夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E 今日は冷静に調整

2019-12-05 16:05:44 | Weblog
雪が舞う中、朝からスズキセルボのタイヤ交換で軽い運動。不調だったガレージジャッキはオイル補充とエア抜きで使えるようになりました。レガシィは明日にします。
さて、本題を始めるとしましょう。
改めてPRE AMPです。ブランキング期間を0VDCに調整しろとあります。


PROC-1AのTP1,4,7をシンクロスコープで見ます。Gchから。


これがGchのPRE AMPです。矢印がOFF SETのVR6。


たぶんこれでいいんでしょう。ついでに昨日調整したCALの0.4Vp-pも確認しました。


次はRchです。「ブランキング期間」を理解しているわけじゃないけど勝手に決めつけちゃいます。

CALレベルはグレースケールチャートを撮像して決めるそうで、今はそのままです。

Bchです。ブランキング期間がちょっと沈んで見えますが古いシンクロスコープで輝線の位置がドリフトするためです。


グレースケールチャートをセットしてR,BのGAINを調整したいところですが、マニュアルに書いてないけど照明は3000K、CCフィルターは"A"(3000K)、NDフィルターは"1"(100%)の条件が必要です。夜にならないと出来ません。
余った時間を有効に使いましょう。
日々カメラ調整だけに没頭しているわけじゃないんです。昨日も合間にダイワの業務用三脚100TR2(ヘッドはH4000)がスプレッダーが無くて不便なのでセリアのチェーンを付けました。


これから別にひとつやりたいことがあるので午前中はここまで。

午後から再開。まだ思い込みがあるようです。グレースケールや白紙を撮像してRchとBchのPRE AMPのGAINを調整しようとしたのですが、CAL信号の意味がわからなくなりました。マニュアルの調整手順は端折って書いてあって肝心な過程が抜けています。

CAL OFFで被写体を撮像した状態ではPRE AMPのCAL VRを回しても映像は変化しません。③項の意味が理解できません。

思い込みを承知でCAL ONで波形モニター上でR,G,Bがピッタリ重なるようにPROC-1AのINでRch,BchのPRE AMPのCALを調整してみることにしました。なんのことはない、朝の状態に戻すだけですが。

きれいに重なりました。Gchは前に0.4Vに合わせてあるのでそのままです。

Rchの電圧は、約0.3V。


Bchは約0.4Vです。


多分今やった事は何も意味がありません。PRE AMP,PROC-1A,PROC-2が相互に関連しているのにここでRGBを重ねても馬鹿の考え休むに似たり。
でも少しづつ何処をいじれば何が変わるか、ほんのちょっとは掴めてきました。今日のように的外れの調整をしても元に戻せるのは進歩です。


一服しながら考えました。今までマニュアルの調整方法ばかり見ていましたが前段の動作説明も読み込んで原理を頭に入れておかないと暗闇を手探りで進む状態です。回路の動作原理が書いてあるのに無視していました。


「急がば回れ」に陥っていました。
コメント
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