【整形前夜】穂村弘 講談社
たまにFRAUのコラムで拝見していたけど、
久しぶりのほむほむの一冊。
相変わらずというか、子供のころから続くよ続く
自意識による苦悩あれやこれやの話が
あー面白かった。
理想の自分と現実の自分との差に苦しむのは
きっと誰だってそうだろう。
それをどこかで客観視できる事が
理想の自分に少しずつでも近づいく条件だと思う。
繕う為の過剰な自信は、真実を見る目を失わせる。
共感と驚異の話が、とても興味深かった。
少し前、絵や写真に言葉が添えられたものが流行った時、
本屋のプレゼントブックの類のコーナーを通る時
なんだか行きどまりの様な気持になった事がある。
ほむほむのエッセイ的な言葉には、
異性とは思えないほど共感してしまうけれど、
詩や短歌の言葉になると驚異に変わる。
ダメな感じを語っても
バッと自分の世界に戻ってしまう。
魅力的でそれは女性にもモテるだろう、穂村弘。
いやぁ。それにしても
さっきテレビで見た、【筆まんじゅう】の学生時代が
驚異だったなー。
驚異過ぎて、なんだかガーンだ。
* 私の分の夕ごはん。
【幸えsakiwae】さんのおにぎりときんぴらと卵焼き。
美味しくて、ああ幸せ。
おみそ汁もインスタント。
なんにもしたくない日。