標記大会が、郡山西部体育館で開催されました。
県内7地区の予選で勝ち上がった47チームによる大会になります。
国見町の稽古では、火曜日、金曜日は国見町剣道スポーツ少年団として柏葉体育館で行い、月・水を中心としたそれ以外の稽古を佑武館として行っています。もちろん、会費も別会計で分けられていますが、ほとんどの小学生は両方に登録をして稽古をしています。
今回は、スポーツ少年団の大会ということで国見町剣道スポーツ少年団として出場しました。選手構成は、先鋒は4年生、次鋒女子高学年、中堅男子高学年、副将女子高学年、大将男子高学年となっており、高学年がいない場合は4年生以上が出場可能となっていました。国見チームは次鋒・副将の女子が4年生となっており、ここをどのようにカバーしていくかが課題でした。
「決勝まで5~6試合。今年のチーム力でいえば、2試合連続して負ける相手はいないと思う。チームワークを大切にして、どれだけミスなく集中していけるかで優勝を狙える」といった話をして道場を出発しました。
国見スポ少選手
先鋒 後藤絢(4年)次鋒朝内希美(4年)中堅石田聖虎(6年)副将和泉亜依(4年)大将志村尚哉(6年)
予選リーグ
国見4(8)-1(1)高平
亜依が一本負けしたが、負けん気強く振っていく姿勢があり、これならば頑張れるのではと感じました。
国見3(5)-2(4)四倉
いわき地区優勝の四倉が最初の山場に感じていましたが、何とか前三人で勝負を決めました。
決勝トーナメント
国見3(5)-2(4)若松北
2(4)-2(4)の五分の大将戦となりましたが、大将戦で勝利することができました。
引き分けの場合、抽選により対戦を決めるという方式であったため、焦りました。
国見2(4)-1(2)小野町
好調だった絢が、はじめて引き分け。希美が1本負けだが聖虎が2本勝ち。亜依が大活躍の1本先取、間際で返されましたが価値のある引き分け。尚哉が引き分けで勝ちの大将戦で一本勝ち。苦しい試合でしたが、何とか辛勝しました。
準決勝
国見3(6)-1(1)中山道場
道場連盟の全国予選では、6年生メンバーで勝負を挑み引き分けで負けの大将戦をなんとかひっくり返して辛勝した相手。特に鍔競り合からのやり取りがうまい選手が多かったため、特に注意をして臨みました。前3人で勝負を決めることができました。
決勝
国見3(6)-2(6)鎌田
県北地区予選では3-1で勝利しましたが、もともと自力もあり更に力をつけているように見えました。選手を集め、これまでの厳しい稽古や九州や西日本の強豪チームとの対戦を振り返り、自信をもって対戦するように送り出しました。
絢がいい籠手を打ちましたが、打ち終りの面に旗が上がり、今日初めて一本取られる。そこから、ここのところ師範と特訓していた面を2本決めて逆転勝利。
希美は、粘り強くを指示して、惜しい面返し胴もあったが、最後は逆に面返し胴を狙おうとしたところを読まれて打ち込まれました。
「今日は負ける気がしない。」と朝から話していた聖虎が2本勝ちして形勢逆転。本日全勝でした!
亜依は、相手に力があり、あっさりとやられれば流れも持っていかれることを心配しましたが、2本負けとはいえ粘り強く試合をしてくれました。
引き分けで負けの大将戦。尚哉は行くしかありません。が、中盤面を先取されてしまう。残り時間が気になるところでしたが、何とか面を返す。その後、つばぜり合いから引き面で逆転勝利。本人に狙った意識はなかったといいますが、何度も稽古をしていた場面だったので、無意識のうちに技が出たのではないかと思います。
楽な試合は1試合もありませんでしたが、チームワークで優勝することができました。
国見町剣道スポーツ少年団創設以来初の入賞が、今回の優勝となりました。
本当におめでとうございます。
上位大会に向けて頑張りましょう。
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