兄が治療を拒否した為に、「退院命令」が
言い渡された頃に、姉の様子に異変がでました。
「以下は、姪…{姉の長女}…から聞いた話です」
5月9日に兄の気持ちを先生から聞き、強いショックを
受けたのでしょう
その場で、泣きながら先生に掴み掛らんばかりに
取り乱した姉が鬼の形相で暴言を吐いたと・・・・・。
なだめる看護師には、声を荒げて不満を言い
突き飛ばしそうな暴力行為に、姪は叫びながら
姉を押さえつけたそうです。
発狂してしまいました。
頭がおかしくなったのです。
姉を自宅に帰すことは到底無理です。
姪の家で預かることになったものの大変な事態に…。
「奇声をあげて騒ぎ立てる奇行が 夜中も昼間も続き」
対処出来ずに考えあぐね、精神病院に入院する事に
なりました。
最初は、「開放病棟の大部屋」に入ったのですが
大きい声で喋り続ける姉に同室の方の苦情が
凄まじくて病室を変わったのは、入院3日目でした。
変更の病室は、「閉鎖病棟の個室」です。
鉄格子のある「隔離室」でした。
その時の病名は (多弁症) と告げられました。
とりあえず、「母の面倒を診て貰えてよかった」と姪は
ほっとしたと話していました。
早く 兄の転院する病院を探さなければと焦っていました。
兄の希望する転院先は、自宅に近い病院です。
そこの病院は受け入れの拒否は無かったけれど、
苦渋の決断だったと思います。
頭を下げて「宜しく お願いします」と頼んだそうです。
(がんの終末期で治療をしない患者)を
心を尽くして診て下さいました。
兄が残りの日々を安らかに送れた事を
有り難く感謝しています。
現在の姉は、喋り続ける行為は治まり
顔の表情は優しくなってきました。
兄の告別式は「外泊許可」で参列し
その後は病院に戻り療養しています。
大変でしたね
こんな時は病気を抱えた方も看護する方も孤独にならないようにしたいですね
ななちゃんさんもストレスを溜めないようにしてくださいね
姉の急変は未だに信じられないけど、事実なんです。長い年月を頑張って看病をして来ただけに、終わりを告げられて「強烈なストレス」が自律神経を狂わせたものと思ってます。
目に力がなく、表情はうつろで、元気がなくて会話が成り立たないんです。
若い時から「理容店」をやっていてまさに「現役」ですが、お店の事も忘れているようです。
ストレス社会のご時世です。気持ちの切り替え術を覚えるのは「生活の知恵」ですね。