夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

昨日ハードオフで買ってきた露出計は

2021-06-15 16:26:11 | Weblog
今まで使ってきた同じ SEKONIC L-248 から電池を抜いて昨日買った方に入れてテスト。
全く反応がありません。でも思い当たることがあります。分解しましょう。


計器版も分解する必要があります。


やっぱり。電池ケースから出ているマイナスの線が腐食して切れていました。


分解の際はこうして部品を蓋付きケースに入れておくのが安全です。


パーツケースにあれがもう1本あったかもと探したら最後の1本が出てきました。


とりあえず断線を直して


裏のバッテリーチェックボタンを押したらメーターが動きました。正規のレベルをオーバーしていますが電池の電圧が違うのでこうなるでしょう。


ハンダを取ってショットキーバリアダイオードを直列に入れました。


電池の電圧は


ダイオード経由だと確かに電圧が下っていますが、

前にやったときはこんなもんだったかなあ。

バッテリーチェックは

ずいぶん下っちゃいました。

バッテリーチェックの結果はともかく実際に外の風景に向けて


露出値を確認。

1/125なら F8 です。

次に比較のため Nikon FE で同じ風景の露出値を確認しました。

1/125 F8 ほぼ同じです。

これで使えるだろうと外に出て L-248 と Nikon FE で色々比べてみました。
結果は条件によって一絞り違う場合もあって、イマイチ納得がいきません。

買い物に出たついでに電池を買ってきました。
テストに使った電池は酸化銀電池 SR44 です。

SR44 は公称 1.55V 、 LR44 はアルカリ電池で公称 1.5V です。(正規の電池は水銀電池 H-D 1.3V)
ダイオードで落とすとしても 0.5V の差は無視できないんじゃないかと考えてのこと。

電池を入れ替えて電圧を確認しました。電池そのものは


ショットキーバリアダイオード経由だと

0.156V 下っていますがこのダイオード、ショットキーバリアダイオードじゃないのでしょうか。
0.2V 程度下るはずなんですが。

今までの L-248 は半固定抵抗もいじってなんとか使えるようにしましたがこれはどうしましょう。
半固定抵抗をいじる前に怪しいダイオードを取って直結してみようかな。
また計器版を外すのは面倒臭いなあ。


気力を出してやりました。


バッテリーチェックは目盛りをオーバー。


これで NikonFE と露出値を比べてみましたが全然だめ。こうなれば回路を調べて回路図を起して検討ですね。
貴重な時間を無駄にしかかも。当面今までの L-248 を使うことにします。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画のロケハンとハードオフ | トップ | 今度のSEKONIC L-248 なんと... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事