(死なないで よかった~!!)
病室で娘と対面した時の彼女の第一声です。
ウワァーと溢れる涙が頬を伝い 泣き顔で
両親を見回して すぐに安堵の表情に変わりました。
この事は まったく覚えていないと
今では話しています。
事故当日の事です、ショックで気持ちが高ぶり
興奮状態の中での動作は 記憶にとどまっていないでしょうね。
事故は12月17日の正午頃におきました。
その日は 冬晴れの暖かい日でした。
娘の車が走行中に住宅街から走ってきた車がぶつかり
娘の車は横倒しになりそのまますべりようやく止まりました。
宅地造成された戸建て住宅の片側1車線の道路は歩道があり
結構広い道ですが、信号機のない十字路です。
家並みと塀で{見通しの悪い交差点}は どこにでもあり
(一時停止)の標識がある場所でした。
娘の車の助手席側の後部ドアにぶつかったので V字に食い込んだ
痕跡から 衝突の激しさが判るほどです。
娘の車は フロントガラスは無傷でしたが、運転席ドアとサイドが数ヵ所
後の大きいガラスも跡形もなく砕けて無くなっています。
横倒しの車からは自力で出られず 消防隊員に助けて貰いました。
(すぐに出してあげるからね)・(どこが痛い?)等々声を掛けながら
硬い板の上に乗せられ 救急車に運ばれたとのことでした。
日曜日の昼時の事故は近所の人達が大勢駆けつけて 心配をして
見守って下さったと聞きました。
この事故は、≪目撃者がいらっしゃいました≫
娘のすぐ後を走行中の40代の女性です。
ご自分の車から降りてそばで声をかけ続けて下さいました。
集まった近所の方が通報をして下さりパトカーの到着を待つ間も
沢山の人の声が聞こえて (励まされた)と感謝をしています。
目撃証言は事故処理の上で揺るぎない証拠となるそうです。
そして 相手の方は50代後半の女性です。
幸いに 怪我はなく仕事復帰が出来たそうで 「良かった」と思います。
お互いの車は「レッカー移動」され 2台共に「廃車」です。
怪我は少しずつですが 良くなってきています。
春が来る頃には 職場に戻りたいと頑張っています。