では大誤算を生じ、短期制圧の予定が、今日までの戦況。
バイデン氏が早々に武力介入しないと宣言したので、長期化はすくわれていますが、国際世論の批判の盛り上がりはすざましく、中国でさえもが、一線を画し退く程。
それでも振り上げたこぶしの降ろしどころがなく、暴走を続けるプーチン。
そのプーチン失脚の道を説いておられるのは、伊東乾氏。
プーチンが失脚する3つの可能性があると、伊東氏。
その 1は、軍によるクーデター。
すでに全ロシア退役将校会会長のレオニード・イワショフ退役大将が、プーチンに大統領辞任を要求。
この戦争に「大義」など何もないことは、専門である防衛関係者の方がよく分かっていますと伊東氏。
白兵戦を展開して、殺されたり怪我をしたり、身体に障害を負って残りの人生を送らなければならなかったりするのは軍人サイド。
まともな将官なら反対するのが当たり前だと。
しかし現役トップであるゲラシモフたちは、自分や家族の命を人質に取られたまま最高指導者を演じさせられていますから、秘密警察を掌握する大統領の言うことを聞かざるを得ない。
「ロシアの2.26型崩壊シナリオ」での、青年将校による反乱しかない。
第2は、ロシア国民から革命的な火の手が上がる可能性。これは現実には少ないかもしれませんと伊東氏。
反戦デモ活動で検挙される姿の報道は見ますし、先日はテレビのニュース番組での、マリーナ・オフシャニコワさんの行動が注目をあびています。
老人層や、田舎等の国営放送からの情報しか得ていない人々には、少なくない影響が与えられていればいいのですが。
ロシア政府系TVの生放送で突然「戦争反対」 ディレクターを拘束(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
実際に可能性が高いのは第3のパターンではないかと伊東氏
現実に、ソ連のトップのスターリンは毒殺され、その毒殺犯のラヴレンチ・べリアは、フルシチョフの策略で殺されるという歴史があります。
ラヴレンチ・べリアの暗殺で関与していたのがKGBで、プーチンはKGB出身。
プーチン政権はすでに内部でも様々な不協和音が隠せません。老KGBに瞬時の隙ができた時が、ロシアにとって運命の岐路になる可能性が考えられますと伊東氏。
今現在ロシア国内に複数準備があると見て外れないでしょうとも。
国内での暗殺計画もさることながら、海外からの刺客も懸念されます。
「ウラル山脈にある隠れ家でオリガルヒを集めて、会議をしている」とのうわさも。
プーチン大統領 “ロシア山岳地帯”に潜伏?欧州議員に情報 専門家が分析(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース
なので、会うスタッフが限定され、入手情報が偏り誤戦術が産まれているとの報道も耳にしました。
NATOへの制空権確保支援を拒否されているゼレンスキー大統領。戦備の支援は得ていますが、NATO接近はあきらめたと、対露停戦交渉で譲歩。国民の命優先の譲歩なのですね。
欧米や日本の政治家ではなく、国会を通じた国民への支援要請を展開し始めていますね。日本政府は、一時、前例がないとか、設備がないとか拒否する姿勢でしたが、なんとか実現方向に転じた様子。
外務大臣失格の岸田氏の無能センスが、北京五輪外交ボイコット関連の二股外交で、バイデン氏から面談延期された失政を繰り返すところでしたが、一応踏みとどまった。
外交では、安倍氏を顧問などで入閣してもらうなどしないと、岸田氏では、日本を沈没させてしまいますね。
# 冒頭の画像は、プーチン大統領とゲラシモフ参謀総長、ショイグ国防相と会談

この花の名前は、キクザキイチゲ
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遊爺さんの写真素材 - PIXTA






そのレーニンの死後、トップに立ったのはスターリン。
そしてそのスターリンを毒殺したのが、ラヴレンチ・べリア。ロシアのあらゆる要人の「護衛」を担当する、国家保安省のトップであったべリアはスターリン死後、実質的にソ連のトップに上り詰めていたのだそうです。
そのべリアの、一瞬のスキを突いたのがフルシチョフ。
べリアの死後、国家保安省は一委員会に格下げされ「ソ連国家保安委員会」に縮小されました。
そのようにして生まれたのがKGB、つまりプーチンを生んだソ連秘密警察にほかなりません。プーチンはスターリン粛清の担い手、べリア機関直系の後継者で、あらゆる手法を受け継いでいると、伊藤氏。
なので、プーチンは自己護衛部隊を保有していますし、腹心の筈の、ゲラシモフ参謀総長、ショイグ国防相と会談するのも暴騰の画像の距離。
ウクライナ侵攻では大誤算を生じ、短期制圧の予定が、今日までの戦況。
バイデン氏が早々に武力介入しないと宣言したので、長期化はすくわれていますが、国際世論の批判の盛り上がりはすざましく、中国でさえもが、一線を画し退く程。
それでも振り上げたこぶしの降ろしどころがなく、暴走を続けるプーチン。
そのプーチン失脚の道を説いておられるのは、伊東乾氏。
プーチンの末路3つのパターン、クーデターか内戦か・・・ フルシチョフも苦しんだ「スターリン機関」の手口 | JBpress (ジェイビープレス) 2022.3.16(水)伊東 乾
<前略>
■プーチン失脚、3つの可能性
スターリン粛清のべリアや、ヒトラーの盟友レーム、さらには維新後明治政府の政変や暗殺などを参照しても、プーチンが失脚するとすれば3つの可能性が指摘できるでしょう。
第1は軍によるクーデター、これはすでに全ロシア退役将校会会長のレオニード・イワショフ退役大将(http://ooc.su/news/obrashhenie_obshherossijskogo_oficerskogo_sobranija_k_prezidentu_i_grazhdanam_rossijskoj_federacii/2022-01-31-79)がプーチンに大統領辞任を要求(https://globe.asahi.com/article/14550085)するなど、軍人としては本音でしょう。
この戦争に「大義」など何もないことは、専門である防衛関係者の方がよく分かっています。
加えて、クレムリンは出撃命令するだけですが、実際に時代遅れの国境突破など、白兵戦を展開して、殺されたり怪我をしたり、身体に障害を負って残りの人生を送らなければならなかったりするのは軍人サイドです。
まともな将官なら反対するのが当たり前。
これはイワショフ大将でも、昨秋亡くなった米国のコリン・パウエル元米国務長官・米軍参謀本部議長など、普通に分別のある軍人なら誰でも同じ反応を見せるでしょう。
しかし現役トップであるゲラシモフたちは、自分や家族の命を人質に取られたまま最高指導者を演じさせられていますから、秘密警察を掌握する大統領の言うことを聞かざるを得ない。
ということで、青年将校が反乱を起こすなどしてロシア軍が機能不全を起こした場合、プーチン政権は停止する可能性があるでしょう。
「ロシアの2.26型崩壊シナリオ」と呼んでおきましょう。
第2は、前回稿にも記した通り、言論統制など恐怖政治の圧力に耐えかねたロシア国民から革命的な火の手が上がる可能性。これは現実には少ないかもしれません。
しかし、対するウクライナでは、市民が自衛軍・民兵組織を編成して、徹底抗戦の構えを見せており、ロシア軍は全く士気が上がりません。
良いたとえではないですが、これは、気乗りのしない大阪府軍が、去年まで同じ国だった京都に「人道的特殊軍事作戦」を命じられ、兵士の大半は京都府民を撃ったりしたくない中、京都の自衛民兵が武装組織を編成して猛反攻しているような状況。
ウクライナではこれが現実のものとなっています。「ロシアのウクライナ型政変シナリオ」、説としては弱いかもしれません。
より実際に可能性が高いのは第3のパターンではないかと思います。
1979年10月26日夜、韓国の軍事政権トップであった朴正煕大統領は、酒宴の席で、側近であった韓国情報部=KCIA部長だった金載圭陸軍中将によって射殺されました。
最高権力者を守るはずの銃口が、最高権力者の方向に向けられると、それより先には守る盾がありません。
プーチン政権はすでに内部でも様々な不協和音が隠せません。老KGBに瞬時の隙ができた時が、ロシアにとって運命の岐路になる可能性が考えられます。
プーチンのKCIA型射殺シナリオ、飼い犬に手を噛まれる可能性は、日本の東条英機暗殺計画(https://ci.nii.ac.jp/ncid/BN07851511)、ドイツで数多く準備されたヒトラー暗殺計画同様、今現在ロシア国内に複数準備があると見て外れないでしょう。
こうした情勢の検討は、かつて澁澤栄一財団の戦略的外交人材育成奨学生として、分析を学んだ際、生々しい事例に触れました。
私の指導教員であった田中均さんは、金正日体制の北朝鮮との外交交渉で「ミスターX」とテーブルに着いた際、「あなた方日本人は、交渉が決裂してもそれで終わりだろう。でも私たちは失敗した場合、自分や家族が銃殺される。そういう覚悟でテーブルについている」と告げられたそうです。
これを教えてもらったのは2009年のことでしたが、極めて残念なことに、ミスターXこと柳敬・国家安全保衛部副部長は、2011年1月頃に起きた政変によって、実際に銃殺刑(https://www.j-cast.com/2013/09/17184047.html)に処されてしまいます。
何が起きても全く不思議ではありません。
<前略>
■プーチン失脚、3つの可能性
スターリン粛清のべリアや、ヒトラーの盟友レーム、さらには維新後明治政府の政変や暗殺などを参照しても、プーチンが失脚するとすれば3つの可能性が指摘できるでしょう。
第1は軍によるクーデター、これはすでに全ロシア退役将校会会長のレオニード・イワショフ退役大将(http://ooc.su/news/obrashhenie_obshherossijskogo_oficerskogo_sobranija_k_prezidentu_i_grazhdanam_rossijskoj_federacii/2022-01-31-79)がプーチンに大統領辞任を要求(https://globe.asahi.com/article/14550085)するなど、軍人としては本音でしょう。
この戦争に「大義」など何もないことは、専門である防衛関係者の方がよく分かっています。
加えて、クレムリンは出撃命令するだけですが、実際に時代遅れの国境突破など、白兵戦を展開して、殺されたり怪我をしたり、身体に障害を負って残りの人生を送らなければならなかったりするのは軍人サイドです。
まともな将官なら反対するのが当たり前。
これはイワショフ大将でも、昨秋亡くなった米国のコリン・パウエル元米国務長官・米軍参謀本部議長など、普通に分別のある軍人なら誰でも同じ反応を見せるでしょう。
しかし現役トップであるゲラシモフたちは、自分や家族の命を人質に取られたまま最高指導者を演じさせられていますから、秘密警察を掌握する大統領の言うことを聞かざるを得ない。
ということで、青年将校が反乱を起こすなどしてロシア軍が機能不全を起こした場合、プーチン政権は停止する可能性があるでしょう。
「ロシアの2.26型崩壊シナリオ」と呼んでおきましょう。
第2は、前回稿にも記した通り、言論統制など恐怖政治の圧力に耐えかねたロシア国民から革命的な火の手が上がる可能性。これは現実には少ないかもしれません。
しかし、対するウクライナでは、市民が自衛軍・民兵組織を編成して、徹底抗戦の構えを見せており、ロシア軍は全く士気が上がりません。
良いたとえではないですが、これは、気乗りのしない大阪府軍が、去年まで同じ国だった京都に「人道的特殊軍事作戦」を命じられ、兵士の大半は京都府民を撃ったりしたくない中、京都の自衛民兵が武装組織を編成して猛反攻しているような状況。
ウクライナではこれが現実のものとなっています。「ロシアのウクライナ型政変シナリオ」、説としては弱いかもしれません。
より実際に可能性が高いのは第3のパターンではないかと思います。
1979年10月26日夜、韓国の軍事政権トップであった朴正煕大統領は、酒宴の席で、側近であった韓国情報部=KCIA部長だった金載圭陸軍中将によって射殺されました。
最高権力者を守るはずの銃口が、最高権力者の方向に向けられると、それより先には守る盾がありません。
プーチン政権はすでに内部でも様々な不協和音が隠せません。老KGBに瞬時の隙ができた時が、ロシアにとって運命の岐路になる可能性が考えられます。
プーチンのKCIA型射殺シナリオ、飼い犬に手を噛まれる可能性は、日本の東条英機暗殺計画(https://ci.nii.ac.jp/ncid/BN07851511)、ドイツで数多く準備されたヒトラー暗殺計画同様、今現在ロシア国内に複数準備があると見て外れないでしょう。
こうした情勢の検討は、かつて澁澤栄一財団の戦略的外交人材育成奨学生として、分析を学んだ際、生々しい事例に触れました。
私の指導教員であった田中均さんは、金正日体制の北朝鮮との外交交渉で「ミスターX」とテーブルに着いた際、「あなた方日本人は、交渉が決裂してもそれで終わりだろう。でも私たちは失敗した場合、自分や家族が銃殺される。そういう覚悟でテーブルについている」と告げられたそうです。
これを教えてもらったのは2009年のことでしたが、極めて残念なことに、ミスターXこと柳敬・国家安全保衛部副部長は、2011年1月頃に起きた政変によって、実際に銃殺刑(https://www.j-cast.com/2013/09/17184047.html)に処されてしまいます。
何が起きても全く不思議ではありません。
プーチンが失脚する3つの可能性があると、伊東氏。
その 1は、軍によるクーデター。
すでに全ロシア退役将校会会長のレオニード・イワショフ退役大将が、プーチンに大統領辞任を要求。
この戦争に「大義」など何もないことは、専門である防衛関係者の方がよく分かっていますと伊東氏。
白兵戦を展開して、殺されたり怪我をしたり、身体に障害を負って残りの人生を送らなければならなかったりするのは軍人サイド。
まともな将官なら反対するのが当たり前だと。
しかし現役トップであるゲラシモフたちは、自分や家族の命を人質に取られたまま最高指導者を演じさせられていますから、秘密警察を掌握する大統領の言うことを聞かざるを得ない。
「ロシアの2.26型崩壊シナリオ」での、青年将校による反乱しかない。
第2は、ロシア国民から革命的な火の手が上がる可能性。これは現実には少ないかもしれませんと伊東氏。
反戦デモ活動で検挙される姿の報道は見ますし、先日はテレビのニュース番組での、マリーナ・オフシャニコワさんの行動が注目をあびています。
老人層や、田舎等の国営放送からの情報しか得ていない人々には、少なくない影響が与えられていればいいのですが。
ロシア政府系TVの生放送で突然「戦争反対」 ディレクターを拘束(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
実際に可能性が高いのは第3のパターンではないかと伊東氏
現実に、ソ連のトップのスターリンは毒殺され、その毒殺犯のラヴレンチ・べリアは、フルシチョフの策略で殺されるという歴史があります。
ラヴレンチ・べリアの暗殺で関与していたのがKGBで、プーチンはKGB出身。
プーチン政権はすでに内部でも様々な不協和音が隠せません。老KGBに瞬時の隙ができた時が、ロシアにとって運命の岐路になる可能性が考えられますと伊東氏。
今現在ロシア国内に複数準備があると見て外れないでしょうとも。
国内での暗殺計画もさることながら、海外からの刺客も懸念されます。
「ウラル山脈にある隠れ家でオリガルヒを集めて、会議をしている」とのうわさも。
プーチン大統領 “ロシア山岳地帯”に潜伏?欧州議員に情報 専門家が分析(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース
なので、会うスタッフが限定され、入手情報が偏り誤戦術が産まれているとの報道も耳にしました。
NATOへの制空権確保支援を拒否されているゼレンスキー大統領。戦備の支援は得ていますが、NATO接近はあきらめたと、対露停戦交渉で譲歩。国民の命優先の譲歩なのですね。
欧米や日本の政治家ではなく、国会を通じた国民への支援要請を展開し始めていますね。日本政府は、一時、前例がないとか、設備がないとか拒否する姿勢でしたが、なんとか実現方向に転じた様子。
外務大臣失格の岸田氏の無能センスが、北京五輪外交ボイコット関連の二股外交で、バイデン氏から面談延期された失政を繰り返すところでしたが、一応踏みとどまった。
外交では、安倍氏を顧問などで入閣してもらうなどしないと、岸田氏では、日本を沈没させてしまいますね。
# 冒頭の画像は、プーチン大統領とゲラシモフ参謀総長、ショイグ国防相と会談

この花の名前は、キクザキイチゲ
↓よろしかったら、お願いします。

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