夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

木製三脚は本気で整備しなきゃ

2019-12-28 16:34:51 | Weblog
根が凝り性なんですね。今回手に入れた木製三脚はそのまま使うにはボロなので本格的に整備することにしました。
ロックレバーのボールは違和感なく作りましたが脚を縛る革ベルトが切れて断片しか残っていません。手元にちょうど手ごろなナイロンベルトがあったので取り替えました。革より丈夫そうです。


石突き周辺も塗装が剥げて無残です。材質はアルミの鋳物で塗料の食いつきが悪いのに下地の処理がいい加減です。


ヘッドの取り付け部もこの通り。剥離剤で剥がして地肌を出してそれなりの塗装が必要です。


脚のロック部分はハンドルがアルミ、曲げ加工してある部品はスチールです。これも再塗装しないと。


ここの小さな木ネジは錆び錆びなので交換です。2.1x10のブロンズ加工又は黒化処理したやつが合いそうです。ここだけネジ穴がバカになっていたので木工用エポキシパテで埋めました。固まったら木ネジを入れます。


抜いた木ネジです。切れちゃったのもあります。皿ワッシャーは革ベルトを留めていた木ネジに入っていましたが同じサイズのがあったので交換しました。


この蝶ナットは5/16"でホームセンターにありますが耳が小さくて具合が悪いので適当なのが見つかるまで錆を落とすだけになりそうです。


ロックレバーに付いていたボールです。記念に保管しておきます。


木部は分解してニスを剥がして柿渋を塗り込んでから亜麻仁油で仕上げます、って昨日書きましたよね。整備が済めば見違えるようにきれいになるはずです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする