夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

「高画質」って、何だろう

2022-05-28 20:10:40 | Weblog
セリアで学童用絵の具とパレット、スケッチブックを買ってきました。

先程この絵の具を使ってみましたが、こりゃあ駄目みたいです。
不透明絵の具らしいのですがこれで練習するのは無理。近いうちに文具店でちゃんとしたのを買います。

いつものハードオフに寄ってレリーズも入手、¥110也。

FinePix に使うためです。

本題に移りますが、過去も現在も「高画質」という表現には違和感があります。
以下4枚は昨日 FinePix S2Pro で撮った写真ですが、画質に問題はありません。

4256pixel ですから隅々まで鮮明ですし色に関しても不満はありません。







これは Ikegami HL-79E / Sony BVU-150 で撮影、YouTube にアップした映像です。


こちらは同じ Ikegami ですが HL-79D / Sony BVU-150 。


大昔の放送用三管カメラと Umatic VCR の組み合わせ、SD フォーマットですから「画質」的には現代の HD とは比較になりません。
でも、HD では得られない味があると思うのは私の主観でしょうか。

次は昭和50年撮影の8ミリフィルムです。良くいえばやわらかい、悪くいえば甘い映像です。

正直なところ、同じ内容の映像を今 HD で撮影したらどうなんでしょう。
このテキヤのおじさんがスマホで捉えた映像だったら

再三提示している私の自主映画のワンカット、今は影も形も無い田舎の駅です。

8ミリフィルムじゃないとこの味は出ないと確信します。

このところ水彩画の勉強を始めてネットで様々な先生のサイトを見ていますがそこで思うことがあります。
絵画については全くの初心者ですが、水彩画について納得したことがあります。
水彩画の最も重要な考え方は「省略」なんですね。
木の葉を一枚一枚書き込むんじゃなく全体として木をイメージする表現方法。
更に重要なのが水彩画ではアウトラインという概念が無いということ。
私はアニメや漫画の輪郭線で構成した絵は生理的に受け付けないのでこの技法は大賛成です。
では映像はどうでしょう。
細かいことはいずれ書くとして、絵画も写真も映像も見終わって記憶として思い出したとき、「画質」はどんな意味を持つのかと思うのです。
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