衆院憲法審査会の船田元・与党筆頭幹事が役人に丸投げの手抜きで招いた、参考人人選ミスで、安保法制の国会審議が混迷しています。「日米防衛協力のための指針（ガイドライン）」の合意、安倍首相の訪米・上下両院合同会議での演説と日米同盟の絆強化を世界に示し、順調に推移してきた、中国の覇権拡大に対する抑止力強化が、仕上げの安保法制でとん挫しています。
最大野党の民主党・岡田代表は、集団的自衛権はいらないと言い、民主党は廃案にすることしか考えず、対案も用意出来ない低次元振り。
国会では、法制のあら捜しや、失言誘導に専念する野党と、目前の質問を凌ぐだけの政府との不毛な質疑応答で、変化している国際情勢に、日本の安全保障をどう対処すべきかの正面からの議論はなく、中国に日本の安保体制の弱点を曝すだけの国会審議。中国にすれば、テレビの生中継で日本の弱点や限界を教えてくれている（それを引き出させる様、手なずけた党や議員をけしかけている？）ので、高笑いが止まらないことでしょう。
急速に高まる習近平の「中国の夢」実現に向けた覇権拡大。各国が連携した抑止力確立が急務で、日本も各国との連携体制整備の早急な実現が求められています。
船田氏が自らミスと認める手抜き丸投げ人選が招いた混乱を収拾しようと動いたのが、安倍、菅。橋下、松井の4者会談。
市長任期全う後は政界引退を宣言した橋下氏ですが、その言動が、安保法制混乱の行方に影響を及ぼす情勢となってきたようですね。 . . . 本文を読む
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