はやと、ニューヨークをゆく   ~マンハッタン&ウエストチェスターで子育て~

こんにちは、僕はやと、6歳。
2008年9月マンハッタンで、2010年3月郊外のウエストチェスターで生活スタート!

Tanglewood音楽祭

2010年08月21日 | お家<郊外のウエストチェスターでの生活>
『芝生でピクニックをしながら、の巻』

タングルウッド音楽祭とは、毎年夏にマサチューセッツ州タングルウッドで開かれる世界的に有名な音楽祭。ボストン交響楽団を中心に、様々なジャンルの音楽を、自然に囲まれた素晴らしい環境の中で堪能する事ができる。
マンハッタンに住んでいたときから、何人かのお友達にタングルウッド音楽祭は良いよと聞いていた。ぼくは以前リンカーンセンターでニューヨークフィルのプレリハーサルを聞きに一度行ったことがあるし(マンハッタン「おでかけ」2月18日ブログ掲載)、ぜひ行きたくなった。

8月21日土曜日このプログラムは、午後2時からファミリーコンサートと夜8時半からボストン交響楽団によるコンサート。そして午前10時半から1時までは夜のためのプレリハーサルの公演予定。
ウエストチェスターから車で2時間半。高速道路よりほとんど下道で12時半に到着。
駐車場を降りたとたん、ものすごく迫力ある演奏が響いてきた。

プレリハーサルを30分だけ堪能出来た。
ホールの客席後方には広大な芝生が広がっており、その芝生の上で自然を感じながら音楽を聴く醍醐味はタングルウッドならでは。思っていたより室内の演奏者も見えたよ。



音楽にあわせてバレエを踊る女の子。
ランチボックスを広げたり、新聞を読んだり、絵を描いたりとみんな自由に音楽を楽しんでいます。



2時からのファミリーコンサートの別の会場へ敷地内を歩いて移動。
タングルウッドでのボストン交響楽団のコンサートは1937年から始まり、初期の頃は夏の練習場だったそうです。



ボストン交響楽団の音楽監督を29年間(1973年ー2002年)勤めた小澤征爾さん。
1994年にセイジ・オザワ・ホールは建てられました。



ファミリーコンサートの前に会場横のテントで子ども向けのイベントがありました。
楽器を1つ1つ丁寧に教えてもらい演奏させてもらったよ!







中にはお父さんお母さん、子どももお洒落して音楽を楽しみに来ていたよ。



ファミリーコンサートはオーケストラでなかったのでパパママは正直物足りなったみたいだけど、
ぼくたちは音楽聴きながらゴロンとしたり(パパは寝ていた)、飽きたら隣の広い芝生でボール遊びをして大満足。前の家族連れは大勢でわいわいピクニックしながらだったり、隣のおじいさんおばあさんは低いテーブルにテーブルクロスを敷き、花を飾ってチーズとワインを堪能していたよ。
来年はぜひボストン交響楽団をじっくり聞きに来たいなあ。





●タングルウッド音楽祭のHP

http://www.bso.org/bso/index.jsp?id=bcat5240070


1986年に「タングルウッドの奇跡」と呼ばれる演奏を行い、話題をさらった五嶋みどり(当時14歳)など、日本人にもゆかりの深い音楽祭です。詳しくは下記にて。

『タングルウッドでは様々な伝説となるような演奏も数多くあるようなのですが、我々日本人にとって有名なのはやはり五嶋みどりさんのタングルウッド・デビューでのハプニングでしょうか。ミドリさんがタングルウッドにデビューしたのは1986年、弱冠14歳のときです。彼女はまだ普通大人が使うバイオリンより一回り小さいものを使っていたといいます。指揮はバーンスタインで、曲は彼の真新しい作品だったそうです。ハプニングは演奏中に起きました。ミドリさんの使っていたバイオリンの弦が一本切れてしまったのです。すぐさまコンサートマスターのバイオリンを借りて演奏を続けるみどりさん、しかし悪いことは重なるものでそのバイオリンの弦も切れてしまいます。それでもめげず、もう一度新しいバイオリンを借りて演奏を続けるミドリさん。ついに一度も大きな中断を挟むことなく、しかも普段自分が使っているバイオリンより一回りも大きいものを駆使して演奏を成し遂げたのでした。演奏が終了するや否や、はらはらどきどき聴いていた聴衆からは割れんばかりの拍手がミドリさんに送られ、また指揮者のバーンスタインは何回も彼女を抱きしめたとのことです。この出来事は後に「タングルウッドの奇跡」と呼ばれアメリカの学校の教科書にも登場する話として広く知られています。』

YMCAサマーキャンプ終了

2010年08月20日 | お家<郊外のウエストチェスターでの生活>
『Break Your Heart!、の巻』

RyeのYMCAサマーキャンプに6月28日から7月9日までの2週間(7月6日のブログに掲載)と、
今回8月9日から20日までの2週間の2セッション参加した。
最後のセッションということもあり、最終日はPenny Carnivalと題し親も見に来れるイベントが。
参加したコース’Discovery Camp’は毎日このオズボーン小学校の校庭で沢山遊んだよ!



学校の講堂で’Talent show’がスタート。
ママはぼくに誰が来るの?と聞いてたけど、タレントさんではなく、
そう、’talent=才能のある僕たち’、ぼくたちのお披露目の場だったのです。
そしてポップダンスを「break your heart」の曲にあわせて披露。
ママにそれ何の歌?と聞かれたけれど、ぼくが知るはずがなく、ただ皆と口合わせてノリノリで踊って練習をしていた曲。お友達に聞いて初めてtaio cruzというアーティストで今年全米1位を獲得したものと知りました。5歳クラスでこの曲を選択するなんて、さすがアメリカン。

日本人のお友達が1人代表でサビ部分を熱唱したよ、かっこ良かったあ!



もう1つ上のクラスは、さすが演技力が入ってました。



いつもはお弁当だったけれど、最後のランチはケータリングが来て、
ホットドッグを食べたよ♪ そのあとは外で水遊びやゲームを。



最後にリーダーのお別れの挨拶。
といっても日本みたいに礼儀正しい挨拶ではなく、元気のいいリーダーのお姉さんが皆の前で大声でいつもの’ブーンチカブーン!ブーンチカブーン!ブンチカ、ブンチカ!’と叫んで大合唱、
そして’Thank you~!!!!’と足を地面に思いっきり蹴って終わった。
ちょっぴり胸がじんと来た。



9時から4時まで毎日炎天下の元、一緒に遊んでくれたお兄さん、お姉さんどうもありがとう!
おかげでこの夏、真っ黒になりました。そしてちょっぴりたくましく?なったかな。


ブロードウェイ・ミュージカルのTKTS(チケッツ)

2010年08月16日 | お家<郊外のウエストチェスターでの生活>
『メリー・ポピンズ、の巻』

毎日楽しいことばかりでは決してない。
8月入ってからぼくは4日間も熱が出た。続いて妹も。
その上、パパは出張や仕事で連日午前様帰り、あげくには徹夜で帰って来ずの日も。
ママもヘトヘト、ストレスいらいら。

そして15日の日曜日、ママは1人ふらりマンハッタンへリフレッシュしに。
いつもと違う風景のプラットホーム。臨時のはしご?で電車に乗り込む。



タイムズスクエア。これからクリスマスまで観光客が1番多い時期とか。
この日は朝から曇り。すっかり涼しく秋の気配。





今回の目的はTKTS。
有名なブロードウェイ・ミュージカルのディスカウント・チケット売り場。
並ぶ事を覚悟すれば当日のチケットを25~50%引きで買え、時々売れ残りやキャンセル分を開演1時間前に格安で売り出すこともあるらしい。
初めて足を運んだママ。日曜日はお昼3時からの公演がある。掲示板には3時からまだ観れる有名なミュージカルがずらりと載っていた。1時半、だめもとで並んでみると、10分も待たずに窓口へ。
’今日3時のメリー・ポピンズの席はありますか?’
’1人?前から8番目のとても良い席があるよ。’
’ではお願いします!’
’Enjoy! Have a nice day.'
とドキドキして買ったママだけど、ニッコリおじさんとのやり取りで心が弾む。



メリー・ポピンズのミュージカル、
ORCHESTRA席を半額の1枚73,5ドル(4ドルの手数料別)で手に入れました。
ちなみに、この前おじいちゃんおばあちゃんが来たとき同じミュージカルを観に、前日にオフィシャルサイトから購入したORCHESTRA席は1枚170ドルほどした。



42丁目のNEW AMSTERDAM THEATRE。



夏休みだからか、日曜日のお昼だからか、大勢のお客さんで満席。
たくさんの子どもたち。隣の10歳くらいの女の子は終始目を輝かせて観ていました。
右手前から8席目のシートより。



舞台は本当に素晴しく、胸が熱くなる感激の2時間半。
世界中から魅了されてここに皆が集まってくるのが分かります。
最後はママの目にも涙がぽろり。たくさんの元気をもらいました。
機会があればぼくもTKTSに並んで何か観てみたいなあ。



~TKTSについて~
*チケット代と1枚付き$4の手数料は現金かトラベラーズチェックで払うと聞き、現金で当日購入しましたが、この情報は確かではありません。

Hours:
For evening performances:
Monday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday: 3pm - 8pm
Tuesday: 2pm - 8pm
Sundays: 3pm until one-half hour before the latest curtain time being sold.

For matinee performances: Wednesdays and Saturdays: 10am - 2pm (Please note: no evening tickets are sold from 10am to 2 pm at Times Square) Sundays: 11am - 3pm


Pepsicoの公園とrye nature center2つの遊び場へ

2010年08月08日 | お家<郊外のウエストチェスターでの生活>
『Donald M.Kendall Sculpture Garden、の巻』

マンハッタンからすぐの郊外なのに、ここは本当に自然でいっぱいだ。
それだけ広い国土だからなのか。
どこのお家も芝生が美しく、道路脇も大きな樹木が連なり、まるで軽井沢か避暑地のよう。
このところ急に朝晩は肌寒いくらいで、日中も涼しくからっとして過ごしやすい。

そんな中、2箇所、お友達から教えてもらった公園へ出掛けてみた。
1つはRye Nature Center。
ライとハリソンの間、Boston Post Road沿いにふと石垣の小さな門がある。
そこを通り抜けるとそこはもう森の中。
駐車場の隣にあるMUSEUMという建物に事務所があり、地図をもらい、さあトレッキングだ!






ママと妹と3人でゆっくり歩いて15分ほどのコースを散策。
3人以外誰もいなかったけれど、何だか賑やかな声が聞こえていた。。




サマーキャンプの子どもたちの声だった。
自然について、森について、遊びながらみんなで学んでいたよ。
大きい子のクラスはテントの下でちょうど自然とリサイクルについて話を聞いていました。


ちなみにサマーキャンプはどういった内容かというと、
9:45-10:00 Drop-off and playgroud time
10:00-10:45 Art in Nature (Snack time)
11:00-11:45 Hike to Ecological Site of the Week
11:45-12:30 Science Lab (Lunch)
1:15-2:30 Hands on Animal Time
2:30-2:45 Dramatic Arts adn Clean-up

3歳半から13歳まで。6月12日から8月13日の1週間ごとに募集をしていました。
料金はプレキンダーで310ドル、8年生で445ドル(1週間)。



もう1つの公園はPepsico本社の敷地内にあるDonald M.Kendall Sculpture Garden。
ハリソンのPurchaseという所にある。
車で入園の際にゲートで青色の許可証をもらうだけ、入園無料(駐車場も)。
敷地内には45個の有名作家による彫刻などの芸術作品がある。
あちこちにある作品を見つけに芝生を走り回る!



公園の設計は見事で、綺麗に管理されている。
1番ママが感心していたのが自販機がないこと。もともとアメリカに来てそんな存在は空港やホテルの中ぐらいしか見たことがないけれど、ここはペプシの本社、さすがに1つぐらい公園のベンチ横にありそうなものの、全くない。もちろん企業の広告ポスター1つない。



ランチボックス持ってお友達とゆっくりまた遊びに来たいなあ。




最近ママが買ったもの

2010年08月07日 | お家<郊外のウエストチェスターでの生活>
『最近買ったものより、の巻』

少し前からぼくたちの間で流行っているものが、これ、シリーバンド(silly bandz)。
腕にたくさんつけて、友達同士交換する。男の子も両腕にまきつけたりなんかしているよ。



輪ゴムなんだけど、いろんな色、形があって面白い。
玩具屋やスーパーなどレジ横にまでよく並んでる。



とても使い易いPottery Barn Kidsの人気のリュック。
3サイズあり、名前も付けられる。
ぼくのはスモールサイズ、妹のはプレスクールサイズでお気に入り。



郊外の家では週末によく自分の家の庭やガレージでセールをやっている。
偶然通りかかったアメリカ人のお家のタグセール、ちょうど探していたキッチンセットを見つけたよ。
帰って綺麗に洗ってピカピカに。



このソファーもタグセールで買ったもの。
こちらは日本人駐在員のムービング・セールより。



マンハッタンの時によく利用していた、ネットで注文する食料品の宅配、Freshdirect。
郊外に引越してからも利用している。ここの野菜や果物、お肉はとっても新鮮。しかも2時間ごとで宅配指定ができ、時間によるけれど翌日配送もしてくれる。スイカ好きの我が家はこれまで2回頼んだけれど、どちらも甘い!
スイカ4,99ドル 、とうもろこし6本で1,98ドル。



夏といえばパパママはビール。
日本のビールは現地のスーパー、日系食材店で買えるうえに、日本に比べてとても安い。
お買い得品ならこの2箱(1箱12本入り)20ドルもしないで売っている。
酒税率が全然違うからみたいだけど、お酒好きの方にはたまらない。



お買い得といえば、やはり衣料品や寝具も安い。
ふらりと立ち寄ったメイシーズ百貨店(ウエストチェスター店)にて、
ラルフの枕本体1つ34ドルが6,99ドル。
買ったものの、ママと妹はそば枕愛好家。どこかに売ってないかな~。。