小学校で、『卒業を祝う会』がおこなわれました。
在校生たちが、卒業する6年生に
感謝をこめて歌や出し物をするという
イベントです。
体育館での行事は、いつも2階のテラスに
保護者がギュウギュウになるのですが
今日は、6年生の保護者しか観覧できないので
ゆったりと見ることができました。
1年生と手をつなぎ、花道を入場してくる6年生。
舞台の上のひな壇に並びます。
4月には、入学してきた1年生をエスコートしてあげましたが、
今度は送られる立場です。
あらためて1年生を見ると、
「あんなにかわいかったんだ~」としみじみ…
そのあと、各学年から、嗜好を凝らした出し物
寸劇、歌、演奏などなど
素敵な贈り物が続きます。
いろんな場面で、こみ上げてくる瞬間があり、
口をへの字にしてぐっとこらえなくてはなりませんでした。
そして、チョコたち5年生が『YELL』
を歌いました。
やっぱり、この歌は反則です~~
この送る会のことを
「そんなのしなくていいのに。練習たいへんだしさー。
ペアの1年生なんか、手をつながないし、蹴ってくるし~~」
と、面倒がっていたムギでしたが
在校生たちから、感謝や賞賛の言葉を
言われるたびに、ニヤ~とまんざらでもなさそうでした。
そして、ムギをはじめ、6年生のだれもが
ちゃんと在校生の出し物を真剣に見入っていたのにも
感心しました。
やはり、自分達のために、みんながこんなにいろいろ
してくれている。というのがちゃんと分かって
何か思うところがあったんじゃないかな。
ほんとに、ほんとに、もう卒業なんだなぁ。
まだまだ実感のない私ですが
なんだか今日は、そう思い知らされました。
ムギたち6年生も、そんな気持ちで
見ていたのかもしれません。
そして、6年生からは、
「この小学校のいよいところ」
「自分の夢」
などを、ひとりずつみんなが発表しました
照明を落として、ひとりひとりがスポットライトに
照らされるという嗜好が凝らされていました。
心が温かくなる会でした。
その後、各教室で最後の保護者会。
そして、小さなケーキやお茶で茶話会
恒例の一言ずつ。も、もちろんありましたが
和気あいあいの和やかな会になりました。
いい学校、いいクラスメイト、そして
いい先生に恵まれたと思います
卒業までカウントダウンです。