夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

シネカメラ用木製三脚の手入れ

2024-07-12 14:52:37 | Weblog

午前中は次回作のコンテをあれこれして詰めました。

カットを足したり引いたり。差し引き増えました。

カメラ位置毎に整理。撮影を能率よく進めるためです。

これでほぼ決まったので梅雨明けを待って撮影実行です。

先日から近いうちにやろうと思っていた木製三脚の手入れに掛かりました。

これは UNIVERSAL Φ100 用。

ヘッドです。もちろんカムバランサー機能なんてありません。

メーカー不明の Φ75 用。

相方のヘッドです。

これも UNIVERSAL Φ75 用。亜麻仁油を塗るので自作の心棒は抜いてあります。

ヘッドは小型ですが頑丈な作りです。

木部の手入れはこれ。木工用は田舎では手に入らないし高価なので。

油なら何でもいい訳じゃなく乾性油じゃないといつまでもベタベタします。

手で亜麻仁油を塗りこんでいたらこれが脱落しました。

ここから落ちたんですね。

セリアにあるかなと思いましたが手元を探したら厚手のフェルトが出てきました。

同じサイズに切って貼り付け。他のも取替え、は面倒臭いのでやめ。

おっと、木製三脚はもう1セット。短くしてベビー三脚にした物です。

これも亜麻仁油を塗りこんでおきました。

何度も書きましたが古い映画撮影用の木製三脚って、雰囲気があって最高です。

私の場合、どれも手に入れてからニスを削り取り、柿渋を何度も重ね塗りして亜麻仁油で仕上げてあります。

歳月を経て渋い色になって味が出るんです。

コメント
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