『芝生でピクニックをしながら、の巻』
タングルウッド音楽祭とは、毎年夏にマサチューセッツ州タングルウッドで開かれる世界的に有名な音楽祭。ボストン交響楽団を中心に、様々なジャンルの音楽を、自然に囲まれた素晴らしい環境の中で堪能する事ができる。
マンハッタンに住んでいたときから、何人かのお友達にタングルウッド音楽祭は良いよと聞いていた。ぼくは以前リンカーンセンターでニューヨークフィルのプレリハーサルを聞きに一度行ったことがあるし(マンハッタン「おでかけ」2月18日ブログ掲載)、ぜひ行きたくなった。
8月21日土曜日このプログラムは、午後2時からファミリーコンサートと夜8時半からボストン交響楽団によるコンサート。そして午前10時半から1時までは夜のためのプレリハーサルの公演予定。
ウエストチェスターから車で2時間半。高速道路よりほとんど下道で12時半に到着。
駐車場を降りたとたん、ものすごく迫力ある演奏が響いてきた。
プレリハーサルを30分だけ堪能出来た。
ホールの客席後方には広大な芝生が広がっており、その芝生の上で自然を感じながら音楽を聴く醍醐味はタングルウッドならでは。思っていたより室内の演奏者も見えたよ。
↓
音楽にあわせてバレエを踊る女の子。
ランチボックスを広げたり、新聞を読んだり、絵を描いたりとみんな自由に音楽を楽しんでいます。
↓
2時からのファミリーコンサートの別の会場へ敷地内を歩いて移動。
タングルウッドでのボストン交響楽団のコンサートは1937年から始まり、初期の頃は夏の練習場だったそうです。
↓
ボストン交響楽団の音楽監督を29年間(1973年ー2002年)勤めた小澤征爾さん。
1994年にセイジ・オザワ・ホールは建てられました。
↓
ファミリーコンサートの前に会場横のテントで子ども向けのイベントがありました。
楽器を1つ1つ丁寧に教えてもらい演奏させてもらったよ!
↓
中にはお父さんお母さん、子どももお洒落して音楽を楽しみに来ていたよ。
↓
ファミリーコンサートはオーケストラでなかったのでパパママは正直物足りなったみたいだけど、
ぼくたちは音楽聴きながらゴロンとしたり(パパは寝ていた)、飽きたら隣の広い芝生でボール遊びをして大満足。前の家族連れは大勢でわいわいピクニックしながらだったり、隣のおじいさんおばあさんは低いテーブルにテーブルクロスを敷き、花を飾ってチーズとワインを堪能していたよ。
来年はぜひボストン交響楽団をじっくり聞きに来たいなあ。
↓
●タングルウッド音楽祭のHP
↓
http://www.bso.org/bso/index.jsp?id=bcat5240070
1986年に「タングルウッドの奇跡」と呼ばれる演奏を行い、話題をさらった五嶋みどり(当時14歳)など、日本人にもゆかりの深い音楽祭です。詳しくは下記にて。
『タングルウッドでは様々な伝説となるような演奏も数多くあるようなのですが、我々日本人にとって有名なのはやはり五嶋みどりさんのタングルウッド・デビューでのハプニングでしょうか。ミドリさんがタングルウッドにデビューしたのは1986年、弱冠14歳のときです。彼女はまだ普通大人が使うバイオリンより一回り小さいものを使っていたといいます。指揮はバーンスタインで、曲は彼の真新しい作品だったそうです。ハプニングは演奏中に起きました。ミドリさんの使っていたバイオリンの弦が一本切れてしまったのです。すぐさまコンサートマスターのバイオリンを借りて演奏を続けるみどりさん、しかし悪いことは重なるものでそのバイオリンの弦も切れてしまいます。それでもめげず、もう一度新しいバイオリンを借りて演奏を続けるミドリさん。ついに一度も大きな中断を挟むことなく、しかも普段自分が使っているバイオリンより一回りも大きいものを駆使して演奏を成し遂げたのでした。演奏が終了するや否や、はらはらどきどき聴いていた聴衆からは割れんばかりの拍手がミドリさんに送られ、また指揮者のバーンスタインは何回も彼女を抱きしめたとのことです。この出来事は後に「タングルウッドの奇跡」と呼ばれアメリカの学校の教科書にも登場する話として広く知られています。』
タングルウッド音楽祭とは、毎年夏にマサチューセッツ州タングルウッドで開かれる世界的に有名な音楽祭。ボストン交響楽団を中心に、様々なジャンルの音楽を、自然に囲まれた素晴らしい環境の中で堪能する事ができる。
マンハッタンに住んでいたときから、何人かのお友達にタングルウッド音楽祭は良いよと聞いていた。ぼくは以前リンカーンセンターでニューヨークフィルのプレリハーサルを聞きに一度行ったことがあるし(マンハッタン「おでかけ」2月18日ブログ掲載)、ぜひ行きたくなった。
8月21日土曜日このプログラムは、午後2時からファミリーコンサートと夜8時半からボストン交響楽団によるコンサート。そして午前10時半から1時までは夜のためのプレリハーサルの公演予定。
ウエストチェスターから車で2時間半。高速道路よりほとんど下道で12時半に到着。
駐車場を降りたとたん、ものすごく迫力ある演奏が響いてきた。
プレリハーサルを30分だけ堪能出来た。
ホールの客席後方には広大な芝生が広がっており、その芝生の上で自然を感じながら音楽を聴く醍醐味はタングルウッドならでは。思っていたより室内の演奏者も見えたよ。
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音楽にあわせてバレエを踊る女の子。
ランチボックスを広げたり、新聞を読んだり、絵を描いたりとみんな自由に音楽を楽しんでいます。
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2時からのファミリーコンサートの別の会場へ敷地内を歩いて移動。
タングルウッドでのボストン交響楽団のコンサートは1937年から始まり、初期の頃は夏の練習場だったそうです。
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ボストン交響楽団の音楽監督を29年間(1973年ー2002年)勤めた小澤征爾さん。
1994年にセイジ・オザワ・ホールは建てられました。
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ファミリーコンサートの前に会場横のテントで子ども向けのイベントがありました。
楽器を1つ1つ丁寧に教えてもらい演奏させてもらったよ!
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中にはお父さんお母さん、子どももお洒落して音楽を楽しみに来ていたよ。
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ファミリーコンサートはオーケストラでなかったのでパパママは正直物足りなったみたいだけど、
ぼくたちは音楽聴きながらゴロンとしたり(パパは寝ていた)、飽きたら隣の広い芝生でボール遊びをして大満足。前の家族連れは大勢でわいわいピクニックしながらだったり、隣のおじいさんおばあさんは低いテーブルにテーブルクロスを敷き、花を飾ってチーズとワインを堪能していたよ。
来年はぜひボストン交響楽団をじっくり聞きに来たいなあ。
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●タングルウッド音楽祭のHP
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http://www.bso.org/bso/index.jsp?id=bcat5240070
1986年に「タングルウッドの奇跡」と呼ばれる演奏を行い、話題をさらった五嶋みどり(当時14歳)など、日本人にもゆかりの深い音楽祭です。詳しくは下記にて。
『タングルウッドでは様々な伝説となるような演奏も数多くあるようなのですが、我々日本人にとって有名なのはやはり五嶋みどりさんのタングルウッド・デビューでのハプニングでしょうか。ミドリさんがタングルウッドにデビューしたのは1986年、弱冠14歳のときです。彼女はまだ普通大人が使うバイオリンより一回り小さいものを使っていたといいます。指揮はバーンスタインで、曲は彼の真新しい作品だったそうです。ハプニングは演奏中に起きました。ミドリさんの使っていたバイオリンの弦が一本切れてしまったのです。すぐさまコンサートマスターのバイオリンを借りて演奏を続けるみどりさん、しかし悪いことは重なるものでそのバイオリンの弦も切れてしまいます。それでもめげず、もう一度新しいバイオリンを借りて演奏を続けるミドリさん。ついに一度も大きな中断を挟むことなく、しかも普段自分が使っているバイオリンより一回りも大きいものを駆使して演奏を成し遂げたのでした。演奏が終了するや否や、はらはらどきどき聴いていた聴衆からは割れんばかりの拍手がミドリさんに送られ、また指揮者のバーンスタインは何回も彼女を抱きしめたとのことです。この出来事は後に「タングルウッドの奇跡」と呼ばれアメリカの学校の教科書にも登場する話として広く知られています。』